ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2022/07/01 10:00
THX AAA回路/バランス出力に対応
FiiO、MQAフルデコード対応のポタアン「Q3 MQA」。XMOS製USBインターフェースを採用
編集部:伴 修二郎
エミライは、同社が取り扱うFiiOブランドより、MQAフルデコード対応のポータブルヘッドホンアンプ「Q3 MQA」を7月8日より発売する。価格はオープンだが、税込24,200円前後の実売が予想される。
「Q3 MQA」は、同ブランドが展開する「Q3シリーズ」の基本コンセプトはそのままに、全く新しい高処理型XMOS製USBインターフェースチップ「XU316」を採用したポータブルヘッドホンアンプ。高い演算性能によってMQAフルデコードの対応が可能になったほか、低消費電力化による作動時間の延長も実現したとアピールする。
DACには高分解能32bit処理に加え、ノイズ耐性の高い設計を行うことで繊細な音の表現を可能にする「VELVET SOUND アーキテクチャー」を搭載したAKM製「AK4452」を採用。最大384kHz/32bitのPCM、およびDSD256(DoP伝送時はDSD128まで)の再生入力に対応する。
THX社の特許技術であるフィードフォワード方式のアンプ回路「THX AAA-28」をデュアル搭載し、従来のアンプ回路の欠点であったゼロクロス歪を効果的に除去することで、高出力時にも低歪みを実現するという。さらに、従来モデル「Q3 2021」と比較してUSB DACモードでのバランス出力が300mWから330mWへ向上するなど、最大10%の出力向上も実現している。
端子は4.4mmと2.5mmのバランスヘッドホン出力端子と3.5mmシングルエンドヘッドホン出力端子を装備する。3.5mmヘッドホン出力はライン入力を兼用し、外部信号を検知すると自動的にライン入力モードに切り替わる。ライン入力モードの場合は、ヘッドホン出力は2.5mm/4.4mmバランス出力端子のみとなる。
機能面では、同ブランド独自のADCボリュームコントロール機能を搭載。ノブの回転変化をAD変換した値に基づいてアナログボリュームICで制御することで、可変抵抗で発生するギャングエラーを排除しながら、ボリュームノブによる直感的な音量調整を可能にすると説明する。
本体には物理スイッチが配置され、本体設定を行うことができる。BASSスイッチでは中域や高域に全く影響を及ぼさずに最大6dBの低域ブーストが可能な「BASSブースト機能」のオン/オフ、マルチファンクションボタンではゲインレベルやフィルターの切替えが行える。各タップ操作により音質・音色の変更も可能だ。
1,800mAhの大容量バッテリーの搭載と回路基盤の低消費電力化により、従来モデルに比較して連続作動時間を延長。USB DAC使用時で12時間以上、DAC機能を使用しないアナログ入力時は最大23時間以上まで駆動する。
USB Type-C端子を備え、USBケーブル接続時には充電の有無を選択できるCHARGEオン/オフスイッチを搭載。再生ファイルのサンプリング周波数を確認できるRGBインジケーターも備えている。
筐体には高剛性の総アルミボディを採用。加えてスマートフォンと重ねて運用することを想定し、銅ニッケルシールド・高効率電波吸収材による3重シールドを施しており、全方位の電波干渉からオーディオ回路を保護するという。CNC加工とサンドブラスト処理を施したアルミ製ボディは、使い易さを維持しながら頑丈さと優美な外観を実現したとアピールする。
付属品として、大画面化したスマートフォンと組み合わせる際に画面や端子部を塞がず高いホールド性を実現するX型シリコンバンドが標準同梱される。外形寸法は105×59×12.5mm、質量は約110g。
「Q3 MQA」は、同ブランドが展開する「Q3シリーズ」の基本コンセプトはそのままに、全く新しい高処理型XMOS製USBインターフェースチップ「XU316」を採用したポータブルヘッドホンアンプ。高い演算性能によってMQAフルデコードの対応が可能になったほか、低消費電力化による作動時間の延長も実現したとアピールする。
DACには高分解能32bit処理に加え、ノイズ耐性の高い設計を行うことで繊細な音の表現を可能にする「VELVET SOUND アーキテクチャー」を搭載したAKM製「AK4452」を採用。最大384kHz/32bitのPCM、およびDSD256(DoP伝送時はDSD128まで)の再生入力に対応する。
THX社の特許技術であるフィードフォワード方式のアンプ回路「THX AAA-28」をデュアル搭載し、従来のアンプ回路の欠点であったゼロクロス歪を効果的に除去することで、高出力時にも低歪みを実現するという。さらに、従来モデル「Q3 2021」と比較してUSB DACモードでのバランス出力が300mWから330mWへ向上するなど、最大10%の出力向上も実現している。
端子は4.4mmと2.5mmのバランスヘッドホン出力端子と3.5mmシングルエンドヘッドホン出力端子を装備する。3.5mmヘッドホン出力はライン入力を兼用し、外部信号を検知すると自動的にライン入力モードに切り替わる。ライン入力モードの場合は、ヘッドホン出力は2.5mm/4.4mmバランス出力端子のみとなる。
機能面では、同ブランド独自のADCボリュームコントロール機能を搭載。ノブの回転変化をAD変換した値に基づいてアナログボリュームICで制御することで、可変抵抗で発生するギャングエラーを排除しながら、ボリュームノブによる直感的な音量調整を可能にすると説明する。
本体には物理スイッチが配置され、本体設定を行うことができる。BASSスイッチでは中域や高域に全く影響を及ぼさずに最大6dBの低域ブーストが可能な「BASSブースト機能」のオン/オフ、マルチファンクションボタンではゲインレベルやフィルターの切替えが行える。各タップ操作により音質・音色の変更も可能だ。
1,800mAhの大容量バッテリーの搭載と回路基盤の低消費電力化により、従来モデルに比較して連続作動時間を延長。USB DAC使用時で12時間以上、DAC機能を使用しないアナログ入力時は最大23時間以上まで駆動する。
USB Type-C端子を備え、USBケーブル接続時には充電の有無を選択できるCHARGEオン/オフスイッチを搭載。再生ファイルのサンプリング周波数を確認できるRGBインジケーターも備えている。
筐体には高剛性の総アルミボディを採用。加えてスマートフォンと重ねて運用することを想定し、銅ニッケルシールド・高効率電波吸収材による3重シールドを施しており、全方位の電波干渉からオーディオ回路を保護するという。CNC加工とサンドブラスト処理を施したアルミ製ボディは、使い易さを維持しながら頑丈さと優美な外観を実現したとアピールする。
付属品として、大画面化したスマートフォンと組み合わせる際に画面や端子部を塞がず高いホールド性を実現するX型シリコンバンドが標準同梱される。外形寸法は105×59×12.5mm、質量は約110g。
- トピック
- USB-DAC
- FiiO
- ポータブルヘッドホンアンプ