公開日 2021/12/08 14:48
真空管/ソリッドステート両出力を搭載
McIntosh、2シャーシ構成のプリアンプ「C12000」。オーディオ/電源・コントロール部を完全分離
編集部:松永達矢
エレクトリは、同社取り扱いブランドのMcIntoshより、2シャーシ構成のプリアンプ「C12000」を発売した。価格は2,530,000円(税込)。
2015年に発売された「C1100」のコンセプトを引き継いだという2シャーシ構成のプリアンプ。電源・コントロール部「C12000C」とプリアンプ部「C12000ST」に内部構造を分割することで、音楽信号を扱うオーディオ回路から電源回路、マイクロプロセッサー、コントロール回路を完全に分離。音楽信号に悪影響を及ぼすノイズを完全に排除したと同社はアピールする。
両チャンネルの回路は物理的にも分離・シールドされており、電源部についても左右独立構造としてチャンネル間の完全な分離を実現。また、入力端子から出力端子まで最新の完全バランス回路を採用することで、ノイズや歪みを最小限に抑えているという。
出力部は、真空管とソリッドステートの両方を搭載。真空管出力段にはチャンネルあたり「12AT7」×2本、「12AX7A」×1本の真空管を配置。ソリッドステート出力にはバランス構成のオペアンプを採用する。出力端子は、真空管(バランス)、ソリッドステート(バランス)、固定アンバランス、プログラマブル・アンバランス(真空管・半導体の選択式)の計4系統を装備する。
ヘッドホンを駆動するための十分なパワーと柔軟性を備えたハイドライブ・ヘッドホンアンプを搭載。標準プラグヘッドホン出力部には、HXD技術を採用することでスピーカーリスニングのような前方定位のサウンドステージを実現するという。
入力部は、バランス6系統、アンバランス4系統、フォノ2系統の計12系統を装備。2系統のフォノ入力は、両入力とも「ムービングマグネット」または「ムービングコイル」のいずれかに設定可能で、負荷インピーダンスと静電容量、ゲインの調整を行える。なお、超誠意範囲は、負荷インピーダンスが25Ωから47,000Ω、静電容量が50ピコファラッドから400ピコファラッドまでとなっている。
フォノ入力には、12AX7Aを用いた最新設計の真空管式増幅回路を採用することで、ノイズや歪みを最小限に抑えたとしている。各チャンネルに2本ずつ使用したフルバランス構成で、RIAA補正イコライザー回路には、公差の狭い抵抗とコンデンサーを使用。極めてフラットな周波数特性を実現しているという。
ボリュームレベルについては、オプティカル・ロータリーエンコーダーを備えた高精度バランスデジタル制御アッテネーターによってコントロール可能・チャンネル間で0.1dBのトラッキング精度を確保する。0.5dB刻みで214段階の高精度な設定が可能、加えてボリュームレベルの変化に伴うノイズの発生を抑えた設計を採用したとのこと。
パワーコントロール・ポートは、システム上に接続されている他のマッキントッシュ機器との連携で電源のオン/オフ信号の送信に対応。データ・ポートは、接続されたソース機器にリモートコントロールコマンドを送信することができる。
定格出力は5.0V(バランス)/2.5V(アンバランス)。最大出力電圧は20Vrms(バランス)/10Vrms(アンバランス)。ヘッドホン適合インピーダンスは16 - 40Ω、40 - 150Ω。動作時の消費電力は75W。外形寸法は共通して445W×152H×441Dmm(突起部含む)。質量はC12000Cが12.3kg、C12000STが11.3kg。
2015年に発売された「C1100」のコンセプトを引き継いだという2シャーシ構成のプリアンプ。電源・コントロール部「C12000C」とプリアンプ部「C12000ST」に内部構造を分割することで、音楽信号を扱うオーディオ回路から電源回路、マイクロプロセッサー、コントロール回路を完全に分離。音楽信号に悪影響を及ぼすノイズを完全に排除したと同社はアピールする。
両チャンネルの回路は物理的にも分離・シールドされており、電源部についても左右独立構造としてチャンネル間の完全な分離を実現。また、入力端子から出力端子まで最新の完全バランス回路を採用することで、ノイズや歪みを最小限に抑えているという。
出力部は、真空管とソリッドステートの両方を搭載。真空管出力段にはチャンネルあたり「12AT7」×2本、「12AX7A」×1本の真空管を配置。ソリッドステート出力にはバランス構成のオペアンプを採用する。出力端子は、真空管(バランス)、ソリッドステート(バランス)、固定アンバランス、プログラマブル・アンバランス(真空管・半導体の選択式)の計4系統を装備する。
ヘッドホンを駆動するための十分なパワーと柔軟性を備えたハイドライブ・ヘッドホンアンプを搭載。標準プラグヘッドホン出力部には、HXD技術を採用することでスピーカーリスニングのような前方定位のサウンドステージを実現するという。
入力部は、バランス6系統、アンバランス4系統、フォノ2系統の計12系統を装備。2系統のフォノ入力は、両入力とも「ムービングマグネット」または「ムービングコイル」のいずれかに設定可能で、負荷インピーダンスと静電容量、ゲインの調整を行える。なお、超誠意範囲は、負荷インピーダンスが25Ωから47,000Ω、静電容量が50ピコファラッドから400ピコファラッドまでとなっている。
フォノ入力には、12AX7Aを用いた最新設計の真空管式増幅回路を採用することで、ノイズや歪みを最小限に抑えたとしている。各チャンネルに2本ずつ使用したフルバランス構成で、RIAA補正イコライザー回路には、公差の狭い抵抗とコンデンサーを使用。極めてフラットな周波数特性を実現しているという。
ボリュームレベルについては、オプティカル・ロータリーエンコーダーを備えた高精度バランスデジタル制御アッテネーターによってコントロール可能・チャンネル間で0.1dBのトラッキング精度を確保する。0.5dB刻みで214段階の高精度な設定が可能、加えてボリュームレベルの変化に伴うノイズの発生を抑えた設計を採用したとのこと。
パワーコントロール・ポートは、システム上に接続されている他のマッキントッシュ機器との連携で電源のオン/オフ信号の送信に対応。データ・ポートは、接続されたソース機器にリモートコントロールコマンドを送信することができる。
定格出力は5.0V(バランス)/2.5V(アンバランス)。最大出力電圧は20Vrms(バランス)/10Vrms(アンバランス)。ヘッドホン適合インピーダンスは16 - 40Ω、40 - 150Ω。動作時の消費電力は75W。外形寸法は共通して445W×152H×441Dmm(突起部含む)。質量はC12000Cが12.3kg、C12000STが11.3kg。