トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2022/03/25 16:55
展示イベント開催中

ゲーミングプロジェクターBenQ「X3000i」をリビングに置いたらどんな感じ?蔦屋家電で体験できる

編集部:押野 由宇
ベンキュージャパンは、同社が展開するゲーミングプロジェクター “Xシリーズ” 第一弾モデル「X3000i」を中心とした展示イベントを、二子玉川 蔦屋家電で開催している。一般的なプロジェクター製品の展示とは一風変わった、会場の模様をレポートしたい。

「X3000i」が先行体験できる展示イベントが開催

蔦屋家電は「生活提案型商業施設」として、ライフスタイル提案を軸にした運営が特徴の店舗だ。本展示イベントの一番の特徴は、家電量販店とも、インテリアショップとも違う、蔦屋家電らしい実際の生活をイメージさせるプロジェクターの見せ方にある。

蔦屋家電の一角にイベントスペースを用意。インテリアは関家具がセレクションしたもの

従来の展示イベントでは製品を見せることが第一で、設置スペースの許す限り製品を並べることが多かった。またインテリアが主体となり、プロジェクターはその空間を彩るためのアクセサリーの1つとして置かれているだけ、というケースもある。

今回の展示では、あえて植物を置くなどして、 “機械の展示感” を排除。関家具とコラボレーションし、備え付けの照明など以外はすべてコーディネートされた家具を使用して、おしゃれなリビング空間を演出した。ソファ脇に設置されたサイドボードにX3000iとPlayStation 5が置かれているが、あらかじめ機器のサイズを伝えて、ちょうどいいデザインのものを選定してもらったという。

設置スペースは工夫がこらされ、製品紹介イベントなどとは異なる雰囲気に

スペースはおよそ20畳程度で、そこにはゲーミングモニターやゲーミングチェアのデモ機材も2セット用意されているため、プロジェクターの体験空間はより一般的なリビングの広さに近づく。そしてプロジェクターは、リビングでは正面に設置することばかりではないことも想定して、あえてスクリーンに対して斜めに置かれた。

あえてスクリーンに対して斜めにプロジェクターを設置。実際の使用シーンを想定してセッティングされている

またその場の明るさは特に暗いという印象はなく、日中のリビング程度の光量がしっかりある。これも家庭で照明を落としたとしても、遮光カーテンがないとあまり暗くはできないことを踏まえてのものだろう。インテリアと合わせて、実際の使用シーンをとことん体験者にイメージしてもらうことを目的としていることが伝わる。

ブースの担当者は、「プロジェクターが生活家電になることを目指している」と語る。「テレビと同じようにライフスタイルに溶け込み、一家に一台が当たり前に置いてもらうことが夢」だという思いが、今回の展示スタイルに繋がった。

スクリーンはエリートスクリーン製の立ち上げ式のものを用意。60インチを超える大型テレビも価格がこなれてきたが、つけていないときにはかえってそのサイズが圧迫感を与える。プロジェクターは使わないときにはスクリーンをたたみ、本体は片付けられることから、ユーザーの多い40インチ相当のテレビとのすみ分けも可能だと担当者は説く。

もちろん、本イベントはX3000iのゲーミングプロジェクターとしての実力もしっかり体験できる。映像美はいま話題のタイトル『ELDEN RING(エルデンリング)』のプレイ動画によって確認可能だ。X3000iは4K/HDR対応のハイエンドモデルであり、そもそものプロジェクターとしてのクオリティが高い。暗いシーンも階調表現豊かに描き分け、どこに何があるのかを見失わずに済む。ゲームのなかの世界の広大さが、大画面によって一段とリアリティあるものに感じられる。

明るい場所でもハッキリとした映像投写を実現

本体に搭載された「treVoloスピーカー」によるサウンドも迫力十分。普通の家では許されないレベルのボリュームが出るので、そこに不足を感じることはないはずだ。とりあえず内蔵しておきました、というおまけのようなものではまったくなく、ゲームの臨場感を高めてくれる。

また映像を見るばかりでなく、PlayStation 5の『FIFA 22』が試遊可能だ。MOBIUZ、ZOWIEといったゲーミングブランドを抱えるBenQは、ゲームプレイの快適さという視点からも性能を追求している。さすがにゲーミングモニターほどではないにせよ、シビアなタイミングを求められるジャンルのゲームでなければ何の支障もなくプレイできる性能を実現している。

スペースではMOBIUZやZOWIEのゲーミングモニターのデモも行われている

展示イベントは3月3月30日20時まで開催されている。蔦屋家電をぐるりと巡るときに、少し立ち寄るだけでも楽しめるようになっているので、覗いてみてはいかがだろうか。

【イベント概要】
日程:2022年3月22日(火)〜3月30日(水)
時間:10:00〜20:00
場所:二子玉川 蔦屋家電 1階 Tech Front

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB