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公開日 2020/01/07 16:36
独自AI映像プロセッサー「α9」第3世代モデル搭載
<CES>LG、8K/4Kテレビ新モデル一挙発表。新規格「Dolby Vision IQ」や「Filmmaker Mode」にも対応
編集部:小野佳希
AV機器を含む様々なメーカーが世界各国から集う「CES 2020」が米国ラスベガスで開催される。現地時間1月7日の正式開幕を前に、各社がプレスカンファレンスを開催。LGはAIの進化を中心に、8Kおよび4Kテレビ2020年新ラインナップなどにも言及した。
8Kモデルは、既報の通り有機ELテレビ“LG OLED”「ZXシリーズ」2サイズ(88型/77型)と、NanoCell技術を用いた液晶モデル“NanoCell TV”「Nano 9シリーズ」。Nano 9シリーズは「99シリーズ」「97シリーズ」「95シリーズ」をラインナップしている。
コントラストモジュレーションが最低でも50%必要という、Consumer Technology Association(CTA) が定めた8Kテレビの基準をいずれのモデルもクリアし、CTAによる「8K ULTRA HD」ロゴも付与されているとアピール。コントラストモジュレーション値は90%以上という高いレベルで基準をクリアしているとし、LGのテレビは“リアル8K”だとアピールした。
4Kテレビの新製品は、有機ELモデルが「RXシリーズ」「WXシリーズ」「GXシリーズ」「CXシリーズ」「BXシリーズ」の5種。液晶モデルには、“Nano 9シリーズ”の4K機「90シリーズ」と、 “Nano 8シリーズ”「Nano85シリーズ」「Nano80シリーズ」の3種をラインナップしている。
「RXシリーズ」は昨年のCESで「LG SIGNATURE OLED TV R」として発表したディスプレイ巻き取り式の有機ELテレビに正式な製品名を付与して市場投入するもので、65型を用意。「WXシリーズ」は極薄ウォールペーパーデザインのLG SIGNATUREに属し、「GXシリーズ」が“ギャラリーデザイン”を採用したモデル、「CXシリーズ」「BXシリーズ」はベーシックモデルとなる。
いずれのモデルもAIを活用する独自の映像プロセッサー「α9」第3世代モデルを搭載。人物の顔をきちんと美しく描写する「AI Picture Pro」、ステレオ音声をバーチャル5.1ch化する「AI Sound Pro」などの機能で画質・音質ともに高めるとしている。
ドルビーが新たに発表したHDR規格「Dolby Vision IQ」にも対応。視聴環境の明るさが変化してもドルビービジョンの高画質を常に安定して提供できるという。なお音声面ではドルビーアトモスにも対応する。
そして、UHD Allianceが昨夏に発表した、映画やテレビ番組の製作者の意図で映像視聴できる「Filmmaker Mode」にも対応。クリストファー・ノーラン監督やクリストファー・マッカリー監督のビデオメッセージも上映し、製作者の意図をテレビで再現できることの重要性を説いた。
そのほか、NVIDIAの「G-SYNC」にも対応。ゲーミングにも大画面で高画質を提供するとアピールした。なお「ゲーミング」はテレビ購入検討の際の検索ワードのトップ5に入るほどの言葉になっているのだという。
独自の音声認識技術「ThinQ」も引き続き搭載し、GoogleアシスタントやAmazon Alexa、AppleのAirPlayやHomeKitにも対応。Disney+やApple TV+、Netflixなどの映像配信サービスにも対応している。そのほか、番組視聴中に「これは誰?」「これは何?」などと質問すると、出演者や撮影場所などの情報も教えてくれるという。
プレスカンファレンスでは、テレビにとどまらず様々な製品に搭載されているAIの進化について大きく時間を割いて言及。物事を効率化する「EFFICIENCY」、使用者個々に合わせる「PERSONALIZATION」、他のAI家電とも連携して各機器の利用状況などから推理してより最適な提案を行う「REASONING」、さらに踏み込んで実験的な学習・提案を行う「EXPLORATION」という4つのレベルがあるという考え方を示し、より高度なレベルのAI機能を追求していくとした。
8Kモデルは、既報の通り有機ELテレビ“LG OLED”「ZXシリーズ」2サイズ(88型/77型)と、NanoCell技術を用いた液晶モデル“NanoCell TV”「Nano 9シリーズ」。Nano 9シリーズは「99シリーズ」「97シリーズ」「95シリーズ」をラインナップしている。
コントラストモジュレーションが最低でも50%必要という、Consumer Technology Association(CTA) が定めた8Kテレビの基準をいずれのモデルもクリアし、CTAによる「8K ULTRA HD」ロゴも付与されているとアピール。コントラストモジュレーション値は90%以上という高いレベルで基準をクリアしているとし、LGのテレビは“リアル8K”だとアピールした。
4Kテレビの新製品は、有機ELモデルが「RXシリーズ」「WXシリーズ」「GXシリーズ」「CXシリーズ」「BXシリーズ」の5種。液晶モデルには、“Nano 9シリーズ”の4K機「90シリーズ」と、 “Nano 8シリーズ”「Nano85シリーズ」「Nano80シリーズ」の3種をラインナップしている。
「RXシリーズ」は昨年のCESで「LG SIGNATURE OLED TV R」として発表したディスプレイ巻き取り式の有機ELテレビに正式な製品名を付与して市場投入するもので、65型を用意。「WXシリーズ」は極薄ウォールペーパーデザインのLG SIGNATUREに属し、「GXシリーズ」が“ギャラリーデザイン”を採用したモデル、「CXシリーズ」「BXシリーズ」はベーシックモデルとなる。
いずれのモデルもAIを活用する独自の映像プロセッサー「α9」第3世代モデルを搭載。人物の顔をきちんと美しく描写する「AI Picture Pro」、ステレオ音声をバーチャル5.1ch化する「AI Sound Pro」などの機能で画質・音質ともに高めるとしている。
ドルビーが新たに発表したHDR規格「Dolby Vision IQ」にも対応。視聴環境の明るさが変化してもドルビービジョンの高画質を常に安定して提供できるという。なお音声面ではドルビーアトモスにも対応する。
そして、UHD Allianceが昨夏に発表した、映画やテレビ番組の製作者の意図で映像視聴できる「Filmmaker Mode」にも対応。クリストファー・ノーラン監督やクリストファー・マッカリー監督のビデオメッセージも上映し、製作者の意図をテレビで再現できることの重要性を説いた。
そのほか、NVIDIAの「G-SYNC」にも対応。ゲーミングにも大画面で高画質を提供するとアピールした。なお「ゲーミング」はテレビ購入検討の際の検索ワードのトップ5に入るほどの言葉になっているのだという。
独自の音声認識技術「ThinQ」も引き続き搭載し、GoogleアシスタントやAmazon Alexa、AppleのAirPlayやHomeKitにも対応。Disney+やApple TV+、Netflixなどの映像配信サービスにも対応している。そのほか、番組視聴中に「これは誰?」「これは何?」などと質問すると、出演者や撮影場所などの情報も教えてくれるという。
プレスカンファレンスでは、テレビにとどまらず様々な製品に搭載されているAIの進化について大きく時間を割いて言及。物事を効率化する「EFFICIENCY」、使用者個々に合わせる「PERSONALIZATION」、他のAI家電とも連携して各機器の利用状況などから推理してより最適な提案を行う「REASONING」、さらに踏み込んで実験的な学習・提案を行う「EXPLORATION」という4つのレベルがあるという考え方を示し、より高度なレベルのAI機能を追求していくとした。