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公開日 2022/09/02 00:00
「QCC3031」を新たに採用

AIRPULSE、aptX HD対応レシーバーと一部使用部材を変更したアクティブスピーカー「A100 HD MONITOR」

編集部:松永達矢
ユキムは、AIRPULSEのDAC内蔵アクティブスピーカー「A100 HD MONITOR」を9月中旬より発売する。価格はオープンだが、税込121,000円前後での実売が予想される。

「A100 HD MONITOR」

2021年4月発売の同ブランド製品「A100」のエレクトロニクスとドライバーユニットはそのままに、aptX HD対応Bluetoothレシーバーの装備と、フロントバッフル部の使用部材を変更した“シンプリシティ・バージョン”。仕上げはA100のハイグロス・フィニッシュと装いを異にするブラック/チェリーのツートン・カラーとなる。

先記の通りドライバーユニットはA100と同様の仕様となっており、低域は硬質アルマイト処理を施した12.7mmアルミニウム合金コーン・ウーファーを35mm径アルミ・ボイスコイルにてドライブ。動作温度の低いボイスコイルを用いるためパワーロスが少なく、音楽をリアルかつよりダイナミックに表現するとしている。

高域は強力なネオジウム・マグネットでドライブされる、ホーンロード・リボントゥイーターを搭載。綿密に計算されたホーン形状により、リスナーに最適な高周波情報を生成し、反射による影響を最小限に抑制。また、アルミニウム素材のリボンダイヤフラムはワイドレンジかつ高感度で、優れた過渡応答と解像度を提供するという。

フロントバッフル部は従来モデルの18mm厚を超える25mm厚MDFを用いており、強力なドライバーユニットの エネルギーをしっかり受け止める。エンクロージャーは従来同様厚さ18mmの高強度MDFを採用。内部にはプロ仕様の波状吸音材が貼り込まれる。内部配線はハンダ直付けにこだわると共に、ハイエンドブランド・トランスペアレント製ケーブルを採用する。

アンプ部はテキサス・インスツルメント製クラスDアンプ「TAS5754」を2基搭載し、ウーファーとトゥイーターにブリッジモードで接続される。XMOSで処理された最大PCM 192kHzまでの入力に対応し、高感度リボン・トゥイーターの駆動にも適した768kHzの高いPMWキャリア周波数を実現したとのこと。出力は低域40W×2、高域10W×2となる。

Bluetoothレシーバーは Qualcomm「QCC3031」を新たに採用し、A100ではサポートしていなかったaptX HDコーデックに対応する。そのほか有線接続として入力にUSBデジタル/光デジタル/アナログRCA/PC、出力にサブウーファー出力を備える。

再生周波数特性は52Hz - 40kHz、外形寸法は160W×255H×283Dmm、質量は1本5.5kg。

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