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公開日 2023/06/23 12:24
音楽再生しながら演奏練習も可能

Fender Audio、ギター/ベースアンプにもなるポータブルスピーカー「RIFF」

編集部:川田菜月
Fender Audioは、ギター/ベースアンプにもなる1台2役のポータブルスピーカー「RIFF」を6月30日より発売する。価格はオープンだが、76,780円(税込)での実売が予想される。

「RIFF」

RIFFはBluetoothスピーカーとしての機能に加え、6.35mmの入力端子を搭載し、ギター/ベースアンプにもなるという一台。音楽再生をしながら、接続したギターやベースの演奏音も同時に鳴らすことができる。

また、新規開発したRIFF専用アプリで、音楽再生とギター/ベースの音量を個別に設定可能。演奏の練習をしたり、曲に合わせてジャムセッション等も行えるとのこと。

RIFF専用アプリの画面イメージ

アプリではこのほか、イコライジング調整も可能。また「オートEQルームチューニング」機能も搭載し、設置した場所に応じて最適なサウンドを自動的に調整することもできる。

最新設計としつつギターレジェンドの輝かしい時代からオマージュされたという本機には、各4基のスピーカー(フルレンジウーファー/トゥイーターを2基ずつ)と、2基の低域用パッシブラジエーターを搭載。最大出力60Wで、パワフルでクリア、かつ「ビロードのような艶のある低域」を鳴らすとし、「音楽再生も演奏時も、Fenderシグネイチャー・サウンドで楽しめる」とアピールする。

天面部はリアルウッド仕上げのタッチパネル仕様で、ギターやベースのネックを滑らせるようにして、ボリュームやEQを操作する新感覚のコントロール機能を採用。また本体にはIP54の防水防塵性能も備える。

リアルウッド仕上げのタッチパネル仕様

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz。Bluetoothはバージョン5.2で、コーデックはSBC/AACをサポートする。2本のマイクを内蔵し、ハンズフリー通話にも対応。パーティーモードにより、RIFFを最大100台までワイヤレス接続で連携することもできる。

連続再生時間は最大30時間。30分の充電で8時間再生可能なクイックチャージ機能も装備する。

外形寸法は270W×136H×123Dmm、質量は2.37kg。上述の6.35入力端子のほか、3.5mmミニ入力端子、充電用USB-C端子などを装備する。付属品にはUSB-Cケーブル、キャリーストラップを用意する。

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