トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2017/07/15 18:39
トライオードは“頭外定位”ヘッドホン「CZ-1」をメイン出展

<ポタフェス>AUDEZEの平面駆動型イヤホン旗艦機「LCDi4」国内初出展/デノン取扱ヘッドホンやHEOSなどずらり

編集部:川田菜月
7月15日(土)・16日(日)と東京・秋葉原にて開催されている、ポータブルオーディオの大規模イベント「ポタフェス 2017SPRING&SUMMER 東京・秋葉原」。本記事では、アスク/ディーアンドエムホールディングス/トライオードの出展内容をレポートする。

アスク

アスクでは、同社の取り扱うAUDEZE製品を一斉展示。平面駆動型イヤホンの最上位モデル「LCDi4」や平面駆動型オンイヤーヘッドホン「SINE DX」など、新製品をメインに展開している。

LCDi4は、同社の平面駆動型ヘッドホンの最上位モデル「LCD-4」と同じ技術・素材を採用した、セミオープン型の平面駆動イヤホン。7月末に発売予定、328,000円前後での販売が想定される(関連ニュース)。国内イベントでの出展は今回が初とのこと。

平面駆動型イヤホンの最上位モデル「LCDi4」

内部にはφ30mmドライバーと、同社の平面駆動イヤホン「iSINE」シリーズと比較してさらに薄く強度を高めた、0.5ミクロンの超薄型ダイヤフラムを搭載。強力なマグネットにより駆動させている。ケーブルにはシルバーメッキを施したOCC銅胴体採用の編組ケーブルを採用し、高域がより煌びやかになるとのこと。

SINE DXは、開放タイプの平面駆動型ヘッドホン。8月上旬頃の発売を予定しており、79,800円前後での販売が想定される。

平面駆動型オンイヤーヘッドホン「SINE DX」

SINE DX(左)はLightning非対応とのこと。中音域を強化したチューニングが施されている

内部には大型80×70mmサイズの平面磁気ドライバーを搭載。従来モデルの「SINE」シリーズ(関連ニュース)よりも中音域を強化し最適化を図っている。DAPで使用することを想定し、本モデルではLightningは非対応となる。

その他、LCDシリーズなどAUDEZE製品の全ラインナップを取り揃えていた。

フラグシップヘッドホン「LCD」シリーズも並ぶ

ディーアンドエムホールディングス

ディーアンドエムホールディングスでは、同社が取り扱うDENONブランドやB&Wのイヤホン/ヘッドホン、AudioQuestブランドの「NightHawk」「NightAwl」などを展示。

B&W「P7」シリーズや、創立50周年モデル「P9 Signature」が用意されている

DENONブランドのイヤホン、ヘッドホンがキンバー製のリケーブルを使用して試聴可能


オーディオクエストのヘッドホン、セミオープン型「NightHawk Carbon」と密閉型「NightOwl Carbon」

合わせて、7月下旬発売予定の“デザイン”シリーズの薄型CDプレーヤー「DCD-100」やワイヤレスミュージックシステム「HEOS」のスピーカー、MARANTZのヘッドホンアンプ「HD-DAC1」なども用意しアピールしていた。

発売以来人気のヘッドホンアンプ「HD-DAC1」も用意

HEOSや先日発表されたCDプレーヤー「DCD-100」とDDFA搭載ネットワークレシーバー「DRA-100」の組み合わせも展示

トライオード

トライオードは、CROSSZONEの“頭外定位”ヘッドホン「CZ-1」をメインに、アンプ製品を展開。また、同社が取り扱うDiDiT High-Endの新製品としてDAC「DAC212SE」を参考出展している。本機は7月下旬〜8月上旬頃の発売を予定しており、予想実売価格は45万円前後。

DiDiT High-End「DAC212SE」

“頭外定位”ヘッドホン「CZ-1」と同社取扱のアンプ製品を組み合わせ試聴できる

DAC212SEは、内部の4層基板には信号経路全体の各段階全てにバランス回路構成を採用し、「ノイズをいかに無くし、より正確に情報を再現するか」をコンセプトに開発されたという。CZ-1との組み合わせでは、より緻密な再生を可能にするとのこと。

筐体にはアルミニウム削り出しを採用。入力端子はXLR×2、同軸SPDIF×2、光SPDIF×1、USB×1、HDMI×1、出力にはXLRバランス×1、6.3mm標準ヘッドホン×1を備える。ボリュームコントロールは、DACモード/プリモード/シングル/マルチの4つの設定から選択可能。PCMは最大192kHzまで(USB経由で最大382kHz)、DSD までをサポートする。Bluetooth搭載で、AAC/aptXにも対応。

SN比は135dB(1kHz)、全高調波歪率は0.00035%(100kΩ)、出力インピーダンスは1.6Ωとなる。外形寸法は212W×50H×212Dmm、質量は2.7kg。

他にも真空管アンプも用意。CZ-1は見た目よりも軽量で高いフィット感があり、聴き疲れしにくいとのことで、ブースでは“スピーカーのような音場表現”をぜひ体験してほしいとのことだ。

真空管アンプも用意している

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB