公開日 2020/11/06 18:26
7F川又ルームの超ハイエンドシステムも
「Dyna Selection 2020」へ行ってみた! 4FのH.A.L.ではCHORD「DAVE」やアナログの比較試聴も
季刊analog編集部
東京・秋葉原のダイナミックオーディオでは、10月31日(土)より、新製品の展示と実演に力を入れたマンスリー企画「Dyna Selection 2020」が開催されている。
期間は11月29日(日)までの1カ月間。コロナ禍でかなわなかった各種オーディオショウの代わりに、オーディオメーカーの新製品、あるいは既発表の各社推薦モデルの展示・実演の場を設けようという試みである。
初日の10月31日(土)、「Dyna Selection 2020」をスタートしたばかりのダイナミックオーディオ5555を訪ねてみた。
まずは、7階 Hi-End Audio Laboratory、通称川又ルームへ。予約はしていなかったが、たまたま試聴ができる状況で、新製品であるエソテリックGrandioso C1Xなどを組み入れたシステムを聴かせていただいた。
川又ルームでは、「世界中でここでしか聴けない」超ハイエンドオーディオシステムを聴くことができる。
この日は、HIRO Acoustic MODEL-CCCS(ペア22,480,000円)とY' Acoustic System Ta.Qu.To-Zero(ペア29,800,000円)という、共に金属筐体を用いたスピーカーシステムの“頂点”の聴き比べ。
HIRO Acousticの方は、ミッドレンジがセラミック製で、トゥイーターがソフトドーム。Y' Acoustic System の方は、ミッドレンジがソフトドームで、トゥイーターがダイヤモンド。その組み合わせを見事に調和させている。どちらも凄まじいほどの情報量とリアリティがあり、柔らかい空気感、そしてそれぞれの低域表現に魅力がある。HIROの方の低域は下までしっかり出ているのに明るく弾みがあり、Y' Acoustic System の方の低域は、がっしりと重厚感があった。
4階のH.A.L.3へ移動すると、WEEKLY SELECTIONイベントを開催していた。定員制の少人数イベントで、この日のテーマは「英国CHORDのデジタルを味わい尽くす」。Qutest、Hugo TT 2ほか、据え置き型DAコンバーターの全ラインアップを試聴を行うというものだ。
DAコンバーターDAVEは、1台1,500,000円という価格ながら、異例のヒット製品となっている。その「2台使い」のデモンストレーションが行われてきた。再生はroonを用いたストリーミング。DAVEの2台使いは小さい筐体ながら、音が濃密さで説得力の高い再生音であった。
なお、タイムロードと4階の島氏は、今回新たな試みとして、CHORD DACの歴史20年を振り返ったYoutube動画でも告知を行っている。
同じ4階の一角には、充実したアナログコーナーも。同じプレーヤーで異なるトーンアームを比較したり、アームも揃えた上で、カートリッジの比較試聴が行える環境となっている。
ふらりと寄ってみたDyna Selection 2020であるが、多岐にわたる品揃えの良さで手応えはたっぷり。「今年の話題の製品を生で聴きたい!」というオーディオファンは、ぜひ足を運んでいただきたい。
●「Dyna Selection2020」ご予約・お問い合わせ
ダイナミックオーディオ 5555
東京都千代田区外神田3-1-18
TEL : 03-3253-5555
ダイナミックオーディオ トレードセンター
東京都 千代田区 外神田 1-7-2
TEL : 03-3253-1311
期間は11月29日(日)までの1カ月間。コロナ禍でかなわなかった各種オーディオショウの代わりに、オーディオメーカーの新製品、あるいは既発表の各社推薦モデルの展示・実演の場を設けようという試みである。
初日の10月31日(土)、「Dyna Selection 2020」をスタートしたばかりのダイナミックオーディオ5555を訪ねてみた。
まずは、7階 Hi-End Audio Laboratory、通称川又ルームへ。予約はしていなかったが、たまたま試聴ができる状況で、新製品であるエソテリックGrandioso C1Xなどを組み入れたシステムを聴かせていただいた。
川又ルームでは、「世界中でここでしか聴けない」超ハイエンドオーディオシステムを聴くことができる。
この日は、HIRO Acoustic MODEL-CCCS(ペア22,480,000円)とY' Acoustic System Ta.Qu.To-Zero(ペア29,800,000円)という、共に金属筐体を用いたスピーカーシステムの“頂点”の聴き比べ。
HIRO Acousticの方は、ミッドレンジがセラミック製で、トゥイーターがソフトドーム。Y' Acoustic System の方は、ミッドレンジがソフトドームで、トゥイーターがダイヤモンド。その組み合わせを見事に調和させている。どちらも凄まじいほどの情報量とリアリティがあり、柔らかい空気感、そしてそれぞれの低域表現に魅力がある。HIROの方の低域は下までしっかり出ているのに明るく弾みがあり、Y' Acoustic System の方の低域は、がっしりと重厚感があった。
4階のH.A.L.3へ移動すると、WEEKLY SELECTIONイベントを開催していた。定員制の少人数イベントで、この日のテーマは「英国CHORDのデジタルを味わい尽くす」。Qutest、Hugo TT 2ほか、据え置き型DAコンバーターの全ラインアップを試聴を行うというものだ。
DAコンバーターDAVEは、1台1,500,000円という価格ながら、異例のヒット製品となっている。その「2台使い」のデモンストレーションが行われてきた。再生はroonを用いたストリーミング。DAVEの2台使いは小さい筐体ながら、音が濃密さで説得力の高い再生音であった。
なお、タイムロードと4階の島氏は、今回新たな試みとして、CHORD DACの歴史20年を振り返ったYoutube動画でも告知を行っている。
同じ4階の一角には、充実したアナログコーナーも。同じプレーヤーで異なるトーンアームを比較したり、アームも揃えた上で、カートリッジの比較試聴が行える環境となっている。
ふらりと寄ってみたDyna Selection 2020であるが、多岐にわたる品揃えの良さで手応えはたっぷり。「今年の話題の製品を生で聴きたい!」というオーディオファンは、ぜひ足を運んでいただきたい。
●「Dyna Selection2020」ご予約・お問い合わせ
ダイナミックオーディオ 5555
東京都千代田区外神田3-1-18
TEL : 03-3253-5555
ダイナミックオーディオ トレードセンター
東京都 千代田区 外神田 1-7-2
TEL : 03-3253-1311
- トピック
- オーディオイベント