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公開日 2018/09/01 00:33
数々の高音質化技術を投入
<IFA>いよいよ登場!オーディオテクニカ初の完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKR7TW」は音質で勝負
編集部:風間雄介
既報の通りオーディオテクニカは、「IFA 2018」において、同社初の完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKR7TW」「ATH-SPORT7TW」をはじめとした様々な新製品を発表した。新ラインナップは多岐に渡るため、本項では完全ワイヤレスイヤホンに的を絞り、詳しく解説していこう。
■完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKR7TW」
音質を追求した「Sound Realityシリーズ」から登場する完全ワイヤレスイヤホン、「ATH-CKR7TW」。欧州では249ユーロ程度で、年内の発売を見込む。本体色はブラックとグレー。
音質を高めるため、11mmと大型のドライバーを採用。振動板にはDLCコーティングも施している。また純鉄のヨークや真鍮製のスタビライザーを採用したり、導管にアコースティックなレジスターを備えるなど、音質を高める数々の工夫を施している。
Bluetoothのバージョンは5.0で、コーデックはSBC/AAC/aptXに対応。マルチペアリングは7台まで対応している。
左右のイヤホンそれぞれに物理ボタンを配置。イヤホン上部に備えている。右側のボタンを押すと再生や一時停止などが、左側のボタンでボリューム調整が行える。
なおフィット感を高めるため、3Dループも同梱。これを装着することでフィット感を高めることもできる。
バッテリー駆動時間は本体だけで6時間、ケースで1.5回分の充電が行える。つまり計15時間の使用が行える計算になる。
なおバッテリーケースは横長で、本体と同色の仕様となっている。充電はmicroUSBで行う。
インジケーターも備えており、左のボタンを押すことでバッテリー残量がわかるのだが、一回押すとケースの残量を青く表示し、もう一回押すとイヤホン本体の残量を白く表示する機能を備える。それぞれの残り時間をわかりやすく知ることができる。
また、同社のアプリ「Connect」にも対応している。
■完全ワイヤレスイヤホン「ATH-SPORT7TW」
「ATH-SPORT7TW」はモデル名のとおり、スポーツ向けの完全ワイヤレスイヤホン。欧州では年内をめどに、199ユーロ前後で発売する。本体色はブラックとグレー。
IPX5相当の防水性能を備えた完全ワイヤレスイヤホン。ドライバーの口径は5.8mm。BluetoothのコーデックはSBC/AACに対応している。
スポーツ向けなので装着性にこだわり、イヤーフィンはS/M/Lの3サイズを同梱。付け替えることでフィット感を高められる。またコンプライのイヤーピースも、Mサイズのみだが付属するという。
さらに外音取り込み機能も装備。左側のイヤホンを長くタップするとヒアスルー機能が起動する。
バッテリー駆動時間は、本体は3.5時間。ケースで4回分の充電が行え、計17.5時間の使用ができる。また急速充電にも対応しており、10分の充電で45分の使用が可能だ。なおケースの色はブラックのみで、イヤホンがグレーの場合は、イヤホンとケースの色は揃わない。
■音を聴いてみた
短時間、なおかつ周囲がかなり騒がしい環境ではあったが、「ATH-CKR7TW」を試してみた。
まず装着感だが、ぱっと見では若干大きめなサイズだが、実際に着けるととても良好。着けている感覚がほぼなく、ストレスがない。
音を聴くと、その解像感の高さ、粒立ちの良さに、思わず聞き惚れる。ダフト・パンク「Get Lucky」は音数が非常に多いが、細かなパーカッションなどもしっかり解像し、音が団子になることなく、くっきり、はっきりと耳に届ける。またボーカルの押し出しの強さも特筆すべきだ。
ノラ・ジョーンズの「Sunrise」でも、ボーカルがダイレクトに伝わってくる。彼女特有の、心地よいゆらぎのある声もあますところなく再現し、なおかつディテールが甘くなることがない。Sound Realityシリーズから登場するだけあって、そのポテンシャルは非常に高いと感じた。
また接続性についても、様々な電波が飛び交うIFA会場内で計15分程度試聴を行ったが、一度も途切れなかった。不安定さを感じることすら一切なかったことも付記しておきたい。
■完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKR7TW」
音質を追求した「Sound Realityシリーズ」から登場する完全ワイヤレスイヤホン、「ATH-CKR7TW」。欧州では249ユーロ程度で、年内の発売を見込む。本体色はブラックとグレー。
音質を高めるため、11mmと大型のドライバーを採用。振動板にはDLCコーティングも施している。また純鉄のヨークや真鍮製のスタビライザーを採用したり、導管にアコースティックなレジスターを備えるなど、音質を高める数々の工夫を施している。
Bluetoothのバージョンは5.0で、コーデックはSBC/AAC/aptXに対応。マルチペアリングは7台まで対応している。
左右のイヤホンそれぞれに物理ボタンを配置。イヤホン上部に備えている。右側のボタンを押すと再生や一時停止などが、左側のボタンでボリューム調整が行える。
なおフィット感を高めるため、3Dループも同梱。これを装着することでフィット感を高めることもできる。
バッテリー駆動時間は本体だけで6時間、ケースで1.5回分の充電が行える。つまり計15時間の使用が行える計算になる。
なおバッテリーケースは横長で、本体と同色の仕様となっている。充電はmicroUSBで行う。
インジケーターも備えており、左のボタンを押すことでバッテリー残量がわかるのだが、一回押すとケースの残量を青く表示し、もう一回押すとイヤホン本体の残量を白く表示する機能を備える。それぞれの残り時間をわかりやすく知ることができる。
また、同社のアプリ「Connect」にも対応している。
■完全ワイヤレスイヤホン「ATH-SPORT7TW」
「ATH-SPORT7TW」はモデル名のとおり、スポーツ向けの完全ワイヤレスイヤホン。欧州では年内をめどに、199ユーロ前後で発売する。本体色はブラックとグレー。
IPX5相当の防水性能を備えた完全ワイヤレスイヤホン。ドライバーの口径は5.8mm。BluetoothのコーデックはSBC/AACに対応している。
スポーツ向けなので装着性にこだわり、イヤーフィンはS/M/Lの3サイズを同梱。付け替えることでフィット感を高められる。またコンプライのイヤーピースも、Mサイズのみだが付属するという。
さらに外音取り込み機能も装備。左側のイヤホンを長くタップするとヒアスルー機能が起動する。
バッテリー駆動時間は、本体は3.5時間。ケースで4回分の充電が行え、計17.5時間の使用ができる。また急速充電にも対応しており、10分の充電で45分の使用が可能だ。なおケースの色はブラックのみで、イヤホンがグレーの場合は、イヤホンとケースの色は揃わない。
■音を聴いてみた
短時間、なおかつ周囲がかなり騒がしい環境ではあったが、「ATH-CKR7TW」を試してみた。
まず装着感だが、ぱっと見では若干大きめなサイズだが、実際に着けるととても良好。着けている感覚がほぼなく、ストレスがない。
音を聴くと、その解像感の高さ、粒立ちの良さに、思わず聞き惚れる。ダフト・パンク「Get Lucky」は音数が非常に多いが、細かなパーカッションなどもしっかり解像し、音が団子になることなく、くっきり、はっきりと耳に届ける。またボーカルの押し出しの強さも特筆すべきだ。
ノラ・ジョーンズの「Sunrise」でも、ボーカルがダイレクトに伝わってくる。彼女特有の、心地よいゆらぎのある声もあますところなく再現し、なおかつディテールが甘くなることがない。Sound Realityシリーズから登場するだけあって、そのポテンシャルは非常に高いと感じた。
また接続性についても、様々な電波が飛び交うIFA会場内で計15分程度試聴を行ったが、一度も途切れなかった。不安定さを感じることすら一切なかったことも付記しておきたい。