ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2022/11/09 15:27
2024年までに完成度をさらに高める
LG、ねじったり曲げたりできる伸縮式ディスプレイを世界初開発
編集部:伴 修二郎
LGディスプレイは、伸ばしたりねじったりできる世界初の12インチ伸縮性ディスプレイを発表した。
あらゆる形状に自由に変形が可能なディスプレイ。プロトタイプでは、12インチ画面が14インチまで(20%)伸びる伸縮性に加え、一般モニターレベルの100ppiの高解像度、RGBフルカラーを実現したとアピール。伸縮性ディスプレイ技術の核となる柔軟性や耐久性、信頼性を従来品よりも高めることで、製品化に向けた技術的課題を克服した。
コンタクトレンズに使われる特殊なシリコン素材を採用した弾性に優れるフィルム状基板を開発したことで柔軟性が大幅に向上。光源には40μm以下のマイクロLEDを採用して耐久性を確保し、外部からの衝撃による画質変化を防ぐとしている。
既存の直線状の配線構造をS字スプリング状の配線構造に変更するなど設計を最適化。繰り返される形状変化に対応する耐久性を備えている。
薄型・軽量である性質を活かして、肌、衣類、家具などの不規則な曲面に接着できるため、今後はウェアラブルやスマートデバイス、ファッションやゲームなど様々な分野への応用が期待される。
特に衣服においては災害現場の消防士や救急隊員の特殊服装に適用することで情報をリアルタイムで提供できる。画面を加工して視覚障害のある方のタッチディスプレイへの応用も可能としている。
LGディスプレイは今後2024年までに、伸縮性ディスプレイ機器と材料技術の完成度をさらに向上させると説明している。
あらゆる形状に自由に変形が可能なディスプレイ。プロトタイプでは、12インチ画面が14インチまで(20%)伸びる伸縮性に加え、一般モニターレベルの100ppiの高解像度、RGBフルカラーを実現したとアピール。伸縮性ディスプレイ技術の核となる柔軟性や耐久性、信頼性を従来品よりも高めることで、製品化に向けた技術的課題を克服した。
コンタクトレンズに使われる特殊なシリコン素材を採用した弾性に優れるフィルム状基板を開発したことで柔軟性が大幅に向上。光源には40μm以下のマイクロLEDを採用して耐久性を確保し、外部からの衝撃による画質変化を防ぐとしている。
既存の直線状の配線構造をS字スプリング状の配線構造に変更するなど設計を最適化。繰り返される形状変化に対応する耐久性を備えている。
薄型・軽量である性質を活かして、肌、衣類、家具などの不規則な曲面に接着できるため、今後はウェアラブルやスマートデバイス、ファッションやゲームなど様々な分野への応用が期待される。
特に衣服においては災害現場の消防士や救急隊員の特殊服装に適用することで情報をリアルタイムで提供できる。画面を加工して視覚障害のある方のタッチディスプレイへの応用も可能としている。
LGディスプレイは今後2024年までに、伸縮性ディスプレイ機器と材料技術の完成度をさらに向上させると説明している。