トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2023/06/16 17:41
エンジニアによる2回の品質管理検査を実施

ナイコム、「Kiwi Ears」製品を取扱開始。第一弾は8BA搭載IEM「Orchestra Lite」

編集部:松永達矢
ナイコム(株)は、「Kiwi Ears」(キウイ・イヤーズ)製品の取り扱いを開始。第一弾モデルとして、8BA搭載IEM「Orchestra Lite」を6月23日に発売する。価格は36,300円(税込)。グリーンとブルーの2色を展開する。

「Orchestra Lite」

Kiwi Earsは、中国を拠点とする新進気鋭のオーディオブランド。最高品質のインイヤーモニター開発・製造に向け取り組んでおり、今回国内で発売されるOrchestra Liteについても、エンジニアによる2回の品質管理検査を実施。左右チャンネルの周波数マッチングを行い、個々が最高のパフォーマンスを発揮するよう、時間をかけて一台一台手作りで製造を行う。

ドライバーは専用にカスタムされており、高音域に2基のウルトラ・トゥイーター、中音域に4基のミッドレンジBAドライバー、低音域に2基の大型サブウーファー・ドライバーを搭載する。

上記ドライバーを、5つの独立したパッシブコンポーネントを使用した3ウェイパッシブクロスオーバーにて最適化。複雑なレイヤリングを施し、全高調波歪みを低減させたとのこと。

4芯の7N無酸素銅を採用したケーブルを同梱

低音はサブベース周波数に限定し、20Hzから200Hzまで8dBのボリュームをピークとしたほか、中音域はニュートラルに保ち、200Hzから800Hzまでわずか2dBの差異で、濁ることなくほんのりとしたウォームなテイストに仕上げたという。

また高音域は、2.5kHzに7dBのピークを持たせたとのことで、10kHzに向かってゆっくりと自然減衰するという、人間の耳のピナ(耳介)の知覚に完全にマッチさせたと説明する。正確な高音域のエンジニアリングにより、あらゆるディテールやノイズを心地よく聴き取れる、情報度の高いサウンドを実現したとアピールする。

付属のケーブルの線材には4芯の7N無酸素銅を採用。ステージやポータブルでの使用を想定して、軽量で取り回しに優れた設計を施した。イヤホン側コネクターに2ピン端子、プレイヤー側コネクターは3.5mmステレオミニとなる。

付属品の一覧

周波数特性は20Hz - 20kHz、感度は112dB、インピーダンスは16Ωとなる。その他付属品としてキャリーケース、3種のイヤーピースを3サイズ(S/M/L)ずつ同梱する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新

WEB