公開日 2020/12/11 13:29
約1年ぶりの大型イベント
マックスオーディオ主催のオーディオ&ヴィジュアルフェア開幕。今秋話題の新製品も多数登場
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
マックスオーディオが主催する第34回オーディオ&ヴィジュアル展示即売会が、12月11日、北九州市小倉のアジア太平洋インポートマートAIMビルにて開幕した。12月13日(日)までの3日間の開催となる。
マックスオーディオ主催のイベントは、例年春に開催される福岡イベント、夏に長崎で開催されるイベントがいずれも新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となり、約1年ぶりの大型展示即売会となる。感染者数が改めて増大しつつある中ではあるが、お客様の「オーディオに対する渇望」の高まりを感じていることを受け、万全の対策を施した上での開催となった。
入り口はこれまでの自由に出入りできる扉ではなく、受付で必ず検温と手指の消毒を行い、OKが出た参加者には首から名札をぶら下げてもらうことで、追跡を徹底。ブースの配置を再検討したほか、試聴できる椅子の数も各部屋20程度とし、絶えず換気を行うことで、密の状況を回避。デモンストレーション担当者もマスクやフェイスシールドを着用し、あまり大きな声を出さないといった配慮もなされていた。
2020年は、実際に音を聴くイベントのような形式はほとんど壊滅的な状況となってしまったものの、“巣篭もり需要”を受けて市況は堅調に推移しており、このイベントでも「我慢した分存分に楽しみたい」という意欲の高いお客様が大勢訪れていた。
会場はA〜Fまでの6つのルームで構成され、A〜Dまでの4つはハイエンドオーディオ中心の部屋となり、30分ごとに区切ってのメーカーのデモンストレーションが来なわれる。またRoom Eはホームシアターの実演も行われ、Room Fは小ブースに加え、イベント限定特価製品の販売、高音質ソフトの販売も行われている。
今年は大型イベントがあまり開催されなかったことから、今秋の新製品も多数お披露目された。
ナスペックからは、新たに取り扱いを開始した仏AUDIONECの「EVO2」や、Playback Designsの超弩級パワーアンプ「SPA-8」などが登場。「EVO2」は2本のポールが擦り合うような動きをしながら音を再生するスピーカーだが、見た目の印象とは異なる優しく繊細で、女性ヴォーカルの旨味を引き出してくるようなサウンドに驚かされる。
また、新型トーンアームを搭載したLINNの「MAJIK LP12」も登場。KRANEと名付けられたクリアオーディオ製のトーンアームとなり、旧モデルとの比較なども楽しめる。スピーカーも新モデル「MAJIK 140 SE」のほか、DAVONE、Piegaなども登場する。
スフォルツァートからは、ゼロリンク搭載の新型トランスポート「DST-Lepus」と新DAコンバーター「DSC-Grus」「DSC-Vela」などをお披露目。DVI端子を用いたゼロリンク伝送はスフォルツァートの創業時からのテーマだったということで、USB伝送に対する優位性などをアピール。
ノアからはSONUS FABERのLUMINAシリーズも登場。ブックシェルフ型の「Lumina I」は10万円以下という価格の魅力もあり、すでにお客様からの大きな引き合いが来ているという。この価格で熟練した職人によるメイド・イン・イタリアという仕様は、参加者からも高い注目を集めていた。
なお、12日(土)の12時からと14時から、13日の11時半からと14時半から、オーディオ評論家の小原由夫氏による講演会の行われる。各部屋定員20名までとなっているため、ぜひ参加したいという方は、お早めの来場を。
マックスオーディオ主催のイベントは、例年春に開催される福岡イベント、夏に長崎で開催されるイベントがいずれも新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となり、約1年ぶりの大型展示即売会となる。感染者数が改めて増大しつつある中ではあるが、お客様の「オーディオに対する渇望」の高まりを感じていることを受け、万全の対策を施した上での開催となった。
入り口はこれまでの自由に出入りできる扉ではなく、受付で必ず検温と手指の消毒を行い、OKが出た参加者には首から名札をぶら下げてもらうことで、追跡を徹底。ブースの配置を再検討したほか、試聴できる椅子の数も各部屋20程度とし、絶えず換気を行うことで、密の状況を回避。デモンストレーション担当者もマスクやフェイスシールドを着用し、あまり大きな声を出さないといった配慮もなされていた。
2020年は、実際に音を聴くイベントのような形式はほとんど壊滅的な状況となってしまったものの、“巣篭もり需要”を受けて市況は堅調に推移しており、このイベントでも「我慢した分存分に楽しみたい」という意欲の高いお客様が大勢訪れていた。
会場はA〜Fまでの6つのルームで構成され、A〜Dまでの4つはハイエンドオーディオ中心の部屋となり、30分ごとに区切ってのメーカーのデモンストレーションが来なわれる。またRoom Eはホームシアターの実演も行われ、Room Fは小ブースに加え、イベント限定特価製品の販売、高音質ソフトの販売も行われている。
今年は大型イベントがあまり開催されなかったことから、今秋の新製品も多数お披露目された。
ナスペックからは、新たに取り扱いを開始した仏AUDIONECの「EVO2」や、Playback Designsの超弩級パワーアンプ「SPA-8」などが登場。「EVO2」は2本のポールが擦り合うような動きをしながら音を再生するスピーカーだが、見た目の印象とは異なる優しく繊細で、女性ヴォーカルの旨味を引き出してくるようなサウンドに驚かされる。
また、新型トーンアームを搭載したLINNの「MAJIK LP12」も登場。KRANEと名付けられたクリアオーディオ製のトーンアームとなり、旧モデルとの比較なども楽しめる。スピーカーも新モデル「MAJIK 140 SE」のほか、DAVONE、Piegaなども登場する。
スフォルツァートからは、ゼロリンク搭載の新型トランスポート「DST-Lepus」と新DAコンバーター「DSC-Grus」「DSC-Vela」などをお披露目。DVI端子を用いたゼロリンク伝送はスフォルツァートの創業時からのテーマだったということで、USB伝送に対する優位性などをアピール。
ノアからはSONUS FABERのLUMINAシリーズも登場。ブックシェルフ型の「Lumina I」は10万円以下という価格の魅力もあり、すでにお客様からの大きな引き合いが来ているという。この価格で熟練した職人によるメイド・イン・イタリアという仕様は、参加者からも高い注目を集めていた。
なお、12日(土)の12時からと14時から、13日の11時半からと14時半から、オーディオ評論家の小原由夫氏による講演会の行われる。各部屋定員20名までとなっているため、ぜひ参加したいという方は、お早めの来場を。