公開日 2022/11/09 20:10
“時間軸方向”にフォーカス
MQA、Bluetoothにも使える新コーデック「SCL6」発表。ハイレゾ伝送が可能な「MQair」として市場展開
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
MQAは、ハイレゾ品質でのワイヤレス伝送に対応した新コーデックを発表した。コーデックの技術名は「SCL6」、市場向けには「MQair」の名で展開していく。
MQairは、「人間がハイレゾ音源を知覚する際に重要な“時間軸方向”にフォーカスすることで、音源に含まれる詳細な情報と明瞭さを再現する」と解説しており、ヘッドホンや完全ワイヤレスイヤホン、ワイヤレススピーカーといった近年需要が急速に高まるデバイスに対して、優れたオーディオ体験をもたらすとしてる。
本コーデックでは最大384kHzまでのMQAとPCM音源に対応、伝送レートは20Mbpsから200kbps以下に抑えることができ、Bluetooth、Ultra-Wideband(UWB)、Wi-Fiでのワイヤレスの伝送をサポート。また低遅延かつ高効率な伝送方式であるとしている。
なお、既に発表されている通り、このSCL6/MQairは日本オーディオ協会が認定する「Hi-Res AUDIO WIRELESS」ロゴの対象コーデックとしても認定されている。
MQAの創業者でありCTOのボブ・スチュワート氏は以下のようにコメントしている。
「日本オーディオ協会が、SCL6をHi-Res AUDIO WIRELESSロゴが使用できるものとして認定したことを非常に光栄に思っています。この最新技術は、高音質に対する私たちの情熱、そして高音質が私たちを音楽にもっと近づけてくれるという確信から生まれたものです。MQairによって、多くのリスナーはMQAとワイヤレスデバイスを連携したMQAエコシステムを構築し、リスニング体験をさらに豊かなものにすることができるでしょう」
「ハイレゾリューションとは、必ずしも大上段から定義されるようなものではなく、詳細な音楽情報、セパレーション、カラー、そして空間表現といったほんの小さな要素から定義されるものです。私たちがtransparency(透明性)として大切にしているものは、まさに空気そのものです。私たちはこれらの視点を持ってMQairをデザインし、オーディオファンと音楽愛好家に対して、場所を問わず、これまで以上に楽しい体験をご用意することができることにとても興奮しています」
なお、11月17日14時より、InterBeeのオンライン会場にてボブ・スチュアート氏による「MQAは進化し続ける」というオンラインセミナーも開催予定となっている。
MQairは、「人間がハイレゾ音源を知覚する際に重要な“時間軸方向”にフォーカスすることで、音源に含まれる詳細な情報と明瞭さを再現する」と解説しており、ヘッドホンや完全ワイヤレスイヤホン、ワイヤレススピーカーといった近年需要が急速に高まるデバイスに対して、優れたオーディオ体験をもたらすとしてる。
本コーデックでは最大384kHzまでのMQAとPCM音源に対応、伝送レートは20Mbpsから200kbps以下に抑えることができ、Bluetooth、Ultra-Wideband(UWB)、Wi-Fiでのワイヤレスの伝送をサポート。また低遅延かつ高効率な伝送方式であるとしている。
なお、既に発表されている通り、このSCL6/MQairは日本オーディオ協会が認定する「Hi-Res AUDIO WIRELESS」ロゴの対象コーデックとしても認定されている。
MQAの創業者でありCTOのボブ・スチュワート氏は以下のようにコメントしている。
「日本オーディオ協会が、SCL6をHi-Res AUDIO WIRELESSロゴが使用できるものとして認定したことを非常に光栄に思っています。この最新技術は、高音質に対する私たちの情熱、そして高音質が私たちを音楽にもっと近づけてくれるという確信から生まれたものです。MQairによって、多くのリスナーはMQAとワイヤレスデバイスを連携したMQAエコシステムを構築し、リスニング体験をさらに豊かなものにすることができるでしょう」
「ハイレゾリューションとは、必ずしも大上段から定義されるようなものではなく、詳細な音楽情報、セパレーション、カラー、そして空間表現といったほんの小さな要素から定義されるものです。私たちがtransparency(透明性)として大切にしているものは、まさに空気そのものです。私たちはこれらの視点を持ってMQairをデザインし、オーディオファンと音楽愛好家に対して、場所を問わず、これまで以上に楽しい体験をご用意することができることにとても興奮しています」
なお、11月17日14時より、InterBeeのオンライン会場にてボブ・スチュアート氏による「MQAは進化し続ける」というオンラインセミナーも開催予定となっている。
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