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公開日 2019/02/25 11:07
視野角2倍以上など機能強化
Microsoft、新AR/MRゴーグル「HoloLens 2」。3,500ドルで日本含む10ヶ国から発売
編集部:小野佳希
Microsoftは、スペイン・バルセロナで開催されているMWC(Mobile World Congress)にて、AR/MRゴーグルの新モデル「HoloLens 2」を発表。日本を含む10ヶ国から販売を開始する。端末価格は3,500ドルで、事前予約受付を開始。業務用アプリ「Dynamics 365 Remote Assist」付きで月額125ドルからのレンタルプランも用意する。また、深度センサー「Azure Kinect DK」も発表。399ドルで発売を開始した。
前モデルから1視野あたり47ピクセルという画素密度を維持しつつ、視野角が2倍以上に拡大。低消費電力でパフォーマンスの大幅な向上を実現できる新しいディスプレイシステムも搭載しているという。
新たなToF(time-of-flight)式深度センサーを搭載し、まるで現実世界と同じような感覚でホログラムを直接操作できると同社は説明。また、視線トラッキングセンサーも内蔵するほか、Windows Helloの虹彩認証にも対応し、複数のユーザーによる共有も安全かつすばやく行えるとしている。
軽量かつ重心バランスの良さで装着感にも配慮。ダイヤル式のフィット感調整システムを採用し、レンズ部をスライドさせることで、メガネを着用したままでも装着できるようにしている。また、未使用時にはバイザー部分を跳ね上げておくこともできる。これらによって快適性を3倍以上に向上させたという。
そのほか、業務用途を強く意識しており、ヘルメットなどに取り付けられるソリューションも提供。北米およびヨーロッパの複数の保護メガネ規格に準拠した耐衝撃テストに合格しているという。
「Azure Kinect DK」は、AIセンサーを単一のデバイスに組み合わせた開発者キット。HoloLens 2用に開発したToF型深度センサー、高解像度RGBカメラ、Microsoft Azureを使用したコンピュータービジョンおよび音声ソリューションの開発を可能にする7マイクロホン円形アレイによって構成される。
同社では、例えば病院において患者の転倒の前兆を特定し、転倒する前に看護師に連絡できるようになると説明。医療分野を始めとした各分野で活用できるとアピールしている。
前モデルから1視野あたり47ピクセルという画素密度を維持しつつ、視野角が2倍以上に拡大。低消費電力でパフォーマンスの大幅な向上を実現できる新しいディスプレイシステムも搭載しているという。
新たなToF(time-of-flight)式深度センサーを搭載し、まるで現実世界と同じような感覚でホログラムを直接操作できると同社は説明。また、視線トラッキングセンサーも内蔵するほか、Windows Helloの虹彩認証にも対応し、複数のユーザーによる共有も安全かつすばやく行えるとしている。
軽量かつ重心バランスの良さで装着感にも配慮。ダイヤル式のフィット感調整システムを採用し、レンズ部をスライドさせることで、メガネを着用したままでも装着できるようにしている。また、未使用時にはバイザー部分を跳ね上げておくこともできる。これらによって快適性を3倍以上に向上させたという。
そのほか、業務用途を強く意識しており、ヘルメットなどに取り付けられるソリューションも提供。北米およびヨーロッパの複数の保護メガネ規格に準拠した耐衝撃テストに合格しているという。
「Azure Kinect DK」は、AIセンサーを単一のデバイスに組み合わせた開発者キット。HoloLens 2用に開発したToF型深度センサー、高解像度RGBカメラ、Microsoft Azureを使用したコンピュータービジョンおよび音声ソリューションの開発を可能にする7マイクロホン円形アレイによって構成される。
同社では、例えば病院において患者の転倒の前兆を特定し、転倒する前に看護師に連絡できるようになると説明。医療分野を始めとした各分野で活用できるとアピールしている。