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公開日 2022/03/09 17:17
地域電気専門店のリニューアルオープン
専門店ならではの機動力を発揮、お客様満足と笑顔で迎えた35周年。パナソニックショップ「あさひでんき中野島本部店」
PHILEWEBビジネス 徳田ゆかり
あさひ電気グループは昭和24年創業の長い歴史を誇り、神奈川県下で9店を展開する有力グループ店である。その1つであるあさひでんき中野島本部店が創業35周年を迎えてのリニューアルオープンを果たし、3月5日(土)にオープニングセレモニーが開催された。
■時代が変わっても、困難があっても、やるべきことは変わらない
あさひでんき中野島本部店創業者の福原渡社長は、あさひ電気グループの本部長職も務める。セレモニーで挨拶に立ち、「お客様をはじめ関連会社の皆様から長年にわたり支えていただき、感謝の念に堪えません。ここまでやってこられたのは、グループの店同士、互いに負けないよう切磋琢磨し意志を貫いてきたから。昭和、平成、令和と時代は移り変わり、さまざまな困難に見舞われても、私たちがやることは変わりません。皆様に感動を与える仕事をこれからも続けていき、また受け継いで行ってもらいたいと思っています」と思いを込めて語った。
同店では、福原社長のもと6名もの若手従業員が活躍する。1人1人がセレモニーにて、未来の40周年を見据えた抱負を一言ずつ語った。
花田仁司氏「いつも笑って、健康でいて、笑わせて笑われて過ごしたい」
佐久間聡也氏「子どもが誕生して先を意識する様になった。いい意味で店を離れて独立したい」
木村正彦氏「たくさんの支えを受けて今がある。5年先、10年先も支えてもらえるよう努力し続ける」
小島健志氏「小島がいないと困る、と言われる人材になりたい」
古川直央氏「1年半前に異業種から何もわからず転職したが、人とのつながりを大事にする温かみのある会社だと感じる。これからは当てにされる人材になりたい」
湯原壮太氏「入社して1年、先のことはわからないが、1日1日を大事に積み上げていきたい」
セレモニー当日の3月5日と翌6日は記念セールを開催。掲げた売上げ目標達成への決起コールでは、音頭をとった佐久間氏がその場で目標数字を大幅に上方修正した。「事前の準備は万端で、このままでは生ぬるい。2日間でひとりひとりがじっくり考え対策すれば、新たな目標を達成できるはず」。その意気込みに応え、全員が大きな声とともに拳を突き上げた。
■お客様が嬉しいと自分も嬉しい。「喜びの連鎖」が成長の原動力
取材に応じた福原社長は、コロナ禍以後の手応えを語った。「みなさんの在宅時間が増え、エアコンや照明の見直し、部屋の防音対策などの需要がたくさん生まれて、どんな状況であっても商売は必ず発生すると再認識しました。家に来てくれて助かるとおっしゃっていただけます」。
「ご年配の方でもネットを利用する今、ECショップも大きな競合ですが、お客様のご希望に沿ってその日にでも商品を配達し、セッティングして空箱も持ち帰り、後日に様子を伺うこともできるのは地域家電専門店の強み。あさひでんきでやってよかったとお客様が満足され、支持してくださる。地域で口コミも広がります。従業員が積極的にブログを活用していて、若いお客様も増えました」。
従業員の活躍ぶりを支える教育の秘訣を聞くと、「これといって特別なことはしていません。見よう見まねで育っていきます。お客様を訪ねる時に一緒に行って、体験が身に付いていく。お客様の様子をじっくりと見て、察することができるようになります」という。お困りごとをこちらから見つけ、解決策を提案していく。「喜んでいただけると自分も嬉しくなります。それが次へつながる。喜びの連鎖ですね」。
今回のリニューアルの一番のポイントは、これまでバックヤードで行っていた事務的な作業を表のカウンターでできるようにしたこと。「従業員がいつも表で顔を出していると、外から見たお客様が安心できますよね。商品さえあれば商売できると考える向きもありますが、店舗の存在は大きいと考えています。店があって、電気が点いていて、いつもの従業員がいることが、安心と信用につながると思います」。
開店時間を待たずにお客様がひっきりなしに訪れ、店内のあちこちで商品に触れ、従業員との会話に花を咲かせている。催事は「次のヒントをつかむチャンス」という福原氏。35周年の節目にも新しいチャンスが次々に生まれるさまを目の当たりにし、同店の勢いが感じられた。
■時代が変わっても、困難があっても、やるべきことは変わらない
あさひでんき中野島本部店創業者の福原渡社長は、あさひ電気グループの本部長職も務める。セレモニーで挨拶に立ち、「お客様をはじめ関連会社の皆様から長年にわたり支えていただき、感謝の念に堪えません。ここまでやってこられたのは、グループの店同士、互いに負けないよう切磋琢磨し意志を貫いてきたから。昭和、平成、令和と時代は移り変わり、さまざまな困難に見舞われても、私たちがやることは変わりません。皆様に感動を与える仕事をこれからも続けていき、また受け継いで行ってもらいたいと思っています」と思いを込めて語った。
同店では、福原社長のもと6名もの若手従業員が活躍する。1人1人がセレモニーにて、未来の40周年を見据えた抱負を一言ずつ語った。
花田仁司氏「いつも笑って、健康でいて、笑わせて笑われて過ごしたい」
佐久間聡也氏「子どもが誕生して先を意識する様になった。いい意味で店を離れて独立したい」
木村正彦氏「たくさんの支えを受けて今がある。5年先、10年先も支えてもらえるよう努力し続ける」
小島健志氏「小島がいないと困る、と言われる人材になりたい」
古川直央氏「1年半前に異業種から何もわからず転職したが、人とのつながりを大事にする温かみのある会社だと感じる。これからは当てにされる人材になりたい」
湯原壮太氏「入社して1年、先のことはわからないが、1日1日を大事に積み上げていきたい」
セレモニー当日の3月5日と翌6日は記念セールを開催。掲げた売上げ目標達成への決起コールでは、音頭をとった佐久間氏がその場で目標数字を大幅に上方修正した。「事前の準備は万端で、このままでは生ぬるい。2日間でひとりひとりがじっくり考え対策すれば、新たな目標を達成できるはず」。その意気込みに応え、全員が大きな声とともに拳を突き上げた。
■お客様が嬉しいと自分も嬉しい。「喜びの連鎖」が成長の原動力
取材に応じた福原社長は、コロナ禍以後の手応えを語った。「みなさんの在宅時間が増え、エアコンや照明の見直し、部屋の防音対策などの需要がたくさん生まれて、どんな状況であっても商売は必ず発生すると再認識しました。家に来てくれて助かるとおっしゃっていただけます」。
「ご年配の方でもネットを利用する今、ECショップも大きな競合ですが、お客様のご希望に沿ってその日にでも商品を配達し、セッティングして空箱も持ち帰り、後日に様子を伺うこともできるのは地域家電専門店の強み。あさひでんきでやってよかったとお客様が満足され、支持してくださる。地域で口コミも広がります。従業員が積極的にブログを活用していて、若いお客様も増えました」。
従業員の活躍ぶりを支える教育の秘訣を聞くと、「これといって特別なことはしていません。見よう見まねで育っていきます。お客様を訪ねる時に一緒に行って、体験が身に付いていく。お客様の様子をじっくりと見て、察することができるようになります」という。お困りごとをこちらから見つけ、解決策を提案していく。「喜んでいただけると自分も嬉しくなります。それが次へつながる。喜びの連鎖ですね」。
今回のリニューアルの一番のポイントは、これまでバックヤードで行っていた事務的な作業を表のカウンターでできるようにしたこと。「従業員がいつも表で顔を出していると、外から見たお客様が安心できますよね。商品さえあれば商売できると考える向きもありますが、店舗の存在は大きいと考えています。店があって、電気が点いていて、いつもの従業員がいることが、安心と信用につながると思います」。
開店時間を待たずにお客様がひっきりなしに訪れ、店内のあちこちで商品に触れ、従業員との会話に花を咲かせている。催事は「次のヒントをつかむチャンス」という福原氏。35周年の節目にも新しいチャンスが次々に生まれるさまを目の当たりにし、同店の勢いが感じられた。