公開日 2021/07/09 09:51
内装は美術館をイメージ
ディスクユニオン、新宿に4店舗をリニューアル。音楽ファンの“かゆいところに手が届く”店内を見てきた
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
新宿のディスクユニオン4店舗がリニューアル、「クラシック館」「新宿中古センター」「収納ストア」「ベストアルバムストア」として本日7月9日(金)の12時よりオープンする。そのメディア向け内覧会が開催されたので、レポートしよう。
新たに誕生する4店舗は、新宿通りの紀伊國屋書店の隣、「T&T IIIビル」の3階に位置する。もともと中古センターがあった建物の改装に伴い一時移転していたが、新ビルのオープンに合わせて“もとの場所に戻ってきた”形となる。エレベーターを降りると赤く光る「diskunion」のロゴとともに壁一面にジャケットがプリントされ、いやがおうにもテンションが高まる。
4つの店舗はひとつのフロア内で自由に行き来できるようになっている。クラシック館はオールジャンルのクラシック作品を取り扱っており、CDは約5万枚、レコードは約1万5000枚を常時展開する。関連書籍やBlu-ray等の映像ソフトはもちろん、「高音質盤」と銘打たれたコーナーでは、Channel ClassicsやEXTONなど国内外の高音質レーベルの作品が充実している。
クラシック館担当の加藤良一さんによると、「内装も美術館をイメージして、壁のレコードジャケットはもちろん、床の色などもセレクトしました」とお客さんが集中してレコードを探せる環境づくりにこだわったことをアピール。中古が中心となるため試聴エリアも充実しており、テクニクスのアナログプレーヤーでいつでも試聴することができる。
「ベストアルバムストア」は文字通り「ベストアルバム」だけを集めた珍しいコンセプトの店舗で、J-POPから歌謡曲、洋楽、レコードまで1万2,000枚を揃える。ベストアルバムストアを担当する荒井 培さんも、店舗の準備を進める中で「お店として成立するほどベストアルバムが発売されているとは!」と驚いたと言う。ベストアルバム以外にも「シングルコレクション」や、海外アーティストの日本企画盤なども用意しており、「このアーティストもベスト盤を出していたのか!」という新しい発見もありそうだ。
「中古センター」は約5万枚の在庫を常時ストック。新宿にはよりジャンルに特化したショップ(昭和歌謡館、ヘヴィメタル館など)もあるが、それらの入口となる店舗を目指しているとしており、ジャズからソウル、ロック・ポップスまでオールジャンルの買取、販売を行っている。また「音盤同盟」というフリーマガジンも新たに創刊、中古買取の楽しさを多くの人に知ってもらうための企画を考えているという。
「収納ストア」では、つい散らかりがちなレコードを上手に収納するためのラック/ボックスや、飾って見せるためのラックなどを多彩に展開。透明ラック「レコスケ アクリルEPコンテナ」は新発売となるオリジナル商品で、アクリル板のため中のレコードが見やすいことに加え、横に入れればEP盤用に、縦に入れれば通常サイズのレコードも収納できる便利グッズ。
さらに、レコード保存用の内袋もサイズごとに用意するほか、ディスプレイ用のレコードフレームなど、音楽ファンの“かゆいところに手が届く”オリジナルアイテムを多数展開する。
“巣ごもり”需要の後押しを受けてディスクユニオンのオンライン販売は順調ということだが、やはりショップを歩き回りながらお気に入りのCDやレコードを探す楽しみはまた格別なもの。なお新型コロナウイルス対策として、マスクの着用やアルコール消毒など国のガイドラインを遵守した中での営業開始となる。
■店舗概要
ディスクユニオン
「クラシック館」「新宿中古センター」「収納ストア」「ベストアルバムストア」
住所:〒160-0022
東京都新宿区新宿3-17-5 T&T IIIビル 3F
営業時間:12:00〜20:00
新たに誕生する4店舗は、新宿通りの紀伊國屋書店の隣、「T&T IIIビル」の3階に位置する。もともと中古センターがあった建物の改装に伴い一時移転していたが、新ビルのオープンに合わせて“もとの場所に戻ってきた”形となる。エレベーターを降りると赤く光る「diskunion」のロゴとともに壁一面にジャケットがプリントされ、いやがおうにもテンションが高まる。
4つの店舗はひとつのフロア内で自由に行き来できるようになっている。クラシック館はオールジャンルのクラシック作品を取り扱っており、CDは約5万枚、レコードは約1万5000枚を常時展開する。関連書籍やBlu-ray等の映像ソフトはもちろん、「高音質盤」と銘打たれたコーナーでは、Channel ClassicsやEXTONなど国内外の高音質レーベルの作品が充実している。
クラシック館担当の加藤良一さんによると、「内装も美術館をイメージして、壁のレコードジャケットはもちろん、床の色などもセレクトしました」とお客さんが集中してレコードを探せる環境づくりにこだわったことをアピール。中古が中心となるため試聴エリアも充実しており、テクニクスのアナログプレーヤーでいつでも試聴することができる。
「ベストアルバムストア」は文字通り「ベストアルバム」だけを集めた珍しいコンセプトの店舗で、J-POPから歌謡曲、洋楽、レコードまで1万2,000枚を揃える。ベストアルバムストアを担当する荒井 培さんも、店舗の準備を進める中で「お店として成立するほどベストアルバムが発売されているとは!」と驚いたと言う。ベストアルバム以外にも「シングルコレクション」や、海外アーティストの日本企画盤なども用意しており、「このアーティストもベスト盤を出していたのか!」という新しい発見もありそうだ。
「中古センター」は約5万枚の在庫を常時ストック。新宿にはよりジャンルに特化したショップ(昭和歌謡館、ヘヴィメタル館など)もあるが、それらの入口となる店舗を目指しているとしており、ジャズからソウル、ロック・ポップスまでオールジャンルの買取、販売を行っている。また「音盤同盟」というフリーマガジンも新たに創刊、中古買取の楽しさを多くの人に知ってもらうための企画を考えているという。
「収納ストア」では、つい散らかりがちなレコードを上手に収納するためのラック/ボックスや、飾って見せるためのラックなどを多彩に展開。透明ラック「レコスケ アクリルEPコンテナ」は新発売となるオリジナル商品で、アクリル板のため中のレコードが見やすいことに加え、横に入れればEP盤用に、縦に入れれば通常サイズのレコードも収納できる便利グッズ。
さらに、レコード保存用の内袋もサイズごとに用意するほか、ディスプレイ用のレコードフレームなど、音楽ファンの“かゆいところに手が届く”オリジナルアイテムを多数展開する。
“巣ごもり”需要の後押しを受けてディスクユニオンのオンライン販売は順調ということだが、やはりショップを歩き回りながらお気に入りのCDやレコードを探す楽しみはまた格別なもの。なお新型コロナウイルス対策として、マスクの着用やアルコール消毒など国のガイドラインを遵守した中での営業開始となる。
■店舗概要
ディスクユニオン
「クラシック館」「新宿中古センター」「収納ストア」「ベストアルバムストア」
住所:〒160-0022
東京都新宿区新宿3-17-5 T&T IIIビル 3F
営業時間:12:00〜20:00
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