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公開日 2024/07/13 14:59
Meze Audioから新エントリーIEMや新ヘッドホン
<ポタフェス>ゼンハイザー、新TWSなど幅広い展示/NUARL、サウンド個人最適化技術搭載TWS
編集部:小野佳希
イヤホンを始めとするポータブルオーディオ関連ブランドが集うイベント「ポタフェス 2024夏 秋葉原」が開幕。本稿では、ゼンハイザー、NUARL、Meze Audioの出展をレポートする。
ゼンハイザーは、2コマ分のブーススペースを使い、プロ向け製品とコンシューマー向け製品を展示。ノイマンのヘッドホンなども体験できるようにしている。
コンシューマー向け製品では、完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM True Wireless」や、ヘッドホン「HD 620S」といった最新モデルを始めとする各種を試聴可能。完全ワイヤレスイヤホンでは「Momentum True Wireless」「MOMENTUM Sport」も展示している。
プロ向け製品ではゼンハイザー「HD 490 PRO」や、ノイマン「NDH 20」「NDH 30」といったヘッドホンを用意。ノイマンのオーディオインターフェース「MT48」と組み合わせて試聴することができる。
NUARL(ヌアール)のブースでは、前日に発表したばかりのイヤホン「NUARL Sound:A HDSS Hi-Res Stereo Earphones」を試聴可能。独自に新開発したシングルフルレンジ・ダイナミックドライバー「NUARL DRIVER [N8]G2」などによる同機の音を発売前にチェックできるようになっている。
さらに、スウェーデン・Audiodo(オーディオドゥ)社のパーソナルサウンド技術を搭載したバイアンプ駆動完全ワイヤレスイヤホン「Inovator(X878/仮称)」(※oは上部に2つの点がついたö/オー・ウムラウト)を参考展示。メディア向けに先日紹介されたばかりのモデルを一般ユーザーもさっそく体験することができる。
「Inovator」は、Audiodo社が物理・生理学的な観点のみならず、音響心理学的な観点も取り入れて研究開発したサウンドパーソナライズ技術を搭載。同社のサウンドパーソナライズ技術は左右の耳で個別、かつ250Hz-8kHzと広いレンジで計測すること、テスト時間が約3分と短いこと、テストトーンをイヤホン本体に内蔵することでコーデックなどの影響を排除し、誰でも同じテストトーンで計測できることが優位点だという。
音質自体にもこだわっており、「ブランドが狙う音になるよう、変な味付けをしないことを徹底している」と説明。パーソナライズの結果はイヤホン自体に記録されるため、一度パーソナライズを行えば、スマホやPC、タブレットなど接続機器を変更しても同じ音で使うことができるそうだ。
音質面ではxMEMS社のドライバーと自社開発のダイナミックドライバーを搭載し、かつそれぞれを別のDACで駆動する“バイアンプ完全ワイヤレス”。現在は音質やアプリの最終調整を行っている段階で、9月頃には正式発表できそうだとのことだった。なお、価格については為替の影響なども見つつ調整中だという。
Meze Audioは、エントリークラスのIEM(インイヤーモニター)新モデル「ALBA」を展示。5月のミュンヘン・ハイエンドなどで披露していたモデルが国内イベントにも登場した。
ALBAは10.8mmダイナミックドライバーを搭載し、DAC/アンプを内蔵したカスタムメイドのアダプターも同梱。付属ケーブルは3.5mmプラグだが、アダプターを使用することでUSB-Cに変換してスマートフォンなどでも使用できる。
また、ヘッドホン新モデル「105AER」も参考展示。こちらは、ブランドで初めてダイナミックドライバーを搭載したオープンヘッドホン「109PRO」(2022年発売)の兄弟機で、同じドライバーを搭載しつつ各種部材を変更するなどによって、より価格を抑えたとのこと。部材の変更で軽量化も実現している。「7〜8万円くらいで10月ごろの発売になるのではないか」(同社スタッフ)という。
ゼンハイザーはプロ/コンシューマー向けで幅広いラインナップ。ノイマン製品も体験可能
ゼンハイザーは、2コマ分のブーススペースを使い、プロ向け製品とコンシューマー向け製品を展示。ノイマンのヘッドホンなども体験できるようにしている。
コンシューマー向け製品では、完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM True Wireless」や、ヘッドホン「HD 620S」といった最新モデルを始めとする各種を試聴可能。完全ワイヤレスイヤホンでは「Momentum True Wireless」「MOMENTUM Sport」も展示している。
プロ向け製品ではゼンハイザー「HD 490 PRO」や、ノイマン「NDH 20」「NDH 30」といったヘッドホンを用意。ノイマンのオーディオインターフェース「MT48」と組み合わせて試聴することができる。
NUARL、サウンド個人最適化技術搭載のパイアンプ駆動TWS「Inovator」
NUARL(ヌアール)のブースでは、前日に発表したばかりのイヤホン「NUARL Sound:A HDSS Hi-Res Stereo Earphones」を試聴可能。独自に新開発したシングルフルレンジ・ダイナミックドライバー「NUARL DRIVER [N8]G2」などによる同機の音を発売前にチェックできるようになっている。
さらに、スウェーデン・Audiodo(オーディオドゥ)社のパーソナルサウンド技術を搭載したバイアンプ駆動完全ワイヤレスイヤホン「Inovator(X878/仮称)」(※oは上部に2つの点がついたö/オー・ウムラウト)を参考展示。メディア向けに先日紹介されたばかりのモデルを一般ユーザーもさっそく体験することができる。
「Inovator」は、Audiodo社が物理・生理学的な観点のみならず、音響心理学的な観点も取り入れて研究開発したサウンドパーソナライズ技術を搭載。同社のサウンドパーソナライズ技術は左右の耳で個別、かつ250Hz-8kHzと広いレンジで計測すること、テスト時間が約3分と短いこと、テストトーンをイヤホン本体に内蔵することでコーデックなどの影響を排除し、誰でも同じテストトーンで計測できることが優位点だという。
音質自体にもこだわっており、「ブランドが狙う音になるよう、変な味付けをしないことを徹底している」と説明。パーソナライズの結果はイヤホン自体に記録されるため、一度パーソナライズを行えば、スマホやPC、タブレットなど接続機器を変更しても同じ音で使うことができるそうだ。
音質面ではxMEMS社のドライバーと自社開発のダイナミックドライバーを搭載し、かつそれぞれを別のDACで駆動する“バイアンプ完全ワイヤレス”。現在は音質やアプリの最終調整を行っている段階で、9月頃には正式発表できそうだとのことだった。なお、価格については為替の影響なども見つつ調整中だという。
Meze Audioから新エントリーIEM「ALBA」や新ヘッドホン「105AER」
Meze Audioは、エントリークラスのIEM(インイヤーモニター)新モデル「ALBA」を展示。5月のミュンヘン・ハイエンドなどで披露していたモデルが国内イベントにも登場した。
ALBAは10.8mmダイナミックドライバーを搭載し、DAC/アンプを内蔵したカスタムメイドのアダプターも同梱。付属ケーブルは3.5mmプラグだが、アダプターを使用することでUSB-Cに変換してスマートフォンなどでも使用できる。
また、ヘッドホン新モデル「105AER」も参考展示。こちらは、ブランドで初めてダイナミックドライバーを搭載したオープンヘッドホン「109PRO」(2022年発売)の兄弟機で、同じドライバーを搭載しつつ各種部材を変更するなどによって、より価格を抑えたとのこと。部材の変更で軽量化も実現している。「7〜8万円くらいで10月ごろの発売になるのではないか」(同社スタッフ)という。