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公開日 2023/01/06 16:43
レグザはミリ波レーダー対応機参考展示など

<CES>ハイセンス、110型8K ULED Xテレビなど展示。レグザのブースも隣接

編集部:小野佳希
AV機器をはじめ、様々な分野の企業が世界中から集うイベント「CES2023」がアメリカ・ラスベガスで開幕。ハイセンスは同社製テレビの新シリーズ“UXシリーズ”を大きくアピールしている。またグループ企業であるレグザ(TVS REGZA)の展示ブースも隣接しており、ミリ波レーダーを使って高画質/高音質化する4Kテレビの参考展示を見ることができる。

ULED Xを大きくアピール

ハイセンスは、ブースオープンに先立って行われたプレスカンファレンスにて発表した、2023年の新テレビ群の実機を披露。2万個以上のミニLEDバックライトを5,000以上の分割数でエリア駆動し、ピーク輝度2500nitを実現するという“ULED X”技術を投入した「UXシリーズ」や、既存シリーズをさらに性能強化した「U8K」「U7K」「U6K」シリーズをはじめとした幅広い製品が展示されている。

U8Kシリーズ

ULED Xでは110型8Kモデルも参考展示。またテレビ以外では、別体のサテライトスピーカーやサブウーファー付きで総合出力570W、ハイレゾ認証も取得し、ドルビーアトモスやDTS:Xにも対応する7.1.2chサウンドバー「U5120GW+」なども展示されていた。

U5120GW+

隣接するレグザのブースでは、ミリ波レーダーを活用して高画質・高音質化する技術に対応した77型4K有機ELテレビと75型4KミニLED液晶テレビを参考展示。ミリ波レーダーセンシングやAIによる高画質化の技術解説デモも披露されている。

レグザブースではミリ波レーダーセンシング技術対応モデルを参考展示

今回の技術は、ミリ波レーダーセンシングによってユーザーの視聴位置を把握し、画質と音質を自動調整するというもの。別記事でレポートしているように、精細感とノイズ抑制のバランスを最適化する「ミリ波レーダー高画質テクノロジー」と、テレビ画面とユーザーの視聴位置との角度に合わせて左右の出力時間を調整することで、視聴ポイントに適した音像定位を実現する「ミリ波レーダー高音質テクノロジー」を実装した。

ブース内ではAIによる高画質化技術の解説などを展開

そのほかレグザは、「X8900L」「Z875L」「Z770L」「C350L」といったモデルを“グローバルモデル”として展示。他社へのブランド供与ではなく自社製品で海外展開を行っていることも紹介している。

海外展開を行っている既存モデルの紹介も

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