公開日 2022/09/06 10:00
光学系の位置を最適化し出力をアップ
DS AUDIO、第3世代振動系を搭載した光カートリッジ/フォノイコライザー「DS-W3」
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
DS AUDIOは、第3世代振動系を搭載した光カートリッジ「DS-W3 カートリッジ」とフォノイコライザー「DS-W3 イコライザー」を発売する。価格は光カートリッジが495,000円(税込)、フォノイコライザーが935,000円(税込)。
第3世代振動系の特徴として、音楽信号を検出するための内部のLEDおよびPD(フォトディテクター)を左右チャンネルに独立搭載しており、光学系の位置を最適化することで、カートリッジの出力電圧を40mVから70mVに大幅にアップすることに成功したという。また左右独立設計の光学系となったことで、チャンネルセパレーションも27dB以上と大幅に向上させた。
遮光板の素材も純度99.9%の無垢ベリリウムに変更され、サイズも小さくなり、質量も0.74mgと50%以上の軽量化を実現。一般的なMCカートリッジの鉄芯とコイルの質量の1/10以下の質量となり、実効質量が低い光カートリッジのメリットをより引き出せるとしている。
カンチレバーにはボロン、針先はラインコンタクト針。またボディおよびベース部にはアルミニウムを使用し、ベース部と一体化することで剛性を高めている。内部配線は従来機種よりも1.6倍太いものを採用しインピーダンスを低減させている。質量は7.9gで、適正針圧は1.95g(1.85 - 2.05g)。
フォノイコライザー「DS-W3 イコライザー」は「DS-W2 イコライザー」と比較して基板の厚みが2.0mm厚に、銅箔の厚みも70μmに変更されている。その結果、「より深みのあり落ち着いた音」に仕上がっているという。また低域のカットオフ周波数を4種類から選択できるようになっている。
サイズは450W×120H×435Dmm、質量は13.5kg。入力はRCA1系統、出力はRCAを2系統とXLRを2系統搭載する。定格出力電圧は500mV、出力インピーダンスは120Ω。
第3世代振動系の特徴として、音楽信号を検出するための内部のLEDおよびPD(フォトディテクター)を左右チャンネルに独立搭載しており、光学系の位置を最適化することで、カートリッジの出力電圧を40mVから70mVに大幅にアップすることに成功したという。また左右独立設計の光学系となったことで、チャンネルセパレーションも27dB以上と大幅に向上させた。
遮光板の素材も純度99.9%の無垢ベリリウムに変更され、サイズも小さくなり、質量も0.74mgと50%以上の軽量化を実現。一般的なMCカートリッジの鉄芯とコイルの質量の1/10以下の質量となり、実効質量が低い光カートリッジのメリットをより引き出せるとしている。
カンチレバーにはボロン、針先はラインコンタクト針。またボディおよびベース部にはアルミニウムを使用し、ベース部と一体化することで剛性を高めている。内部配線は従来機種よりも1.6倍太いものを採用しインピーダンスを低減させている。質量は7.9gで、適正針圧は1.95g(1.85 - 2.05g)。
フォノイコライザー「DS-W3 イコライザー」は「DS-W2 イコライザー」と比較して基板の厚みが2.0mm厚に、銅箔の厚みも70μmに変更されている。その結果、「より深みのあり落ち着いた音」に仕上がっているという。また低域のカットオフ周波数を4種類から選択できるようになっている。
サイズは450W×120H×435Dmm、質量は13.5kg。入力はRCA1系統、出力はRCAを2系統とXLRを2系統搭載する。定格出力電圧は500mV、出力インピーダンスは120Ω。