ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2020/09/17 16:39
羽田空港跡地に誕生「HANEDA INNOVATION CITY」で
最先端テクノロジーで日本の美を再発見。 デジタル体験型商業施設「羽田出島」9/19オープン
PHILEWEBビジネス 徳田ゆかり
羽田空港の跡地に進行するさまざまなプロジェクト。第1ゾーンでは、「先端」と「文化」をコア産業とし、先端技術による実証実験の取り組みや、ジャパンカルチャー体験の機会を提供する場となる「HANEDA INNOVATION CITY」が7月3日に先行開業した。同施設内でこのほど、最先端テクノロジーを活用した デジタル体験型商業施設「羽田出島」が完成、9月19日(土)に開業を迎える。
そのデジタル体験施設「DEJIMA by 1→10(デジマ バイ ワントゥーテン)」では、デジタルアートや没入型演出、最先端テクノロジー・MR(ミックスド リアリティ)の活用で、「新しいけれどもどこか懐かしさを感じさせるような体験」を提供していく。
さらにモノづくりを担う各地の人々とファンユーザーを繋ぐ拠点として、ファンコミュニティコマース 「ENU(エヌ) 」も展開。日本各地の美しい場所からインスパイアされた日本の職人がつくりあげる逸品を施設内に展示し、新しいCtoCのプラットフォームを提案する。
「DEJIMA by 1→10」では、開業となる9月19日より体験型プログラム「The Heart of ZIPANGU(ザ ハート オブ ジパング)」が発信される。歌舞伎役者の市川海老蔵氏がエグゼクティブアドバイザーとして招聘されたほか、多くのクリエイターが関わったもの。「開国しなかった日本」をコンセプトに、日本独自の美意識はそのまま、発展した技術・産業力で今とは全く違う成長を遂げた日本の姿、伝統と革新が融合した架空の世界を表現する。
開業に先立つ記者会見が本日オンラインにて開催された。株式会社羽田未来総合研究所 代表取締役社長執行役員/日本空港ビルデング株式会社 取締役副社長執行役員 大西洋氏は、「DEJIMA by 1→10」について「先端技術や未来型のまちづくりを展開するHANEDA INNOVATION CITYの中で、ジャパン、テクノロジー、アート、文化、クリエイションの重要な役割を担う。日本各地のいいものや伝統文化を発信、それを肌で感じて新しい発見と感動を得られる体験施設」と紹介する。
エグゼクティブプロデューサーを務める 株式会社ワントゥーテンの澤邊芳明氏は、「大西氏に声をかけられる前から、AR VRに続く複合現実MR技術を使った世界で初めての場所を構想していた」と語る。特別公演「源氏物語」のプロジェクションマッピングを手掛けるなどして意気投合した歌舞伎役者の市川海老蔵氏と、構想を語り合い思いを膨らませたという。
エグゼクティブアドバイザーを務める市川海老蔵氏は、「コロナ禍の中でエンターテイメントを楽しんでいただくのは難しく、業界が痛感している問題に向き合いたい。生の舞台とは何かを突き詰め、伝統文化をクリエイトしてアップグレードさせるために天が与えたことと思う」と心情を語る。
プログラム「The Heart of ZIPANGU」について同氏は、「日本の江戸時代は遊びの文化の頂上だと思う。開国で失われたかもしれない遊びの精神を盛り込みThe Heart of ZIPANGUをスタートしたが、この続きも考えていきたい」と、さらなる進化へ向けて意気込みを見せた。
クリエイティブディレクション・総合演出を手がける株式会社ワントゥーテンの引地耕太氏は、「市川氏の『源氏物語』を手掛け、見る歌舞伎から体験する歌舞伎の構想を提案した。今回それをベースにオペラや能、狂言もミックスさせつつ日本の美を表現。プロジェクションマッピングにリアルのパフォーマンスを加え、より没入しながら体験できるものとした」と語る。
演出/振付を手がける、ブレイクダンス世界チャンピ オンで俳優・演出家としても活動中の植木豪氏は「世界中の人が日本文化や伝統芸能に興味をもっている。日本人の心の強さがパフォーマンスに根付いているからでは。今回そういう人々が集まって、セリフのない表現でもわかりやすいストーリーをつくることができた」と語る。
週末からの連休に、新たな体験をしに出かけてみてはいかがだろうか。
羽田出島 施設概要
所在地 :東京都大田区羽田空港1-1-4 HANEDA INNOVATION CITY2階
交通 :京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋駅」直結
開業日:2020 年 9 月 19 日(土)
営業時間:平日・土日祝 12:00〜20:00(最終入館 19:30)
チケット
・オープン記念 前売券は 9月10日から販売開始
・チケットぴあにて販売中(Pコード 992-852)
・店頭購入:セブン-イレブン、チケットぴあ各店舗にて購入が可能
・電話購入:P コード入力または音声認識予約(0570-02-9999)
・インターネットによるご購入:ぴあウェブサイト
※会期中は会場内でも販売いたします。
入場料
・オープン記念 前売券:
一般/高・大学生:3,190 円(税込)、子ども(4 歳〜中学生):1,650 円(税込)
・当日券 :
一般/高・大学生:3,850 円(税込)、子ども(4 歳〜中学生):1,650 円(税込)
※混雑時にはお待ちいただく場合や入場ができない場合がございます。当日の入場が困難な場合、 チケット有効期間内に再度ご来場いただくことになりますので、時間に余裕を持ってご来場ください。
※チケット料金は予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
そのデジタル体験施設「DEJIMA by 1→10(デジマ バイ ワントゥーテン)」では、デジタルアートや没入型演出、最先端テクノロジー・MR(ミックスド リアリティ)の活用で、「新しいけれどもどこか懐かしさを感じさせるような体験」を提供していく。
さらにモノづくりを担う各地の人々とファンユーザーを繋ぐ拠点として、ファンコミュニティコマース 「ENU(エヌ) 」も展開。日本各地の美しい場所からインスパイアされた日本の職人がつくりあげる逸品を施設内に展示し、新しいCtoCのプラットフォームを提案する。
「DEJIMA by 1→10」では、開業となる9月19日より体験型プログラム「The Heart of ZIPANGU(ザ ハート オブ ジパング)」が発信される。歌舞伎役者の市川海老蔵氏がエグゼクティブアドバイザーとして招聘されたほか、多くのクリエイターが関わったもの。「開国しなかった日本」をコンセプトに、日本独自の美意識はそのまま、発展した技術・産業力で今とは全く違う成長を遂げた日本の姿、伝統と革新が融合した架空の世界を表現する。
開業に先立つ記者会見が本日オンラインにて開催された。株式会社羽田未来総合研究所 代表取締役社長執行役員/日本空港ビルデング株式会社 取締役副社長執行役員 大西洋氏は、「DEJIMA by 1→10」について「先端技術や未来型のまちづくりを展開するHANEDA INNOVATION CITYの中で、ジャパン、テクノロジー、アート、文化、クリエイションの重要な役割を担う。日本各地のいいものや伝統文化を発信、それを肌で感じて新しい発見と感動を得られる体験施設」と紹介する。
エグゼクティブプロデューサーを務める 株式会社ワントゥーテンの澤邊芳明氏は、「大西氏に声をかけられる前から、AR VRに続く複合現実MR技術を使った世界で初めての場所を構想していた」と語る。特別公演「源氏物語」のプロジェクションマッピングを手掛けるなどして意気投合した歌舞伎役者の市川海老蔵氏と、構想を語り合い思いを膨らませたという。
エグゼクティブアドバイザーを務める市川海老蔵氏は、「コロナ禍の中でエンターテイメントを楽しんでいただくのは難しく、業界が痛感している問題に向き合いたい。生の舞台とは何かを突き詰め、伝統文化をクリエイトしてアップグレードさせるために天が与えたことと思う」と心情を語る。
プログラム「The Heart of ZIPANGU」について同氏は、「日本の江戸時代は遊びの文化の頂上だと思う。開国で失われたかもしれない遊びの精神を盛り込みThe Heart of ZIPANGUをスタートしたが、この続きも考えていきたい」と、さらなる進化へ向けて意気込みを見せた。
クリエイティブディレクション・総合演出を手がける株式会社ワントゥーテンの引地耕太氏は、「市川氏の『源氏物語』を手掛け、見る歌舞伎から体験する歌舞伎の構想を提案した。今回それをベースにオペラや能、狂言もミックスさせつつ日本の美を表現。プロジェクションマッピングにリアルのパフォーマンスを加え、より没入しながら体験できるものとした」と語る。
演出/振付を手がける、ブレイクダンス世界チャンピ オンで俳優・演出家としても活動中の植木豪氏は「世界中の人が日本文化や伝統芸能に興味をもっている。日本人の心の強さがパフォーマンスに根付いているからでは。今回そういう人々が集まって、セリフのない表現でもわかりやすいストーリーをつくることができた」と語る。
週末からの連休に、新たな体験をしに出かけてみてはいかがだろうか。
羽田出島 施設概要
所在地 :東京都大田区羽田空港1-1-4 HANEDA INNOVATION CITY2階
交通 :京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋駅」直結
開業日:2020 年 9 月 19 日(土)
営業時間:平日・土日祝 12:00〜20:00(最終入館 19:30)
チケット
・オープン記念 前売券は 9月10日から販売開始
・チケットぴあにて販売中(Pコード 992-852)
・店頭購入:セブン-イレブン、チケットぴあ各店舗にて購入が可能
・電話購入:P コード入力または音声認識予約(0570-02-9999)
・インターネットによるご購入:ぴあウェブサイト
※会期中は会場内でも販売いたします。
入場料
・オープン記念 前売券:
一般/高・大学生:3,190 円(税込)、子ども(4 歳〜中学生):1,650 円(税込)
・当日券 :
一般/高・大学生:3,850 円(税込)、子ども(4 歳〜中学生):1,650 円(税込)
※混雑時にはお待ちいただく場合や入場ができない場合がございます。当日の入場が困難な場合、 チケット有効期間内に再度ご来場いただくことになりますので、時間に余裕を持ってご来場ください。
※チケット料金は予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
- トピック
- S21 ビジネスニュース