公開日 2024/04/04 10:00
有線接続を前提としたチューニングを実施
オーディオテクニカ、木製ハウジングの密閉型有線ヘッドホン「ATH-WB LTD」。世界限定300台
編集部:松永達矢
オーディオテクニカは、木製ハウジングを使用した密閉型有線ヘッドホン「ATH-WB LTD」を世界限定300台で4月26日(金)より発売する。価格はオープンだが、公式オンラインストア販売価格は286,000円(税込)。
同社の60周年記念モデルとして発売されたウッドハウジング仕様のワイヤレスヘッドホン「ATH-WB2022」の3層構造ウッドハウジングはそのままに、ワイヤレス接続ではなく、有線接続のモデルを希望するユーザーの声に応えるものとして発売された限定モデル。上記モデルの特長を踏襲しながら、有線接続を前提としたチューニングの実施や、使用部材の刷新が行われている。
使用ユニットは、ATH-WB2022で初搭載されたφ45mm HDドライバーをベースに有線接続向けに専用チューニング。磁気回路は、駆動力を極限まで引き出す純鉄一体型ヨークを採用することで過度特性の向上を達成。音源を忠実に描き出すとしている。
独自設計・製法の振動板は、DLC(Diamond Like Carbon)コーディングを施すことで、高域の再現性を向上。全帯域にわたって広い音場と共に繊細な音色を楽しめるとアピールする。さらに、最高純度を誇る7N-OFCボイスコイルによりドライバーの駆動力を強化。音声信号の正確な伝送を実現したとする。
上記の通り無垢のフレイムメイプル材、ウォルナット材、マホガニー材を組み合わせた3層構造のハウジングを採用する。加工から塗装までの工程は日本を代表するギターメーカーフジゲン株式会社にて実施。ハウジング表面は、ウォルナットとマホガニーのレイヤーが真円に浮かび上がる手作業による職人技と、世界に一つしかない杢目を組み合わせたデザインに仕上げた。
外観だけでなく、異なる木材を組み合わせで優れた音響特性と制振性能を獲得。さらにフレームパーツを樹脂素材から専用設計のアルミニウム削り出し素材に刷新したことで、不要共振を抑制し、濁りのないクリアな音質を実現したと謳う。
イヤーパッド、ヘッドバンド部についても記念モデルで採用されたアルカンターラから、シープスキンへと素材を変更。イヤーパッドは音質を考慮した最適な厚みの立体縫製とすることで高い密閉性を保ちつつ、しなやかな肌触りで快適な装着感を提供するとしている。
さらに独自のジョイント設計を用いることで、より頭部に沿う形状、適度な側圧により重量を感じさせない仕上がりを実現。ハウジング部を持ち運びやすくフラットにできるスイーベル機構も備えており、付属のキャリングケースとの組み合わせで可搬性にも配慮した。
ケーブルは、4.4mmアンバランスケーブルと、3.5mmアンバランスケーブルの2本を付属。線材には高純度銅線の6N-OFCとOFCを組み合わせ、スターカッド撚り線とすることでクロストークを低減。ともにケーブル長は1.2mで、L型プラグを採用。ヘッドホン側コネクターはA2DCとなっている。6.3mmステレオ変換プラグアダプターも同梱する。
再生周波数帯域は5 - 50kHz、出力音圧レベルは104dB/mW、最大入力は1,000mW、インピーダンスは40Ω。質量は約320g。
4月14日(日)開催の「ポタフェス2024春 大阪・なんば」、および4月27日(土)開催の「春のヘッドフォン祭2024」同社ブースでは本モデルのデモ機出展も予定されている。試聴も可能で、「限定販売のため、数少ない試聴体験の機会となりますので、ぜひ会場までお越しください」とのことだ。
同社の60周年記念モデルとして発売されたウッドハウジング仕様のワイヤレスヘッドホン「ATH-WB2022」の3層構造ウッドハウジングはそのままに、ワイヤレス接続ではなく、有線接続のモデルを希望するユーザーの声に応えるものとして発売された限定モデル。上記モデルの特長を踏襲しながら、有線接続を前提としたチューニングの実施や、使用部材の刷新が行われている。
使用ユニットは、ATH-WB2022で初搭載されたφ45mm HDドライバーをベースに有線接続向けに専用チューニング。磁気回路は、駆動力を極限まで引き出す純鉄一体型ヨークを採用することで過度特性の向上を達成。音源を忠実に描き出すとしている。
独自設計・製法の振動板は、DLC(Diamond Like Carbon)コーディングを施すことで、高域の再現性を向上。全帯域にわたって広い音場と共に繊細な音色を楽しめるとアピールする。さらに、最高純度を誇る7N-OFCボイスコイルによりドライバーの駆動力を強化。音声信号の正確な伝送を実現したとする。
上記の通り無垢のフレイムメイプル材、ウォルナット材、マホガニー材を組み合わせた3層構造のハウジングを採用する。加工から塗装までの工程は日本を代表するギターメーカーフジゲン株式会社にて実施。ハウジング表面は、ウォルナットとマホガニーのレイヤーが真円に浮かび上がる手作業による職人技と、世界に一つしかない杢目を組み合わせたデザインに仕上げた。
外観だけでなく、異なる木材を組み合わせで優れた音響特性と制振性能を獲得。さらにフレームパーツを樹脂素材から専用設計のアルミニウム削り出し素材に刷新したことで、不要共振を抑制し、濁りのないクリアな音質を実現したと謳う。
イヤーパッド、ヘッドバンド部についても記念モデルで採用されたアルカンターラから、シープスキンへと素材を変更。イヤーパッドは音質を考慮した最適な厚みの立体縫製とすることで高い密閉性を保ちつつ、しなやかな肌触りで快適な装着感を提供するとしている。
さらに独自のジョイント設計を用いることで、より頭部に沿う形状、適度な側圧により重量を感じさせない仕上がりを実現。ハウジング部を持ち運びやすくフラットにできるスイーベル機構も備えており、付属のキャリングケースとの組み合わせで可搬性にも配慮した。
ケーブルは、4.4mmアンバランスケーブルと、3.5mmアンバランスケーブルの2本を付属。線材には高純度銅線の6N-OFCとOFCを組み合わせ、スターカッド撚り線とすることでクロストークを低減。ともにケーブル長は1.2mで、L型プラグを採用。ヘッドホン側コネクターはA2DCとなっている。6.3mmステレオ変換プラグアダプターも同梱する。
再生周波数帯域は5 - 50kHz、出力音圧レベルは104dB/mW、最大入力は1,000mW、インピーダンスは40Ω。質量は約320g。
4月14日(日)開催の「ポタフェス2024春 大阪・なんば」、および4月27日(土)開催の「春のヘッドフォン祭2024」同社ブースでは本モデルのデモ機出展も予定されている。試聴も可能で、「限定販売のため、数少ない試聴体験の機会となりますので、ぜひ会場までお越しください」とのことだ。
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