トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2023/07/01 07:00
8人の愛好家による「DL-103と私」コラムも注目

Twitterから始まった「DL-103」を巡る祖父と孫の感動のストーリー、『季刊・アナログ80号』に掲載

季刊・アナログ編集部
『季刊・アナログ80号』は、7月3日(月)に全国の書店およびオンライン書店、小社の販売サイト「PHILEWEB.SHOP」にて発売を開始します。今回の注目記事のひとつが、Twitterの投稿から始まった「DL-103を開発した祖父と孫の物語」です。

DL-103を開発した祖父と孫の物語

上杉優太朗さん(26歳)が、「認知症になったDL103開発者の祖父に、ワルキューレの騎行を聴かせたい」とTwitterで協力者を募ったのが今年5月のこと。日本コロムビアとDENONの協力により、開発者・松田 等さんとともに「DL-103レコード鑑賞会」が実現できました。今号の季刊・アナログではその鑑賞会の模様を、DL-103が生まれた当時の様子も振り返りつつレポートしています。

DL-103は、1964年にNHKとDENONがFMステレオ放送用に開発したMC型ステレオカートリッジ。1970年には民生用としての販売もスタート、2023年の今も現行製品としてオーディオファンに愛されている超ロングセラー・カートリッジです。

DENON DL-103

そのDL-103を当時開発したチームの主幹を務めたのが、当時30代だった松田 等さんでした。松田 等さんは現在91歳。老人ホームに入所しており認知症の症状がありますが、DL-103のことはしっかり覚えており、鑑賞会でも思い出話が弾みます。

ご家族も、この鑑賞会を通じて改めて松田 等さんの功績を知ることができたことを大変喜んでくださいました。優太朗さんもまたアナログの楽しさに興味を惹かれた様子。

さらに今号では、松田さんと一緒にDL-103開発チームにいた城井府吉さんを含む、8人のオーディオ愛好家の方に「DL-103と私」というコラムも執筆いただきました。DL-103とともに聴いた音楽やこだわりの使いこなし、人の数だけDL-103との物語があるのだと教えてくれます。

アナログが繋いだ祖父と孫の心温まる交流、ぜひ雑誌を手にとってご覧いただければと思います。

季刊・アナログ80号。7月3日全国一斉発売

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB