トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2019/12/06 20:23
専用アプリで動画と同時収録も

バイノーラル録音できるBluetoothイヤホン、Hooke Audio「Hooke Verse」

編集部:成藤 正宣
フォーカルポイント(株)は、バイノーラル製品を開発する米Hooke Audio(フックオーディオ)社と国内総代理店契約を締結、本日12月6日よりバイノーラル録音機能付きBluetoothイヤホン「Hooke Verse(フックヴァース)」を発売した。価格は18,180円(税抜)。

「Hooke Verse」

音が聞こえてくる距離/時間/音圧/反響など、人の鼓膜が捉えるのに近い立体的な音を記録できる「バイノーラル録音」が可能なBluetoothイヤホン。一般的に、バイノーラル録音には人の頭部を模した「ダミーヘッド」などの機材が用いられ、移動しながらの録音などダイナミックな収録が難しい。

本製品では、左右のイヤーパッドに内蔵されたバイノーラルマイクにより、録音者が身につけ動きながらの収録が可能なため、従来以上に臨場感あふれる、現実に近いかたちでのバイノーラル録音が可能とのこと。

人の鼓膜がとらえるのに近いかたちで音を記録する「バイノーラル録音」が可能なBluetoothイヤホン

スマートフォンやタブレットなどとのBluetooth接続のほか、同梱のケーブルにてカメラ/アクションカムなどと有線接続して録音する事が可能で、録音した音は、一般的なヘッドホン/イヤホンで楽しむことができる。

専用アプリ「Hooke Audio Binaural 3D Audio」では、録音のモニタリングやフィルターによるサウンドメイキング、バイノーラル録音と同時に動画撮影などが可能。アプリから直接YouTubeやTwitterなどSNSやオンラインストレージにアップロードもできる。

また、製品パッケージは組み立てることで本製品とスマートフォンなど端末を立てかけられるスタンドとなり、簡易ダミーヘッドのように使うこともできる。

パッケージを組み立てることで簡易ダミーヘッドのように使うことが可能

Bluetoothはバージョン4.1、コーデックはAAC/SBCに対応。録音には別途独自コーデックを採用しており、低遅延で最大48kHz/16bitでの収録が可能としている。バッテリー持ちは、バイノーラル録音時に約9時間、音楽再生時に約10時間の連続再生が可能。

マイクはエレクトレットコンデンサー型、イヤホン部のドライバーはダイナミック型を採用する。Androidスマホとの組み合わせではハンズフリー通話にも対応する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB