トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2023/11/03 17:07
リジェールにてスフォルツァートのネットワークオーディオ製品も展示

<TIAS>オルトフォン、トランス内蔵「SPU GTE 105」初披露/REVIVAL AUDIO日本上陸

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
国内最大級のオーディオショウ、「2023東京インターナショナルオーディオショウ」が本日11月3日(金・祝)より開幕している。ここでは、リジェール、オルトフォン、エレクトリ/日本音響エンジニアリング、ロッキーインターナショナルのブースを紹介する。

■リジェール(G501)



リジェールは、SMEのアナログ関連製品の輸入に加えて、今春から日本のネットワークオーディオブランド、スフォルツァートの国内取扱を開始している。今回のブースでもアナログとネットワーク再生の両方のデモンストレーションを行っていた。

SMEのフラグシップモデル「MODEL 60」も展示

スフォルツアートは、ゼロリンクに対応する最新ネットワークプレーヤー「DSP-Columba」などを中心に紹介。Taktinaアプリを活用することで、amazon musicのストリーミングに対応することもアピールする。またクロックジェネレーター「PMC-Cetus」「PMC-Delphinus」などの新製品も予告されていた。

リジェールのブースにてスフォルツァートのネットワークプレーヤーを展示

■オルトフォン(G505)



オルトフォンからは、SPUカートリッジの内部にトランスを内蔵した「SPU GTE 105」が初登場。今年のミュンヘン・ハイエンドで試作機としてお披露目された製品の正式版となる。

会場に届いたばかりのオルトフォン「SPU GTE 105」

ルンダール社製のトランスが内蔵されているというが、ライフ・ヨハンセン氏によると、素材にはさまざまな聴き比べの末にパーマロイを採用しているという。小型かつ軽量化するためには非常に苦労があったということだが、最終的には「SPUらしいエネルギッシュな音になったと思います!」と自信を見せる。

他にも、フラグシップカートリッジ「MC Diamond」を使用したMASTERCUT RECORDSのラッカー盤も試聴できるなど、オルトフォンならではのレコード再生の楽しみが提案されていた。

アコースティック・ソリッドのアナログプレーヤーにオルトフォンのトーンアームを装着。フォノイコライザーには「EQA-2000」を組み合わせる

■エレクトリ/日本音響エンジニアリング(G502)



エレクトリと日本音響エンジニアリングは今年も共同ブースを出展。シルヴァンやアンクといったルームチューニングアイテムを多数活用し、豊かなサウンドステージで来場者の耳を楽しませていた。

エレクトリと日本音響エンジニアリングのブース。スピーカーはREVIVAL AUDIOの「ATALANTE 3」

エレクトリは、新たにフランスのスピーカーブランドREVIVAL AUDIOの取り扱いを開始。木製のクラシカルな仕上げが特徴で、「SPRINT 3」はペア20万円以下とお求めやすい価格にも注目。Spotifyを活用したデモンストレーションを行い、これからのオーディオの楽しみ方を提案していた。

マジコの「S3 MkIII」も来場者の関心の高いモデル。会場ではコバルトブルーのモデルが展示されていたが、さまざまなカスタムカラーの仕上げも可能とのこと。

マジコの「S3 MkIII」は来場者の関心も高い

フランス・Kalistaから登場するDAコンバーター「Mantax」や、ウェスタン・エレクトリックの真空管アンプ「WE-91E」などオーディオの楽しみを深める新製品を多数お披露目。またオーディオ・ノートなど日本音響エンジニアリングが関わった試聴室の写真も展示され、ルームチューニングアイテムの具体的な使用例も紹介されていた。

独特のデザインが特徴のフランス・Kalista

オーディオ・ノートの試聴室(左上)など日本音響エンジニアリングが関わった試聴室の写真

■ロッキーインターナショナル(G509)



ロッキーインターナショナルは、Wharfedale、クオード、LEAK、ミュージカル・フィデリティなどの同社取り扱いアイテムを一斉展示。繋ぎ変えてさまざまな聴き比べができるようになっていた。

Wharfedale、クオードのスピーカーを多数展示。

特に注目はミュージカル・フィデリティのプリメインアンプ「A1」で、往年の銘機をあらたに現代的にリファインして登場させたモデル。純A級動作で非常に高温となるため注意が必要とのこと。また参考出品としてパワーアンプ「Nu-Vista 800.2」もお披露目、最新のミュージカル・フィデリティサウンドにも注目が集まっていた。

往年の銘機をリファインした「A1」にも注目が集まる

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB