トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2018/09/02 05:51
BD-RE V5.0を使用

新4K/8K衛星放送のBD録画が可能に、A-PABが著作権保護技術に「AACS2」を認定

編集部:風間雄介
一般社団法人 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、新4K/8K衛星放送において放送される4K/8K映像の著作権保護技術として、「AACS2」を認定したと発表した。

昨年末に当サイトの記事でお伝えした通り、ブルーレイディスク アソシエーション(BDA)は、4K/8Kコンテンツを録画できる録画用Blu-ray Disc新規格「BD-RE V5.0」を2017年に発表。2018年はじめからライセンスを開始していた。

「BD-RE V5.0」は、従来の規格で対応していた各種ビデオ・音声コーデックに加えて、新4K8K衛星放送で導入する各種ストリームに対応。最大100Mbpsになる8K放送のストリームはもちろん、これまでのMPEG-2 TSに代わる新たな多重化方式「MMT/TLV」、4K/8K映像を圧縮するHEVCビデオコーデック、HDR(Hybrid Log Gamma)へも対応。音声についてもMPEG4-AACだけでなく、オプションのロスレス音声コーデックであるMPEG4-ALSにも対応する。

そして著作権保護技術は、市販されているUltra HD Blu-rayと同様に、「AACS2」を採用するとしていた。

ただしCASで保護されたコンテンツの録画にAACS2を使うには、AACS2がA-PABに認定される必要があった。ライセンスから半年以上経過し、A-PABが今回、AACS2を正式に承認。これによって正式に、4K/8K映像をBlu-rayへ記録することが可能になった。

なおパナソニックは、「新4K衛星放送」が開始される12月1日までに、4K放送の録画に対応したレコーダー “DIGA” の発売を予定していることをアナウンスしている(関連ニュース)。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB