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公開日 2017/03/16 12:20
センサー「LOG-1」も同梱/単独販売
Cerevo、走行データを測定してオーバーレイ表示できるスポーツカメラ「REC-1」を正式発表
編集部:押野 由宇
Cerevoは、スマート用品ブランド「XON」の新ラインナップとして、無線LAN搭載のスポーツ・ビジュアライズ・カメラ「REC-1」を発売する。価格は29,990円(税抜/直販サイト)で、4月下旬出荷予定。またREC-1に同梱のセンサー「LOG-1」も単独販売され、6,990円(税抜/直販サイト)で、4月上旬出荷予定。
REC-1の発売にあたり、同社は製品発表会を実施。代表取締役の岩佐琢磨氏は製品開発の背景として、「スポーツカメラのジャンルは近年進化し、プロスポーツの分野ではデータの可視化が活用されている。そういったビジュアライズの技術を、スノーボードや自転車など身近なスポーツ用品で使用できるような、手頃な価格帯のデバイスを提供したかった」とコメント。
REC-1は、同梱される小型センサー「LOG-1」で取得したデータをカメラで撮影した動画に組み合わせることで、オートバイや自転車といった乗り物の速度や傾き、走行ルートなどをデータと映像で確認することができるというビジュアライズ・カメラ。「IFA 2016」で出展された製品が、日本で正式に発売が決定した格好となる(関連ニュース)。
センサーを外付けとした点については「動きをビジュアライズしたいタイヤなどのスポーツギアは“うごく”ため、カメラはなるべく動かないものに取り付けたい。この相反するものを実現するため」という。これにより、自分視点の映像に乗り物のデータをオーバーレイ表示する、ということが可能となる。
具体例として、車に搭載する場合が挙げられた。「車のサスペンションアームは右カーブを曲がると左に荷重がかかり、カーブを曲がり終えるともとに戻る。その動きをキャプチャしたい場合、サスペンションアーム自体にセンサーをつけることになるが、そこにカメラを装着して録画すると、動きが激しくとても見てられない。そこでドライバーのヘルメットなどにカメラを装着することで、キレイな映像にオーバーレイ表示ができる」(岩佐氏)
REC-1は、フルHD(1080/60p)の画質で、防水性能はIPX4に対応。実際の使用感を反映した設計となっており、REC-1の天面部にはボタン式電源スイッチのほか、グローブをしながらでも操作できるよう録画/停止のスライドスイッチを装備。電源オフ状態からも、スライドスイッチにより録画を開始することが可能なほか、電源オン状態でスマートフォンとWi-Fiで接続することで、スマートフォン上のアプリからも録画/停止や画質調整といった操作が行える。
また、バッテリーもREC-1を固定したままでも交換できるよう、本体背面部から簡単に抜き差しできる外付け式を採用している。充電/マスストレージ兼用のMicro USB端子を装備し、充電時間は約120分で、駆動時間は最大約83分。映像出力はMicro HDMIで、底面には汎用的な三脚穴を装備する。外形寸法は31W×37H×115Dmm、質量は約101g。
LOG-1は6軸(加速度・角速度)、温度、気圧、磁気といったセンサーを内蔵したデバイス。取り付け具やベルト締め用アダプタが同梱され、市販のカメラ用取り付け具にも対応。また同梱の磁石を回転体に取り付けることで、自転車のクランクやタイヤの回転数を取得することができる。
パソコンで無料提供されるアプリを使用することで、センサーの情報を動画にオーバーレイ表示できる。LOG-1は別筐体、単独販売も行われるため、GoProやアクションカム、iPhoneなどで撮影した動画と組み合わせることも可能だが、速度やルートなどの情報はREC-1に搭載されるGPSをもとにしているため、別のカメラではフルに情報を反映させることができないという。
LOG-1の連続記録時間は約19時間〜約1週間と、サンプリングレート設定により変動。記録間隔は80ミリ秒毎、1000ミリ秒毎。防水性能はREC-1と同じくIPX4。外形寸法は40W×12H×55Dm、質量は約28g。
REC-1の発売にあたり、同社は製品発表会を実施。代表取締役の岩佐琢磨氏は製品開発の背景として、「スポーツカメラのジャンルは近年進化し、プロスポーツの分野ではデータの可視化が活用されている。そういったビジュアライズの技術を、スノーボードや自転車など身近なスポーツ用品で使用できるような、手頃な価格帯のデバイスを提供したかった」とコメント。
REC-1は、同梱される小型センサー「LOG-1」で取得したデータをカメラで撮影した動画に組み合わせることで、オートバイや自転車といった乗り物の速度や傾き、走行ルートなどをデータと映像で確認することができるというビジュアライズ・カメラ。「IFA 2016」で出展された製品が、日本で正式に発売が決定した格好となる(関連ニュース)。
センサーを外付けとした点については「動きをビジュアライズしたいタイヤなどのスポーツギアは“うごく”ため、カメラはなるべく動かないものに取り付けたい。この相反するものを実現するため」という。これにより、自分視点の映像に乗り物のデータをオーバーレイ表示する、ということが可能となる。
具体例として、車に搭載する場合が挙げられた。「車のサスペンションアームは右カーブを曲がると左に荷重がかかり、カーブを曲がり終えるともとに戻る。その動きをキャプチャしたい場合、サスペンションアーム自体にセンサーをつけることになるが、そこにカメラを装着して録画すると、動きが激しくとても見てられない。そこでドライバーのヘルメットなどにカメラを装着することで、キレイな映像にオーバーレイ表示ができる」(岩佐氏)
REC-1は、フルHD(1080/60p)の画質で、防水性能はIPX4に対応。実際の使用感を反映した設計となっており、REC-1の天面部にはボタン式電源スイッチのほか、グローブをしながらでも操作できるよう録画/停止のスライドスイッチを装備。電源オフ状態からも、スライドスイッチにより録画を開始することが可能なほか、電源オン状態でスマートフォンとWi-Fiで接続することで、スマートフォン上のアプリからも録画/停止や画質調整といった操作が行える。
また、バッテリーもREC-1を固定したままでも交換できるよう、本体背面部から簡単に抜き差しできる外付け式を採用している。充電/マスストレージ兼用のMicro USB端子を装備し、充電時間は約120分で、駆動時間は最大約83分。映像出力はMicro HDMIで、底面には汎用的な三脚穴を装備する。外形寸法は31W×37H×115Dmm、質量は約101g。
LOG-1は6軸(加速度・角速度)、温度、気圧、磁気といったセンサーを内蔵したデバイス。取り付け具やベルト締め用アダプタが同梱され、市販のカメラ用取り付け具にも対応。また同梱の磁石を回転体に取り付けることで、自転車のクランクやタイヤの回転数を取得することができる。
パソコンで無料提供されるアプリを使用することで、センサーの情報を動画にオーバーレイ表示できる。LOG-1は別筐体、単独販売も行われるため、GoProやアクションカム、iPhoneなどで撮影した動画と組み合わせることも可能だが、速度やルートなどの情報はREC-1に搭載されるGPSをもとにしているため、別のカメラではフルに情報を反映させることができないという。
LOG-1の連続記録時間は約19時間〜約1週間と、サンプリングレート設定により変動。記録間隔は80ミリ秒毎、1000ミリ秒毎。防水性能はREC-1と同じくIPX4。外形寸法は40W×12H×55Dm、質量は約28g。
- トピック
- アクションカメラ
- ジャンルその他
- ブランドCEREVO
- 型番REC-1
- 発売日2017年4月下旬
- 価格29990
【SPEC】●動画記録画素数/フレームレート 1080p/60fps ●動画圧縮方式:H.264 ●形式:CMOSセンサー ●カメラ部有効画素:約2420万画素 ●録画メディア:microSD ●バッテリー駆動時間:約83分(1080/60p、無線LANオフ時) ●充電時間:約120分 ●映像出力:Micro HDMI ●USB:Micro USB(充電/マスストレージ) ●防水性能:IPX4程度の防水性能 ●対応アプリ:iOS 9以上 ●外形寸法:W31×D115×H37mm ●質量:約101g
- ジャンルその他
- ブランドCEREVO
- 型番LOG-1
- 発売日2017年4月上旬
- 価格6990
【SPEC】●センサ:6軸センサ(加速度・角速度)、温度、気圧、磁気センサ ●パワー:CR2032 一次電池 ●USB:Micro USB(HID、専用アプリでデータ取込み) ●連続記録時間:約19時間〜約1週間(サンプリングレート設定による) ●記録間隔:80ミリ秒毎、100ミリ秒毎 ●防水性能:IPX4程度の防水性能 ●対応ソフト:Windows 8.1/10(Windows 10を推奨) ●外形寸法:40W×12H×55Dmm ●質量:約28g