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公開日 2024/02/14 10:00
海外在庫分を日本仕様として

BLUESOUND、設立10周年記念モデル「NODE X」を30台限定で追加発売

編集部 : 伴 修二郎
PDNは、BLUESOUNDから昨年夏に120台限定で発売した設立10周年記念モデル「NODE X」を、30台限定で追加発売することを発表した。価格はオープンだが、税込12万円前後での実売が予想される。

「NODE X」の追加販売が決定

昨年8月の発売以降、ユーザーから再販売を希望する強い要望を受けたとして、同社がメーカーとの交渉を実施。海外在庫分の残りを日本版として仕様変更することで、今回30台限定で追加販売されることが決定した。なお、今回分が最終入荷となり、今後一切追加販売は行わないと説明している。

基本仕様に変更はなく、DACはESS「9028Q2M」を搭載。S/N比は-118dB、THD+Nは0.0003%を備え、高い音楽性やゼロに近いレベルのクロックジッター、超低ノイズと歪み、そして広いダイナミックレンジを実現するとアピールする。

アンプ部には、特許取得済みのフィードフォワード・エラー補正機能を備えた「THX AAA(Achromatic Audio Amplifir )」を採用する。極めて低レベルのノイズや歪み、電力消費量を実現することで、リアルなサウンドと疲れにくいリスニング体験を提供。これにより、HiFiシステムのストリーミングソースとしてだけでなく、ヘッドホンリスニング用のハイレゾ・ストリーマーとしても活用できるとのこと。

オーディオ出力部は6.35mmジャックを装備。現行モデル「NODE」では別売オプションとしていた、赤外線リモコン「RC1」も標準で付属する。筐体には、ブラック・ホワイトと異なるシルバー仕上げを施しているほか、パッケージは10周年記念の特別仕様となっている。

CPUにはARM「CORTEX A53」クアッドコア1.8GHzプロセッサーを搭載。インターフェイスとしてHDMIeARC、光デジタル、アナログステレオ・同軸デジタルRCA端子、USBオーディオ2.0(Type-A)を備える。

端子部分のイメージ

再生/一時停止、スキップ、ボリューム設定など各種設定は、本体上部に備えるタッチパネル上で調整できる。また、アプリ「BluOS Controller」と連携して、トーンコントロール調整やサブウーファー・クロスオーバーの最適化、外部DAC接続を強化する設定などが行える。

通信はBluetooth双方向aptX HD、Wi-Fi 5(802.11ac、2.4 5GHz)に対応。ワイヤレスプロトコルはAir Play2をサポートし、同社の展開するマルチルーム音楽管理プラットフォーム「BluOS」にも対応する。外形寸法は220×46×146mm、本体質量は1.09kg。

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