トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2021/09/02 08:12
「新たな音楽制作のロードマップが必要に」

B&W、「800 D4シリーズ」デビュー記念オンラインイベント。アビーロード・スタジオから

ファイルウェブ編集部・筑井真奈
イギリスのスピーカーブランドBowers&Wilkins(B&W)は、新しいフラグシップスピーカー「800 D4シリーズ」のグローバルローンチを記念して、日本時間9月1日深夜0:45から30分程度、アビーロード・スタジオからFacebookを使ったオンラインライブイベントを開催した。

アビーロード・スタジオのコントロールルーム2から生放送

イベントには、B&Wのプロダクト・マーケティングディレクターのアンディ・カー氏と、スタジオのゼネラル・マネージャーのジェレミー・ハッフルマン氏が登場。アビーロード・スタジオとB&Wとの深い繋がりと、新しいD4シリーズの魅力について語った。なお動画は、FacebookのBowers&Wilkinsページにてアーカイブ視聴が可能。

B&Wのプロダクト・マーケティングディレクター、アンディ・カー氏

アビーロード・スタジオのゼネラル・マネージャー、ジェレミー・ハッフルマン氏

アビーロード・スタジオは1931年に創立、今年で90周年を迎える歴史あるイギリスのレコーディングスタジオで、ジェレミー氏は10年ほど前からスタジオで働いているという。

ジェレミー・ハッフルマン氏は、以前からB&Wの800シリーズをレファレンスモニターとして使ってきたとのこと。その特徴について「音楽のディテールを非常によく把握することができ、解像度が高く、サウンドステージをよく描き出してくれる」とコメント。特にオーケストラではミュージシャンの息遣いまでも正確に伝え、まさにステージが「目に見えるかのように聴こえてくる」と、スタジオモニターとして長く評価されてきた理由を語る。

新しいD4シリーズについては、繰り返し「familiarization」な時間を過ごした、と表現していた。日本語にすると“より親しませる”というような意味だが、それぞれの音の特徴をよく掴むことができるようになった、と言葉を重ねた。

D4シリーズでは楽器の音がよりリアルに聴こえ、ギターやピアノや声のトラックを、そのまま自然に解釈できることを評価。「これは大きな変化で、これからの音作りには新しいロードマップが必要となるでしょう」と、B&Wのスピーカーの進化によって、今後の音楽制作にも変化が生まれる可能性を示唆した。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 容疑者、トム・クルーズ。身の潔白を証明すべく奔走する男の近未来SFアクション大作
2 ゼンハイザー「HD620S」音質徹底レビュー!人気シリーズに登場した貴重な密閉型機の実力は?
3 「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」7/4から4日間の放送・配信予定
4 ハイセンス、100V型4K液晶テレビ「100U7N」。日本の住環境に考慮した壁寄せスタンドに対応
5 AVIOT、新開発ドライバー搭載/ANC性能が向上した完全ワイヤレス「TE-V1R」
6 Polk Audio、“Signature Eliteシリーズ” のサブウーファー「ES8」「ES10」
7 ここまでこだわるの!? “最強コスパ”入門スピーカー「Monitor XT」の秘密が凄い
8 ビックカメラ、ソニー4Kブラビア「X75WLシリーズ」最大5.5万円引き。ウェブで7/17まで
9 宮崎駿の要求に応えたHDR・音響表現。『君たちはどう生きるか』4K UHDに込められた想いとは
10 ネットワークオーディオの最後のピース!? “オーディオグレード”ルーターの可能性
7/5 10:50 更新

WEB