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公開日 2018/05/10 11:00
「AVR-X2400W/AVR-X1400W」の後継機

デノン、“一歩踏み込んだ音質向上” 実現の7.2ch AVアンプ「AVR-X2500H/AVR-X1500H」

編集部:小澤貴信

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デノンは、ドルビーアトモスやDTS:Xに対応し、HEOS機能も内蔵した7.2ch AVアンプ「AVR-X2500H」「AVR-X1500H」を6月中旬に発売する。

・「AVR-X2500H」¥90,000(税抜)

「AVR-X2500H」

・「AVR-X1500H」¥59,500(税抜)

「AVR-X1500H」

昨年6月発売の「AVR-X2400H」「AVR-X1400H」の後継となるAVアンプ(関連記事)。昨年モデルでは新DAC搭載やボリューム回路の刷新による音質向上、新ネットワークモジュール搭載によるHEOS対応などの機能面の進化を実現した。本機はこれをベースに、音質面をさらにブラッシュアップした。

新DACの採用などで音質を高めた「AVR-X2400H/X1400H」の後継機にあたる

また機能面では、両モデルとも新たにフォノ入力(MM)を搭載。レコードプレーヤーを接続できるようになった。また、フロントパネルのデザインも変更した。

「AVR-X2500H」

「AVR-X1500H」

オブジェクトオーディオは、両モデルともにドルビーアトモス/DTS:Xに対応。映像面では全入出力が4K/HDRに対応。HDRもHDR10、Dolby VisionとHLGに対応する。

いずれも7chディスクリート・アンプを搭載。実用最大出力はAVR-X2500Hが185W、AVR-X1500Hが175W(1ch、6Ω)。機能は両モデルでほぼ共通、対応チャンネル数も同じだが、AVR-X2500Hはアンプや電源などアナログ面でより音質に注力したミドルクラス相当の位置付けだ。HDMI端子は、AVR-X2400Hが入力8/出力2、AVR-X1400Hが入力6/出力1となっている。

「AVR-X2500H」(左)と「AVR-X1500H」(右)の背面端子部。ともに一列配置のスピーカー端子を継承

Wi-Fi(2.4/5GHzデュアルバンド)およびBluetoothを内蔵。AM/FMチューナーを備え、ワイドFMにも対応する。

発表に先立って開催されたプレス向け内覧では、サウンドマネージャーを務める山内慎一氏、マーケティング担当の宮原利温氏が製品のプレゼンを行った。以下にその詳細を紹介していく。

山内慎一氏

宮原利温氏

昨年モデルをベースに“一歩踏み込んだ音質向上”を実現

デノンAVアンプの“1000番台”と“2000番台”は、昨年の時点で上述のようにオブジェクトオーディオ、HDRなど最新の映像フォーマット、HEOSによるネットワーク/ハイレゾ再生など最新機能の搭載を一通り取りそろえた。山内氏は「その意味でAVR-X2500H/AVR-X1500Hは、昨年モデルで完成に至っていたものを、さらにブラッシュアップしたモデル」と語る。

音質面についても同様で、アンプや回路構成などは昨年モデルを踏襲しつつ、細部のブラッシュアップを行い一歩踏み込んだ音質向上を狙ったとのこと。音質チューニングを担当した山内氏は「このクラスのAVアンプはこれまで、モデルチェンジを行うごとにさらなる音質向上を実現させてきたが、昨年モデルの時点で“ここから先は難しくなる”と感じた。それだけに、さらに踏み込んでいくことが課題になったが、今期のモデルを聴いて、その課題はクリアできたと思う」と語った。

具体的には「よりエネルギッシュ」になり、「低域再現」や「音の厚み」という点でさらなる向上が実現できたと語る。「クラスはちがうが、AVC-X8500HやAVR-X6500Hに通じるようなサウンドになった」と述べた。

また機能面での新しいトピックは、フォノ入力(MM)の搭載だ。AVR-X2500HとAVR-X1500Hの両モデルに搭載される。

フォノ入力の搭載により使用シーンがさらに広がった

外観デザインについても変更。今年1月に発売されたフラグシップモデル「AVC-X8500H」にならって、従来では凹状になっていたフロント部が、前にせり出すデザインになった。

5.1.2のアトモス/DTS:Xシステムを構築可能

両モデルともドルビーアトモス/DTS:Xに対応。いずれも[5.1.2][7.1]chのスピーカー配置に対応。最大2基のハイトチャンネルスピーカーを接続することができる。ハイトチャンネルは、フロントハイト、トップフロント、トップミドル、フロントイネーブルド、サラウンドイネーブルドの5パターンから選択可能だ。

7chのパワーアンプ搭載により、[5.1.2]のサラウンドシステムが構築できる

フロントスピーカーの駆動に4chアンプを使う「バイアンプ」接続や、2系統のフロントスピーカーを切り替えて利用できる「A+B」接続にも対応する。

イネーブルドスピーカーについては、イネーブルドスピーカーから天井までの高さを入力することで、反射を含めてより正確にディレイタイムを演算することが可能となっている。天井までの高さの設定距離は0.9m〜3.3m。オブジェクトオーディオを含まないオーディオ信号は「ドルビーサラウンド」または「Neural:X」によってアップミックス再生ができる。

DTSのバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」にも対応

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