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公開日 2024/02/19 10:00
UHDBD/SACD再生に対応
エミライ、ユニバーサルディスクプレーヤーブランド「MAGNETAR」国内取り扱いを開始
ファイルウェブオーディオ編集部・築井真奈
(株)エミライは、4K ULTRA HD Blu-ray(UHD BD)対応のユニバーサルディスクプレーヤー製品を展開する「MAGNETAR」(マグネター)ブランドの国内取扱を3月1日より開始する。トップモデル「UDP900」と下位モデル「UDP800」の2モデルからスタート。いずれも4K Blu-rayに加え、SACD/CDやDVD Audio等も再生可能となっている。
ユニバーサルディスクプレーヤーと言えば、過去にはOPPO(エミライ取り扱い)が製品を多数展開していたものの、世界市場全体が映像ストリーミングサービスに移行するなかで、2018年に同社はプレーヤー事業からの撤退を発表していた。
今回エミライがMAGNETAR製品の取り扱いを開始した背景について、取締役/マーケティングディレクターの島幸太郎氏は、「日本には、高画質・高音質にこだわるために“あえてディスクメディアを愛用する”ユーザーが多くいる」と説明。ストリーミングでは得られないクオリティの高いオーディオビジュアル体験を求めるユーザーに対し、良質な製品を提供したいという思いがあったのだという。
だが、ユニバーサルディスクプレーヤー製品の製造にあたっては、HDMIやSACDのライセンス料金や認証の取得など、一般的なオーディオ機器よりも大掛かりな投資が必要となる。そのため、ある程度の企業体力のある会社でなければ実現できないと説明。
MAGNETARは、Magnetar Technology Shenzhenという会社によって2021年中国・深センに新しく設立されたブランド。同社は20年以上に渡るハイエンドオーディオ/ビデオ製品の専門的な研究開発並びにOEMを行う他、MAXMADE AUTO名義にて車載機器のOEM、また日系メーカーのDVDディスクプレーヤーのOEM事業などを行ってきたという。
これまでOEM事業等でオーディオと映像に関する知見を積み重ねてきた同社が、はじめて自社ブランドとして提供するのが、今回のユニバーサルディスクプレーヤーをメイン事業とするMAGNETARブランドとなる。
島氏は「趣味性の高いオーディオビジュアル製品を作るにあたっては、ただ技術が高いだけではなく、ものづくりへのこだわりやチャレンジ精神が必要」とし、その姿勢において非常に信頼できるメーカーであると感じたという。
「OPPOがユニバーサルプレーヤーを終了したときは、お客様からのお問い合わせ、もはや悲鳴とも言える声を大変多くいただきました。しかし、このMAGNETAR社は、そのクオリティに間違いなく追従できる製品を送り出してくるだろう、という手応えを感じています」と島氏。その理由として、「実際に自社で製品を開発する力がある会社であり、コンパチビリティや安定性も含め、継続的なメンテナンスが可能な点が挙げられます」と強調する。
MAGNETARブランドは製品開発のフィロソフィーとして「卓越性の追求」を挙げており、業界のベンチマークであり得ること、また顧客の立場に立って快適な体験を提供する、ということに主眼をおいているとのこと。専門分野でのこだわりを持ち続けていることもまた、エミライが同社の取り組みに深く共感した点でもあるという。
第一弾の製品として、「UDP900」と「UDP800」の2モデルが登場する。いずれもDolby VisionおよびHDR10+に対応、振動と寿命対策を施したSACD対応のソニー製ディスクドライブメカを採用しており、SACDマルチチャンネルの出力にも対応する。またSoCには4K Blu-rayをサポートするMediaTek製クアッドコア・プロセッサー「MT8581」を搭載。表示メニュー等もすべて日本語対応となっている。いずれも映像/音声の分離出力が可能な2系統のHDMI出力端子を搭載している。
違いとしては、UDP900についてはDACチップにES9038PRO(2chステレオ)/ES9028PRO(サラウンド)を搭載していること、メインボードとオーディオ回路で独立した電源供給を行うデュアルパワーサプライ構造を採用していること、各セクションごとに独立した基板設計など、オーディオ的なノイズ対策が入念に施されている点が挙げられる。
フロントパネルの外観は、UDP900はチェス盤のような格子状のツートンカラーで比較的背が高く、UDP800は薄型で上下2段のツートンカラーとなっている。各製品の詳細なスペックや搭載技術については、追って発表するとしている。
ユニバーサルディスクプレーヤーと言えば、過去にはOPPO(エミライ取り扱い)が製品を多数展開していたものの、世界市場全体が映像ストリーミングサービスに移行するなかで、2018年に同社はプレーヤー事業からの撤退を発表していた。
今回エミライがMAGNETAR製品の取り扱いを開始した背景について、取締役/マーケティングディレクターの島幸太郎氏は、「日本には、高画質・高音質にこだわるために“あえてディスクメディアを愛用する”ユーザーが多くいる」と説明。ストリーミングでは得られないクオリティの高いオーディオビジュアル体験を求めるユーザーに対し、良質な製品を提供したいという思いがあったのだという。
だが、ユニバーサルディスクプレーヤー製品の製造にあたっては、HDMIやSACDのライセンス料金や認証の取得など、一般的なオーディオ機器よりも大掛かりな投資が必要となる。そのため、ある程度の企業体力のある会社でなければ実現できないと説明。
MAGNETARは、Magnetar Technology Shenzhenという会社によって2021年中国・深センに新しく設立されたブランド。同社は20年以上に渡るハイエンドオーディオ/ビデオ製品の専門的な研究開発並びにOEMを行う他、MAXMADE AUTO名義にて車載機器のOEM、また日系メーカーのDVDディスクプレーヤーのOEM事業などを行ってきたという。
これまでOEM事業等でオーディオと映像に関する知見を積み重ねてきた同社が、はじめて自社ブランドとして提供するのが、今回のユニバーサルディスクプレーヤーをメイン事業とするMAGNETARブランドとなる。
島氏は「趣味性の高いオーディオビジュアル製品を作るにあたっては、ただ技術が高いだけではなく、ものづくりへのこだわりやチャレンジ精神が必要」とし、その姿勢において非常に信頼できるメーカーであると感じたという。
「OPPOがユニバーサルプレーヤーを終了したときは、お客様からのお問い合わせ、もはや悲鳴とも言える声を大変多くいただきました。しかし、このMAGNETAR社は、そのクオリティに間違いなく追従できる製品を送り出してくるだろう、という手応えを感じています」と島氏。その理由として、「実際に自社で製品を開発する力がある会社であり、コンパチビリティや安定性も含め、継続的なメンテナンスが可能な点が挙げられます」と強調する。
MAGNETARブランドは製品開発のフィロソフィーとして「卓越性の追求」を挙げており、業界のベンチマークであり得ること、また顧客の立場に立って快適な体験を提供する、ということに主眼をおいているとのこと。専門分野でのこだわりを持ち続けていることもまた、エミライが同社の取り組みに深く共感した点でもあるという。
第一弾の製品として、「UDP900」と「UDP800」の2モデルが登場する。いずれもDolby VisionおよびHDR10+に対応、振動と寿命対策を施したSACD対応のソニー製ディスクドライブメカを採用しており、SACDマルチチャンネルの出力にも対応する。またSoCには4K Blu-rayをサポートするMediaTek製クアッドコア・プロセッサー「MT8581」を搭載。表示メニュー等もすべて日本語対応となっている。いずれも映像/音声の分離出力が可能な2系統のHDMI出力端子を搭載している。
違いとしては、UDP900についてはDACチップにES9038PRO(2chステレオ)/ES9028PRO(サラウンド)を搭載していること、メインボードとオーディオ回路で独立した電源供給を行うデュアルパワーサプライ構造を採用していること、各セクションごとに独立した基板設計など、オーディオ的なノイズ対策が入念に施されている点が挙げられる。
フロントパネルの外観は、UDP900はチェス盤のような格子状のツートンカラーで比較的背が高く、UDP800は薄型で上下2段のツートンカラーとなっている。各製品の詳細なスペックや搭載技術については、追って発表するとしている。
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