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公開日 2023/01/27 10:00
DACチップ「ES9068AS」を2基搭載
FiiO、デュアルDAC構成のハイパフォーマンスヘッドホンアンプ「K9」
編集部:松永達矢
エミライは、FiiOのデュアルDAC構成のヘッドホンアンプ「K9」を2月3日(金)に発売する。価格はオープンだが、税込79,750円前後での実売が予想される。
ESS Technology製のオーディオ向けDACチップ「ES9068AS」を左右のチャンネルで1基ずつ動作させるデュアル構成で搭載。オーディオ回路や基盤レイアウトは最上位モデル「K9 Pro ESS」と共通の設計を採用する同社ヘッドホンアンプの“ハイパフォーマンスモデル”と位置付ける製品。
昨年12月に開催された「ポタフェス 2022冬 秋葉原」の同社ブースにて参考出展品として登場したアイテムが正式に案内される格好だ。
本機に搭載されるDACチップES9068ASは、「Hyperstream II」「QUAD DAC」といった技術を投入し、低消費電力ながら高品質なサウンドと様々なファイルフォーマットへの対応を実現する。
オーディオ回路はベース機同様に、DACからボリュームコントロール、ヘッドホンアンプに至るまで、左右のチャンネルでセパレートされ、差動信号の入力を徹底するフルバランス構成を踏襲。DAC、ローパスフィルタ、ボリュームコントロール、バッファアンプ、プリアンプ、ヘッドホンアンプを分離したブロック構造とすることで、悪影響を及ぼす相互干渉が極限まで排除され、信号忠実性に優れた高品質再生を可能にするという。
アンプ回路には、FiiOとTHXが共同で開発した「THX-AAA 788+」を搭載。信号の増幅時に発生する歪みを補正する高品質なフィードフォワード技術を備えており、左右のチャンネルあたり1基ずつ搭載することで1%未満の低歪と32Ω負荷時に最大2000mW、300Ω負荷時に最大780mWの高出力を両立する。
USBデコードチップにはXMOS「XUF208」を採用。PCM最大768kHz/32bit、DSD512のデコード能力を備え、入力されたソースに対して常に最適なクロックを選択するデュアル・クロック管理技術により高品質なD/Aコンバートを行う。
電源部は4基の4700uF大容量コンデンサを組み合わせたトランスを装備。デジタル部とアナログ部の各回路にそれぞれ独立した電源供給を行うことで、音質に悪影響を及ぼす電源ノイズと各ブロック間の相互干渉を抑制。回路上の各ブロックを低ノイズLDOにてクリーンな状態に保ち、適切な量に昇圧された電力供給を実現。高いS/N感と重厚な音像表現を提供するとアピールする。
筐体前面部に備えられるボリュームノブは、可変抵抗を直接操作するアナログボリューム方式ではなく、ボリュームノブの回転変化量をAD変換した値に基づいてボリュームICを制御するADCボリュームコントロール機能を搭載。120段階の細やかな音量調整を可能としながら、アナログボリュームの問題点である左右の音量差やノイズ排除に寄与している。
入出力切替を行うINPUTボタン/OUTPUTボタン、再生ファイルのサンプリングレートや接続に使用するBluetoothコーデックをカラフルに表示するボリュームノブ外周に沿って備え付けられたRGBインジケーターライトを装備。UAC1.0/2.0の接続モードの切り替えはアプリから簡単に行える。
デジタル入力インターフェイスとして、USBタイプB/RCA同軸/TOS光/イーサネット/Bluetoothを装備。BluetoothSoCとしてQualcomm「QCC5124」を搭載し、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL/aptX Adaptive/LDACに対応する。
アナログ入力系は、4.4mmバランスライン入力とRCAライン入力を1系統ずつ備える。
ヘッドホン出力端子に、4ピンXLRバランス駆動、4.4mmバランス駆動、6.3mmシングルエンドを備え、アナログ出力として3ピンXLRバランスライン、RCAラインを1系統ずつ装備する。
外形寸法は200W×72H×224Dmm、質量は約2,660g。付属品としてAC電源ケーブル、USB-A to Bケーブル、6.3mm to 3.5mm変換アダプターなどを同梱する。
ESS Technology製のオーディオ向けDACチップ「ES9068AS」を左右のチャンネルで1基ずつ動作させるデュアル構成で搭載。オーディオ回路や基盤レイアウトは最上位モデル「K9 Pro ESS」と共通の設計を採用する同社ヘッドホンアンプの“ハイパフォーマンスモデル”と位置付ける製品。
昨年12月に開催された「ポタフェス 2022冬 秋葉原」の同社ブースにて参考出展品として登場したアイテムが正式に案内される格好だ。
本機に搭載されるDACチップES9068ASは、「Hyperstream II」「QUAD DAC」といった技術を投入し、低消費電力ながら高品質なサウンドと様々なファイルフォーマットへの対応を実現する。
オーディオ回路はベース機同様に、DACからボリュームコントロール、ヘッドホンアンプに至るまで、左右のチャンネルでセパレートされ、差動信号の入力を徹底するフルバランス構成を踏襲。DAC、ローパスフィルタ、ボリュームコントロール、バッファアンプ、プリアンプ、ヘッドホンアンプを分離したブロック構造とすることで、悪影響を及ぼす相互干渉が極限まで排除され、信号忠実性に優れた高品質再生を可能にするという。
アンプ回路には、FiiOとTHXが共同で開発した「THX-AAA 788+」を搭載。信号の増幅時に発生する歪みを補正する高品質なフィードフォワード技術を備えており、左右のチャンネルあたり1基ずつ搭載することで1%未満の低歪と32Ω負荷時に最大2000mW、300Ω負荷時に最大780mWの高出力を両立する。
USBデコードチップにはXMOS「XUF208」を採用。PCM最大768kHz/32bit、DSD512のデコード能力を備え、入力されたソースに対して常に最適なクロックを選択するデュアル・クロック管理技術により高品質なD/Aコンバートを行う。
電源部は4基の4700uF大容量コンデンサを組み合わせたトランスを装備。デジタル部とアナログ部の各回路にそれぞれ独立した電源供給を行うことで、音質に悪影響を及ぼす電源ノイズと各ブロック間の相互干渉を抑制。回路上の各ブロックを低ノイズLDOにてクリーンな状態に保ち、適切な量に昇圧された電力供給を実現。高いS/N感と重厚な音像表現を提供するとアピールする。
筐体前面部に備えられるボリュームノブは、可変抵抗を直接操作するアナログボリューム方式ではなく、ボリュームノブの回転変化量をAD変換した値に基づいてボリュームICを制御するADCボリュームコントロール機能を搭載。120段階の細やかな音量調整を可能としながら、アナログボリュームの問題点である左右の音量差やノイズ排除に寄与している。
入出力切替を行うINPUTボタン/OUTPUTボタン、再生ファイルのサンプリングレートや接続に使用するBluetoothコーデックをカラフルに表示するボリュームノブ外周に沿って備え付けられたRGBインジケーターライトを装備。UAC1.0/2.0の接続モードの切り替えはアプリから簡単に行える。
デジタル入力インターフェイスとして、USBタイプB/RCA同軸/TOS光/イーサネット/Bluetoothを装備。BluetoothSoCとしてQualcomm「QCC5124」を搭載し、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL/aptX Adaptive/LDACに対応する。
アナログ入力系は、4.4mmバランスライン入力とRCAライン入力を1系統ずつ備える。
ヘッドホン出力端子に、4ピンXLRバランス駆動、4.4mmバランス駆動、6.3mmシングルエンドを備え、アナログ出力として3ピンXLRバランスライン、RCAラインを1系統ずつ装備する。
外形寸法は200W×72H×224Dmm、質量は約2,660g。付属品としてAC電源ケーブル、USB-A to Bケーブル、6.3mm to 3.5mm変換アダプターなどを同梱する。