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公開日 2017/12/18 18:26
ネットワークCDレシーバー「CR-N775」にも採用
オンキヨー、省エネで音質も向上するデジタルアンプの新回路技術「3-state Bitstream」
編集部:押野 由宇
オンキヨー(株)は、消費電力を大幅低減が可能になるデジタルアンプの新回路技術「3-state Bitstream」を独自開発したことを発表した。
省エネルギーの取り組みはオーディオ業界においても、デジタルアンプが従来のアナログアンプに比べると音声出力の増幅時における変換効率が高いため、消費電力の大幅な低減を実現できるメリットがあった。
しかし従来のデジタルアンプでは、2値(+, −)によるパルス変換技術を採用しているため、無音時でも+, −信号を交互に平均化することで無音状態(0)を作り出している。つまり、小音量出力時や無音状態の時でも常に電力が流れ、無駄な電力ロスが発生していたという。
同社ではこの課題を解決するものとして、回路技術「3-state Bitstream」を独自開発。3値(+, 0, −)によるパルス変換を行うことで、無音時00信号そのものを再生することで不要なスイッチング動作を排除、消費電力の削減を可能とした。
また3値パルス変換技術に加えて、スイッチング周波数を従来比約10倍に高めることで、広帯域のハイレゾ音楽コンテンツを高精細に再生することが可能となり、音質向上にも寄与するという。
本技術は特許取得済であり、ネットワークCDレシーバー「CR-N775」(関連ニュース)にも採用されている。
省エネルギーの取り組みはオーディオ業界においても、デジタルアンプが従来のアナログアンプに比べると音声出力の増幅時における変換効率が高いため、消費電力の大幅な低減を実現できるメリットがあった。
しかし従来のデジタルアンプでは、2値(+, −)によるパルス変換技術を採用しているため、無音時でも+, −信号を交互に平均化することで無音状態(0)を作り出している。つまり、小音量出力時や無音状態の時でも常に電力が流れ、無駄な電力ロスが発生していたという。
同社ではこの課題を解決するものとして、回路技術「3-state Bitstream」を独自開発。3値(+, 0, −)によるパルス変換を行うことで、無音時00信号そのものを再生することで不要なスイッチング動作を排除、消費電力の削減を可能とした。
また3値パルス変換技術に加えて、スイッチング周波数を従来比約10倍に高めることで、広帯域のハイレゾ音楽コンテンツを高精細に再生することが可能となり、音質向上にも寄与するという。
本技術は特許取得済であり、ネットワークCDレシーバー「CR-N775」(関連ニュース)にも採用されている。
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