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公開日 2020/04/02 10:05
サイズ展開や画音質も強化

ソニー、新4Kテレビ入門機「ブラビア X8000H」。4Kチューナー内蔵など大幅機能強化

編集部:小野佳希
ソニーは、4Kテレビのエントリー機としての位置づけながら4Kチューナーや「HDR X1」プロセッサー搭載などで大幅に機能を強化した “BRAVIA”(ブラビア)「X8000H」シリーズを4月18日に発売する。各サイズごとの予想実売価格は下記の通り。

X8000Hシリーズ

KJ-75X8000H(75型)25万円前後
KJ-65X8000H(65型)17万円前後
KJ-55X8000H(55型)13万円前後
KJ-49X8000H(49型)11万円前後
KJ-43X8000H(43型)9万円前後

新4K衛星放送チューナーおよび地デジ/BS/110度CSチューナーを2基搭載し、4KはHDR(HDR10/HLG/ドルビービジョン)にも対応。2019年モデル「X8000G」が4Kチューナー非搭載だったのに対し、今回は4Kチューナーも内蔵させた。また、サイズ展開もより大型の75型が加わったほか、価格もX8000Gの売出し当初より低く抑えている。

加えて、こちらも従来は非搭載だった「HDR X1」プロセッサーを今回搭載。さらにHDRリマスター機能にも新たに対応した。また、画質面では引き続き4Kアップコンバート機能も搭載している。

音質面も強化。75型/65型/55型の3モデルのスピーカーには、音の歪みを軽減するという非対称形状を採用した新開発の「X-Balanced Speaker」を上位機「X9500H」と同様に搭載した。これにより、音のクリアさがアップし、人の声がより聞き取りやすくなったという。49型/43型の2モデルはバスレフ型スピーカーを搭載。そのほか、ドルビーアトモスにも対応している。

そのほかバックライトはエッジ型でエリア駆動非対応。パネルは等倍速(60Hz)パネルになる。

OSは引き続きAndroidで、Chromecast built-in、Works with Googleアシスタント、Works with Alexaに対応。発売後のアップデートによって、昨年モデルは対応していなかったWorks with Apple AirPlay、Works with Apple HomeKitにも対応する予定。

そのほかネット動画サービスはAmazon Prime Video、Netflix、YouTube、AbemaTVなど各種に対応している。なお同時発表の上位機「X9500H」や有機ELテレビ「A9S」「A8H」が対応する「IMAX Enhanced」や、「Netflix画質モード(Netflix Calibrated Mode)」には本機は対応していない。

ネット動画アプリの起動時間を従来の最大1/4に短縮するなどした「サクサク操作」も搭載。こちらも昨年モデルでは省略されていた機能だ。このように同社4Kテレビラインナップでは最も手頃な価格帯のモデルでありながら、多くの面で機能強化を図っている。

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