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公開日 2019/12/14 17:59
ヘッドホンのサブスク「ONZO」も
<ポタフェス>ゼンハイザー、新NCヘッドホン「MOMENTUM Wireless」が人気/Brise Audio初のポタアンが登場
編集部:平山洸太
ヘッドホンなどの様々なブランドが集う「ポタフェス2019」(ポータブルオーディオフェスティバル)が開幕。本稿では、ゼンハイザーをはじめ、伊藤屋国際、Brise Audio、ONZO、CHIKYU-SEKAIのブースをレポートする。
■ゼンハイザー
ゼンハイザーでは、「IE 40 PRO」といった手頃な有線イヤホンをはじめ、「HD 800 S」といった据え置きのヘッドホンまで、幅広いラインナップを展開。会場に訪れたユーザーは、それぞれ思い思いのモデルを試聴し、その音に聴き入っていた。
その中でも人気を集めていたのが、今年9月に発売されたNCヘッドホン「MOMENTUM Wireless」だ。2012年に登場した「MOMENTUM」シリーズの第3世代にあたり、新開発のφ42mmダイナミックドライバーを搭載。シチュエーションに合わせて3段階で切り替えできる、独自のアクティブノイズキャンセリング機能も搭載する。
説明員に話を伺ったところ、「ワイヤレスかつノイキャンを求めるお客様が多い」とのこと。やはりワイヤレスモデルの注目が高いようで、会場に用意された完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」についても、試聴するユーザーがひっきりなしに訪れていた。
■伊藤屋国際
伊藤屋国際では、同社が扱うAUGLAMOUR、DUNU、SHANLINGなど多くのブランドをブースで展開。12月6日に発売されたばかりの、NF AUDIO初となるダイナミックイヤホン「NA1」も早速並んでいた。
また参考出展として、xDuooのUSB-C対応DAC「Link」も試聴可能だった。384kHz/32bitとDSD256に対応しており、近日中の発表を予定しているという。また価格は未定ながらも、8,000円前後が目標とのことで、「なるべくリーズナブルに提供したい」と話していた。
そして同ブースではもう1つ、近日発売予定のイヤホンとして、SHOZY「FORM1.1」も出品。「中国でメーカーやエンジニアから注目されている」というモデルで、9.2mmのダイナミック型とBA型のハイブリッド構成となっている。
ダイナミック型ドライバーの振動板にはベリリウムコートが施されるほか、ハウジングには2pin端子を備えリケーブルにも対応する。ケーブルのシースは布製で、絡まりにくさも特長とのこと。こちらも価格は未定だが、1万円を切る程度の価格を予定しているという。
■ONZO
ヘッドホン/イヤホンの月額制使い放題サービスを提供する「ONZO」は、10月にスタートしたばかりの同サービスをアピール。同サービスは同社がラインナップする200種類以上のヘッドホンをレンタルしたり、Spotify/Apple Musicの情報を紐付けることで、よく聴く音楽に適したヘッドホンのレコメンドを受けられるという定額制のサービスだ。
開始されたばかりのサービスだが、「北海道や鹿児島など、全国各地のユーザーにご利用いただいている」(担当者)とのこと。また以外にも首都圏でも利用者が増えており、「ハイエンドモデルなどは、実際に家の環境で試したいという方も多い」と担当者は話していた。
さらに会場限定の特典として、通常2,980円のスタンダードプランが500円で体験できるという、来年3月31日までの特別クーポンを配布。「ファイルウェブのユーザーにもぜひ試してもらいたい」とのことで、クーポンの掲載許可を頂いたので、興味がある方は、ぜひ以下の画像のクーポンコードを使ってみて欲しい。
■Brise Audio
Brise Audioでは、開発中のプロトタイプとして、アナログ入出力のポータブルアンプ「TSURANAGI(仮称)」を初披露。ケースには入っておらず開発用基板での展示だが、実際に音を体験できるようになっている。来年春の発売を予定しており、価格は未定。ハイエンドモデルという位置づけで、「YATONO」などフラグシップモデルとの組み合わせを想定する。
製品化する際のサイズはこれよりも小さく、アルミケースに収納する予定とのこと。ブースには製品版の大きさを想定した箱が置かれていたが、じゅうぶん手の上にのるサイズ感だった。なお展示された基板は、部品評価用の回路を搭載しているため、大きくなったのだという。
バランス入出力にも対応し、入力端子には5極4.4mmと3極3.5mm、出力端子には5極4.4mmと4極2.5mmを搭載。低ノイズ全差動オペアンプにより、3.5mmのアンバランスで入力した信号をバランスで出力する設計となっている。
同社は据え置きアンプは展開しているが、ポータブルアンプは初めて。さらに、一から自社設計するアンプも初としており、パーツ単位でこだわっているとのこと。サウンドは「出せる音は出せるだけ出す」(説明員)のがテーマとのことで、ソースの情報を余すことなく表現できるという。製品版は8時間以上のバッテリー駆動に対応するほか、充電端子にUSB Type-Cを採用する予定だ。
また、本日14日に発売した新8芯構造リケーブル「ASUHA Rh2+」をはじめ、最上位モデル「YATONO-CONV」も全種類を試聴可能。近日発売となる変換ケーブルの標準モデル「STR7 minimini」(12,800円前後を予定)も並ぶなど、多くのモデルの聴き比べができるようになっていた。
そのほか、隣に展開するBispaのブースでは、リケーブルを中心にブースを展開。e☆イヤホン12周年記念モデルの「<菫>-Sumireシリーズ」、秋に発売したばかりの「<庵-Iori>BSP-HPCL-IOCREPシリーズ」など、多くのリケーブルが並べられた。
■CHIKYU-SEKAI
複数のブランドでブースを展開するCHIKYU-SEKAIだが、その中でも、試聴に並ぶ列を形成するほどの人気のブランドが「水月雨(MoonDrop)」だ。
同ブランドでは、11月に発売されたばかりの「CHACONNE」も展示。φ13.5mmダイナミックドライバーを搭載し、航空機用チタンをハウジングに採用したモデルだ。
そのほか、2基の静電ドライバーと4基のBA型ドライバーを搭載した「SOLIS」、8基のBA型ドライバーを備えた「S8」、φ10mmのダイナミックドライバーを搭載する「KXXS」など多くのイヤホンが並び、聴き比べができるようになっていた。
■ゼンハイザー
ゼンハイザーでは、「IE 40 PRO」といった手頃な有線イヤホンをはじめ、「HD 800 S」といった据え置きのヘッドホンまで、幅広いラインナップを展開。会場に訪れたユーザーは、それぞれ思い思いのモデルを試聴し、その音に聴き入っていた。
その中でも人気を集めていたのが、今年9月に発売されたNCヘッドホン「MOMENTUM Wireless」だ。2012年に登場した「MOMENTUM」シリーズの第3世代にあたり、新開発のφ42mmダイナミックドライバーを搭載。シチュエーションに合わせて3段階で切り替えできる、独自のアクティブノイズキャンセリング機能も搭載する。
説明員に話を伺ったところ、「ワイヤレスかつノイキャンを求めるお客様が多い」とのこと。やはりワイヤレスモデルの注目が高いようで、会場に用意された完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」についても、試聴するユーザーがひっきりなしに訪れていた。
■伊藤屋国際
伊藤屋国際では、同社が扱うAUGLAMOUR、DUNU、SHANLINGなど多くのブランドをブースで展開。12月6日に発売されたばかりの、NF AUDIO初となるダイナミックイヤホン「NA1」も早速並んでいた。
また参考出展として、xDuooのUSB-C対応DAC「Link」も試聴可能だった。384kHz/32bitとDSD256に対応しており、近日中の発表を予定しているという。また価格は未定ながらも、8,000円前後が目標とのことで、「なるべくリーズナブルに提供したい」と話していた。
そして同ブースではもう1つ、近日発売予定のイヤホンとして、SHOZY「FORM1.1」も出品。「中国でメーカーやエンジニアから注目されている」というモデルで、9.2mmのダイナミック型とBA型のハイブリッド構成となっている。
ダイナミック型ドライバーの振動板にはベリリウムコートが施されるほか、ハウジングには2pin端子を備えリケーブルにも対応する。ケーブルのシースは布製で、絡まりにくさも特長とのこと。こちらも価格は未定だが、1万円を切る程度の価格を予定しているという。
■ONZO
ヘッドホン/イヤホンの月額制使い放題サービスを提供する「ONZO」は、10月にスタートしたばかりの同サービスをアピール。同サービスは同社がラインナップする200種類以上のヘッドホンをレンタルしたり、Spotify/Apple Musicの情報を紐付けることで、よく聴く音楽に適したヘッドホンのレコメンドを受けられるという定額制のサービスだ。
開始されたばかりのサービスだが、「北海道や鹿児島など、全国各地のユーザーにご利用いただいている」(担当者)とのこと。また以外にも首都圏でも利用者が増えており、「ハイエンドモデルなどは、実際に家の環境で試したいという方も多い」と担当者は話していた。
さらに会場限定の特典として、通常2,980円のスタンダードプランが500円で体験できるという、来年3月31日までの特別クーポンを配布。「ファイルウェブのユーザーにもぜひ試してもらいたい」とのことで、クーポンの掲載許可を頂いたので、興味がある方は、ぜひ以下の画像のクーポンコードを使ってみて欲しい。
■Brise Audio
Brise Audioでは、開発中のプロトタイプとして、アナログ入出力のポータブルアンプ「TSURANAGI(仮称)」を初披露。ケースには入っておらず開発用基板での展示だが、実際に音を体験できるようになっている。来年春の発売を予定しており、価格は未定。ハイエンドモデルという位置づけで、「YATONO」などフラグシップモデルとの組み合わせを想定する。
製品化する際のサイズはこれよりも小さく、アルミケースに収納する予定とのこと。ブースには製品版の大きさを想定した箱が置かれていたが、じゅうぶん手の上にのるサイズ感だった。なお展示された基板は、部品評価用の回路を搭載しているため、大きくなったのだという。
バランス入出力にも対応し、入力端子には5極4.4mmと3極3.5mm、出力端子には5極4.4mmと4極2.5mmを搭載。低ノイズ全差動オペアンプにより、3.5mmのアンバランスで入力した信号をバランスで出力する設計となっている。
同社は据え置きアンプは展開しているが、ポータブルアンプは初めて。さらに、一から自社設計するアンプも初としており、パーツ単位でこだわっているとのこと。サウンドは「出せる音は出せるだけ出す」(説明員)のがテーマとのことで、ソースの情報を余すことなく表現できるという。製品版は8時間以上のバッテリー駆動に対応するほか、充電端子にUSB Type-Cを採用する予定だ。
また、本日14日に発売した新8芯構造リケーブル「ASUHA Rh2+」をはじめ、最上位モデル「YATONO-CONV」も全種類を試聴可能。近日発売となる変換ケーブルの標準モデル「STR7 minimini」(12,800円前後を予定)も並ぶなど、多くのモデルの聴き比べができるようになっていた。
そのほか、隣に展開するBispaのブースでは、リケーブルを中心にブースを展開。e☆イヤホン12周年記念モデルの「<菫>-Sumireシリーズ」、秋に発売したばかりの「<庵-Iori>BSP-HPCL-IOCREPシリーズ」など、多くのリケーブルが並べられた。
■CHIKYU-SEKAI
複数のブランドでブースを展開するCHIKYU-SEKAIだが、その中でも、試聴に並ぶ列を形成するほどの人気のブランドが「水月雨(MoonDrop)」だ。
同ブランドでは、11月に発売されたばかりの「CHACONNE」も展示。φ13.5mmダイナミックドライバーを搭載し、航空機用チタンをハウジングに採用したモデルだ。
そのほか、2基の静電ドライバーと4基のBA型ドライバーを搭載した「SOLIS」、8基のBA型ドライバーを備えた「S8」、φ10mmのダイナミックドライバーを搭載する「KXXS」など多くのイヤホンが並び、聴き比べができるようになっていた。