トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2024/07/25 12:37
10月発売予定

フェーズメーション、300Bシングル出力の真空管プリメインアンプ「SA-1500」。税込187万円

編集部:長濱行太朗
協同電子エンジニアリングは、同社Phasemation(フェーズメーション)ブランドから真空管プリメインアンプ「SA-1500」を10月に発売する。価格は1,870,000円(税込)。

「SA-1500」

出力管としてPSVANE製真空管「WE-300B」(300B)を採用しており、自己バイアスのシングル純A級動作で駆動する。併せて真空管「6SN7」を2段階増幅回路で使用し、300B本来の素性の良さを最もシンプルな動作で発揮できる構成にすることで、高い安定度でスピーカーを駆動できるとアピールする。

また、全段3極管による無帰還アンプ回路構成とすることで、躍動感にあふれた表情豊かな音楽の再生能力も追求。本モデルの音質に最適なものとして、スウェーデンのルンダール社製の出力トランスを採用しており、4 - 8Ωのスピーカーの最適駆動が可能な共用端子も装備した。周波数特性は10Hz - 40kHz。

左右各チャンネルの電源回路には、独立式の2電源チョークトランス構成を採用。左右チャンネル間の相互干渉を低減しており、微小レベルの信号から高出力の信号までクリアに増幅できるという。また、高圧電源にはROHM社製の高速スイッチングダイオード+チョークトランスによる整流回路を採用。300BのヒーターはDC電源による直流点火で、ローノイズ設計を徹底した。

電源トランス部にも、真空管モノラルパワーアンプ「MA-5000」と同様の防振ゴムによるフローティング技術を投入し、不要な振動がシャーシに伝わることでの音質劣化を防いでいる。

入力端子は、アナログ音声(RCA)×3基を搭載。うち1系統(INPUT 1)は、ボリュームをバイパスして音楽信号を出力する「DIRECTモード」への切り替えに対応しており、純度の高いステレオ・パワーアンプとしても活用できるとしている。

SA-1500の背面端子部

消費電力は140W、外形寸法は430W×240H×380Dmm、質量は18kg。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ヤマハの最新ブックシェルフスピーカーで80年代ヒットナンバーを存分に楽しもう!NS-800A/NS-600Aの音の違いもチェック
2 「パリ2024オリンピック」の応援のお供に!地デジからBS 4K・8Kまで中継放送スケジュールを一挙公開
3 「多くの方にデノンの音を届けたい」、最上位アナログプレーヤー「DP-3000NE」開発者の声を聞く
4 デノン、旗艦プリメイン「PMA-3000NE」。差動1段アンプなど“究極のシンプル”を追求
5 老舗デノンが打ち出す「新しいHi-Fiのカタチ」。HDMI搭載小型プリメイン「DENON HOME AMP」を聴く
6 ソナス・ファベール、“至高” のフラグシップスピーカー「Suprema」。1億5400万円から
7 Amazon Music、「FUJI ROCK FESTIVAL ‘24」の配信タイムテーブルを公開
8 ラックスマン、USB DAC「DA-07X」。D-07Xからプレーヤー機能省きDAC単体機としてブラッシュアップ
9 SIMGOT、1DD/8BA/1ピエゾのドライバー基搭載トライブリッド型イヤホン「EM10」
10 PS5、3Dオーディオの個人最適化が可能に。リモートプレイのユーザーごと有効化など新ベータ配信
7/26 11:45 更新

WEB