公開日 2023/11/03 16:43
アイレックスはAlareのスピーカーなどデモ
<TIAS>LINN、新旗艦スピーカー「360」を2部屋で聴き比べ/elipson、新ブックシェルフ参考展示
編集部:小野佳希
様々なオーディオブランドが集うイベント「2023東京インターナショナルオーディオショウ」(TIAS)が開幕。本稿では、新フラッグシップスピーカー「360」を試聴できるLINN(リン)、PIEGAやOCTAVEなどを取り扱うフューレンコーディネート、AlareやReedなどを取り扱うアイレックスの出展をレポートする。
LINNは、ブランド50周年の今年に登場した新フラッグシップスピーカー「360」をデモ。2部屋を使用し、片方で「360PWAB(Passive with Aktiv Bass)」、もう片方で「360EXAKT」を試聴できるようにしている。
「360PWAB」は低域のみをアクティブで駆動、残りの3ウェイがパッシブというタイプ。「360-EXAKT」は、EXAKTにて接続される4ウェイスピーカーとなり、クロスオーバーもEXAKTデジタルにて処理される。
両モデルとも、トゥイーターには19mmベリリウムドームを、ミッドレンジは64mmのカーボンドームを採用。ウーファーはUpperに190mmのアルミニウム/マグネシウムコーン、Lowerに220mmのロングスロー設計のアルミニウム/マグネシウムコーンを使用している。
そのほか、ブースでは11月1日から発売を開始したばかりの新世代電源ユニット「UTOPIK」なども展示。「UTOPIK」は筐体の上蓋を取り外し、内部構造を確認することができるようにもしている。
前述のPIEGAやOCTAVEに加えて、NuPrimeやGALLO ACOUSTICSほか、幅広いブランドを取り扱うフューレンコーディネート。ブースでは各ブランドの製品が一堂に介し、多彩な製品群が展示されている。
編集部記者が取材に訪れたタイミングでは、PIEGAのスピーカー「Coax Gen2シリーズ」の音出しデモを展開。熱心に音を聴き込む来場者の姿も見ることができた。
また、elipsonブランドからは、ブックシェルフスピーカー新モデル「HORUS 6B」も参考出展。同製品は2ウェイバスレフ型のブックシェルフスピーカーで、予価は88,000円(ペア・税込)。発売時期は調整中とのことだったが、予価がつけられていることからすると、それほど遠くない時期に発売されるのではないかと思われる。
アイレックスは、イタリアAUDIA、および同社のスピーカーブランドであるAlareの製品などをデモ。AUDIAのパワーアンプ「Strumento n8」などと、Alareのスピーカー「Remiga1」とを組み合わせての音出しを行っていた。
「Remiga1」は、3ウェイのフロアスタンディングスピーカーで、上位機「Remiga2」同様、低域に「テーパードトランスミッションライン」を採用している点などが特徴。本機のキャビネットに最適なウーファーのサイズをコンピューターシミュレーションで導き出したとのことで、8インチと6インチの異径ウーファーを使用している。
ブースではそのほか、Reedのアナログターンテーブルやトーンアーム、TEDESKAのカートリッジなども展示。アイレックスが日本に上陸させたドイツのAudiospecialsや、同じくドイツのDereneville社製品なども展示されている。
■LINN
LINNは、ブランド50周年の今年に登場した新フラッグシップスピーカー「360」をデモ。2部屋を使用し、片方で「360PWAB(Passive with Aktiv Bass)」、もう片方で「360EXAKT」を試聴できるようにしている。
「360PWAB」は低域のみをアクティブで駆動、残りの3ウェイがパッシブというタイプ。「360-EXAKT」は、EXAKTにて接続される4ウェイスピーカーとなり、クロスオーバーもEXAKTデジタルにて処理される。
両モデルとも、トゥイーターには19mmベリリウムドームを、ミッドレンジは64mmのカーボンドームを採用。ウーファーはUpperに190mmのアルミニウム/マグネシウムコーン、Lowerに220mmのロングスロー設計のアルミニウム/マグネシウムコーンを使用している。
そのほか、ブースでは11月1日から発売を開始したばかりの新世代電源ユニット「UTOPIK」なども展示。「UTOPIK」は筐体の上蓋を取り外し、内部構造を確認することができるようにもしている。
■フューレンコーディネート
前述のPIEGAやOCTAVEに加えて、NuPrimeやGALLO ACOUSTICSほか、幅広いブランドを取り扱うフューレンコーディネート。ブースでは各ブランドの製品が一堂に介し、多彩な製品群が展示されている。
編集部記者が取材に訪れたタイミングでは、PIEGAのスピーカー「Coax Gen2シリーズ」の音出しデモを展開。熱心に音を聴き込む来場者の姿も見ることができた。
また、elipsonブランドからは、ブックシェルフスピーカー新モデル「HORUS 6B」も参考出展。同製品は2ウェイバスレフ型のブックシェルフスピーカーで、予価は88,000円(ペア・税込)。発売時期は調整中とのことだったが、予価がつけられていることからすると、それほど遠くない時期に発売されるのではないかと思われる。
■アイレックス
アイレックスは、イタリアAUDIA、および同社のスピーカーブランドであるAlareの製品などをデモ。AUDIAのパワーアンプ「Strumento n8」などと、Alareのスピーカー「Remiga1」とを組み合わせての音出しを行っていた。
「Remiga1」は、3ウェイのフロアスタンディングスピーカーで、上位機「Remiga2」同様、低域に「テーパードトランスミッションライン」を採用している点などが特徴。本機のキャビネットに最適なウーファーのサイズをコンピューターシミュレーションで導き出したとのことで、8インチと6インチの異径ウーファーを使用している。
ブースではそのほか、Reedのアナログターンテーブルやトーンアーム、TEDESKAのカートリッジなども展示。アイレックスが日本に上陸させたドイツのAudiospecialsや、同じくドイツのDereneville社製品なども展示されている。