各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。

■人気上昇で注目のネットワークオーディオと小型システム
ネットワークオーディオ再生の音質を左右するスイッチングハブやミュージックサーバー、ネットワークトランスポートを取り揃える「Silent Angel」をはじめとするネットワークオーディオ関連商品や 「iFi audio」に代表されるポータブルオーディオシステムの需要が高まっており、大変注目しています。また、値上げが相次ぐなかで駆け込み需要も目立ち、ホームシアターのご相談等も増えてきました。（オーディオスクエア相模原店）

■商店街イベントでレコードを専門店の切り口で若い人へアピール
オーディオは相変わらず、昔からの常連のお客様からの購入や下取り商品の回転で何とかこなしている状況ですが、6月中旬に商店街で“お散歩回遊”企画があり、そこで中古レコードを取り上げることにしました。昨今人気が上昇していますが、特にレコードを聴いている若い人に向けて、専門店としてアピールできる良いチャンスになると楽しみにしています。映像の方では依然、ホームシアターの案件が少なくて低迷が続いており、コロナが終息へ向かうなか、イベントをフックにしてなんとか立ち直していきたいですね。（第一無線）

■JBLのスタジオモニター「4309」が絶好調
ブックシェルフタイプのJBLのスタジオモニター「4309」が絶好調です。久しぶりにまとまった数が出て、正直ほっとしています。アキュフェーズのプリメインアンプ「E-280」も5月になってやっと入荷があり、エソテリックのSACD/CDプレーヤー「K-01XD」（税込1,925,000円）も高額にもかかわらず複数台の販売を記録するなど、明るい話題も少なくありません。話題を集めるヤマハのターンテーブル「GT-5000（ブラック）」も新規受注が一時停止されていましたが、受注の再開に伴い、早速動きが見られました。（テレオン）

■スピーカーやレコードプレーヤーの買い替え増加
商品不足や値上げなどのニュースが続いていますが、スピーカーやレコードプレーヤーの買い替え需要が増えているのは明るい材料であり、これからの動きにも期待しています。（クリアーサウンドイマイ）

■コロナ感染が減少するなか不安定な製品供給は残念な限り
ウクライナ情勢、半導体不足、上海ロックダウンと製品供給が不安定で、きちんと供給ができた製品がランクインするような状況にあります。コロナもようやく終息に向かいつつある、日常を徐々に取り戻すなかで残念でなりません。そのようななか、APS-Cミラーレスカメラにキヤノン「EOS R7」「EOS R10」、富士フイルム「X-H2S」と新製品が発表になり、注目を集めています。大変期待の持てるモデルです。さまざまな課題を解決していくためにも、世界情勢が安定することを祈るばかりです。（ヨドバシカメラ）

■品薄商品の入荷状況に一喜一憂する状態
品薄商品の入荷状況に一喜一憂する状態が続いていますが、「Gレンズならではの高い解像性能と美しいぼけ描写、オールラウンドで活躍できる優れた操作性を、世界最軽量で実現したかつてない広角パワーズームレンズ」と謳うソニーの新製品「FE PZ 16-35mm F4 G（SELP1635G）」が好調な滑り出しを見せており、注目しています。（フジヤカメラ）