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公開日 2017/03/22 11:00
BAZOOKAブランドが機能名で復活
東芝、「重低音BAZOOKA」で音質も強化した4K/HDR液晶テレビ「レグザ BZ710X」
編集部:小野佳希
東芝は、オンキヨーと共同開発した「重低音BAZOOKA」サウンドシステムを搭載した4K/HDR対応液晶テレビ“REGZA”(レグザ)「BZ710Xシリーズ」を5月中旬に発売する。55型の「55BZ710X」が30万円前後、49型の「49BZ710X」が25万円前後での実売が予想される。
地デジ/BS/110度CSチューナー3基と4K放送対応スカパー!プレミアムサービスチューナー、4K放送対応スカパー!プレミアムサービス光チューナーを搭載。パネルは4K対応のIPSパネルで、同社が「全面直下LEDバックライト」と呼ぶエリア駆動の直下型バックライトを採用している。
4Kサービスとしては上記のスカパー!のほか、ひかりTV、NETFLIX、アクトビラ、dTV、YouTubeに対応。非4Kの動画サービスではDMM.com、TSUTAYA TV、niconico、U-NEXT、クランクイン!ビデオに対応している。また、DAZN(ダ・ゾーン)にも6月下旬のアップデートで対応する。
かつて東芝がテレビ用ブランドとして使用していた「BAZOOKA」が、新型テレビのスピーカー名として復活した(※テレビブランドとしての復活ではない)。ネオジムマグネット搭載30mm径シルクドームトゥイーターとフルレンジスピーカーによる2ウェイバスレフスピーカーと、“バズーカウーファー”を総合出力66Wのマルチアンプで駆動する「バズーカオーディオシステム」により、低音から高音までクリアで迫力あるサウンドを実現したとしている。
バックライトには、新開発の高輝度LEDを採用。「800nits近い数値を出せるようになった」(レグザの企画開発に長く携わる東芝映像ソリューション 本村氏)という。
また、エリアコントロール数も従来よりもさらに細かくエリアを分割。映像処理エンジンは「レグザエンジンBeauty PRO」を搭載している。「黒が浮いてしまいがちなのがIPSの弱点だったが、緻密なエリアコントロールによってカバーしている。レグザのIPSモデルとして最高画質モデルができたと思っている」(本村氏)とした。
「アダプティブフレーム超解像」や「2段階再構成型超解像」「絵柄解析 再構成型超解像」など、ハイレンドモデルで搭載している高画質化技術を本機も継承。絵柄のボヤケを防止する「絵柄構造適応型MPEG-NR」、アニメやゲーム、字幕をなめらかにする「マルチアングル自己合同性超解像」も備えている。
これらの技術で地デジのノイズを低減することから、同社ではこれらをまとめて「地デジ ビューティPRO」と命名。地デジ(1,440×1,080)を1,920×1,080の映像に4/3倍水平伸長する際に超解像処理も行い、ノイズ低減やさまざまな高画質技術を組み合わせることで、地デジを高精細に再現するとしている。なお、先行して同様の技術を搭載していた「X910」(レビュー記事1/レビュー記事2)や「Z810X」(レビュー記事でも今後は「地デジ ビューティPRO」搭載と銘打って展開する。
また、有機ELモデル「X910」や本機より上位の液晶モデル「Z810X」と同様に、「美肌リアライザー」も搭載。明るいシーンでの肌色の色飽和を高精度に検出し、顔のハイライト部分の階調をきめ細やかに描き出すことで、肌の質感をよりリアルに表現するという。
そのほか、映画などの24フレーム/秒の映像に対し、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行う「熟成超解像」や、機械学習によってHDR復元テーブルを作成した「AI機械学習HDR復元」も搭載している。
画質/音質面以外では、新機能「次みるナビ」を搭載。リモコンの「次みるナビ」ボタンから、出演者の関連番組や、好きなジャンルの番組などをすぐチェックできるようにした。
同機能では、現在見ている番組の出演者が出演した他の番組を録画データのなかから簡単に見つけたり、お気に入りジャンルやテーマの番組を探すなどといったことが可能。YouTubeの人気動画を探すこともできる。
なお、前モデルのZ700Xが搭載していた全録機能「タイムシフトマシン」は本機では省略。かわりとして、全録機能搭載の同社製レコーダー「レグザサーバー」と連携し、レコーダー側の機能をテレビ内蔵機能のように使える「タイムシフトリンク」機能を備えている。
地デジ/BS/110度CSチューナー3基と4K放送対応スカパー!プレミアムサービスチューナー、4K放送対応スカパー!プレミアムサービス光チューナーを搭載。パネルは4K対応のIPSパネルで、同社が「全面直下LEDバックライト」と呼ぶエリア駆動の直下型バックライトを採用している。
4Kサービスとしては上記のスカパー!のほか、ひかりTV、NETFLIX、アクトビラ、dTV、YouTubeに対応。非4Kの動画サービスではDMM.com、TSUTAYA TV、niconico、U-NEXT、クランクイン!ビデオに対応している。また、DAZN(ダ・ゾーン)にも6月下旬のアップデートで対応する。
かつて東芝がテレビ用ブランドとして使用していた「BAZOOKA」が、新型テレビのスピーカー名として復活した(※テレビブランドとしての復活ではない)。ネオジムマグネット搭載30mm径シルクドームトゥイーターとフルレンジスピーカーによる2ウェイバスレフスピーカーと、“バズーカウーファー”を総合出力66Wのマルチアンプで駆動する「バズーカオーディオシステム」により、低音から高音までクリアで迫力あるサウンドを実現したとしている。
バックライトには、新開発の高輝度LEDを採用。「800nits近い数値を出せるようになった」(レグザの企画開発に長く携わる東芝映像ソリューション 本村氏)という。
また、エリアコントロール数も従来よりもさらに細かくエリアを分割。映像処理エンジンは「レグザエンジンBeauty PRO」を搭載している。「黒が浮いてしまいがちなのがIPSの弱点だったが、緻密なエリアコントロールによってカバーしている。レグザのIPSモデルとして最高画質モデルができたと思っている」(本村氏)とした。
「アダプティブフレーム超解像」や「2段階再構成型超解像」「絵柄解析 再構成型超解像」など、ハイレンドモデルで搭載している高画質化技術を本機も継承。絵柄のボヤケを防止する「絵柄構造適応型MPEG-NR」、アニメやゲーム、字幕をなめらかにする「マルチアングル自己合同性超解像」も備えている。
これらの技術で地デジのノイズを低減することから、同社ではこれらをまとめて「地デジ ビューティPRO」と命名。地デジ(1,440×1,080)を1,920×1,080の映像に4/3倍水平伸長する際に超解像処理も行い、ノイズ低減やさまざまな高画質技術を組み合わせることで、地デジを高精細に再現するとしている。なお、先行して同様の技術を搭載していた「X910」(レビュー記事1/レビュー記事2)や「Z810X」(レビュー記事でも今後は「地デジ ビューティPRO」搭載と銘打って展開する。
また、有機ELモデル「X910」や本機より上位の液晶モデル「Z810X」と同様に、「美肌リアライザー」も搭載。明るいシーンでの肌色の色飽和を高精度に検出し、顔のハイライト部分の階調をきめ細やかに描き出すことで、肌の質感をよりリアルに表現するという。
そのほか、映画などの24フレーム/秒の映像に対し、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行う「熟成超解像」や、機械学習によってHDR復元テーブルを作成した「AI機械学習HDR復元」も搭載している。
画質/音質面以外では、新機能「次みるナビ」を搭載。リモコンの「次みるナビ」ボタンから、出演者の関連番組や、好きなジャンルの番組などをすぐチェックできるようにした。
同機能では、現在見ている番組の出演者が出演した他の番組を録画データのなかから簡単に見つけたり、お気に入りジャンルやテーマの番組を探すなどといったことが可能。YouTubeの人気動画を探すこともできる。
なお、前モデルのZ700Xが搭載していた全録機能「タイムシフトマシン」は本機では省略。かわりとして、全録機能搭載の同社製レコーダー「レグザサーバー」と連携し、レコーダー側の機能をテレビ内蔵機能のように使える「タイムシフトリンク」機能を備えている。
関連リンク
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドTOSHIBA
- 型番55BZ710X
- 発売日2017年5月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格30万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:55V型 ●液晶パネル方式:VA方式 LEDバックライト[4Kパネル] ●画素数:3840×2160 [4Kパネル] ●画面寸法:1242W×769H×189Dmm(卓上スタンド含む) ●質量:19.0kg(卓上スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドTOSHIBA
- 型番49BZ710X
- 発売日2017年5月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格25万円前後)
【SPEC】●画面サイズ:49V型 ●液晶パネル方式:VA方式 LEDバックライト[4Kパネル] ●画素数:3840×2160 [4Kパネル] ●画面寸法:1105W×692H×189Dmm(卓上スタンド含む) ●質量:19.0kg(卓上スタンド含む)