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公開日 2023/05/16 00:00
珍しい組み合わせ

SeeAudio、プラナー型/1DD構成のエントリーイヤホン「Rinko」。4.4mmバランス端子を装備

編集部 : 伴 修二郎
リアルアシストは、SeeAudioブランドから、プラナー型/1DD構成のイヤホン「Rinko」を5月18日より発売する。価格はオープンだが、税込16,500円前後での実売が予想される。

「Rinko」

Rinkoは、マイクロプラナー(平面型)ドライバー1基とダイナミックドライバー1基で構成するエントリーイヤホン。先日開催された「春のヘッドフォン祭 2023」でも参考出展されていたが、この度正式な発売日と製品の詳細が明らかとなった。

中高域用にプラナードライバー、低域用にダイナミックドライバーを採用したことで、深い低域と伸びのある高域を両立した。通常選択されることが少ないプラナー型/1DD構成は、SeeAudioのエンジニアによる繊細な周波数分担により実現されたという。

深い低域と伸びのある高域を両立

プラナードライバーのコイルは薄い振動板(ダイアフラム)に埋め込まれ、永久磁石は振動板を中央部で挟み込む構造で振動板の両側に平行に配置。これにより力のバランスが振動板全体に広がり、ドライバーからよりダイナミックなサウンドが生まれるという。

筐体には、5軸CNC加工による航空機グレードのアルマイト製フェイスプレートと3Dプリンティング技術を活用したシェルを採用。3Dプリンティングシェルは特殊なドライバー構成を支えるため、各ドライバーのシェル内配置や音響効果を徹底的に追求。その複雑な設計と製造は、3Dプリントのテクノロジーを最大限に活用して実現している。

3Dプリンティング技術を活用したシェルを採用

ケーブルは無酸素銅銀メッキ線の12撚×4コアOFCケーブルを採用する。プラグは本国仕様では3.5mmプラグだが、今回の日本国内向け仕様ではプラナードライバーの特性を最大限に活かすため4.4mmバランスを採用した。イヤホン側コネクタには0.78 2Pinを備える。

再生周波数帯域は20Hz-20kHz、インピーダンスは30Ω。付属品としてイヤーチップ、専用ケースなどを同梱する。

付属品のイヤーチップ

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