トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > デジカメニュース

公開日 2017/04/20 12:36
35mmフルサイズ積層型CMOSセンサー「Exmor RS」

ソニー、世界初のフルサイズ積層型CMOS搭載ミラーレスカメラ「α9」を海外発表。約4,500ドル

編集部:小野佳希
ソニーは、世界で初めて35mmフルサイズの積層型CMOSセンサーを搭載し、全画素読み出しでの4K動画撮影などにも対応するミラーレスカメラ“α9“「ILCE-9」を海外発表した。アメリカでは5月に約4,500ドル、イギリスでは6月に4,500ポンドで発売する。

α9 ILCE-9

24.2メガピクセルの35mm フルサイズ積層型CMOSセンサー「Exmor RS」を搭載。積層型ではない35mmフルサイズセンサーを搭載している「α7 II」に比べて20倍のデータ処理速度を実現しているという。

ISO感度は100〜51200で、50〜20480014まで拡張可能。14ビットRAW撮影にも対応している。

映像エンジンのBIONZ Xも最新世代のものを採用。BIONZ XおよびフロントエンドLSIとの組み合わせによってExmor RSセンサーの性能を最大限引き出すとしている。また、EVFの表示遅延もさらに低減させたという。

撮影コマ間のブラックアウトもない、秒間20コマ連写が可能。UHS-IIクラスのメモリーカード使用時には、RAWで241枚、JPEGで362枚まで連写記録できる。

最大でシャッタースピード1/32,000時まで、シャッターの動作音や振動を排除しての撮影が可能。画面内の約93%をカバーする693点測距の像面位相差AFに対応し、秒間60回の演算処理を行ってAF/AE追従する。また、コントラストAFと組み合わせるファストハイブリッドAFは、α7RII比で約25%の高速化を実現した。

業務用途を想定してイーサネット端子も装備。SDカードスロットも2基装備し、うち1基はUHS-IIに対応している。同じデータを両方のカードに同時に記録することも、RAW/JPEGまたは静止画/動画を分離して記録するなどといったことができる。

バッテリーも従来から変更。従来のWバッテリー比で約2.2倍の容量を持つZバッテリー「NP-FZ100」を新たに採用した。また、5軸ボディ内手ブレ補正も搭載し、シャッタスピード5段分の補正を実現している。

ファインダーは約368万6,000ドットのQuad-VGA OLED Tru-Finderを新搭載。ZEISS T*コーティングを施して反射を大幅に低減させていることに加え、アウターレンズにフッ素コーティングを施して汚れも防止できるようにしている。そしてα7RIIのファインダーよりも2倍高い輝度を実現。また、ファインダーのフレームレートを60fps/120fpsに設定変更することもできる。

動画撮影においては、全画素読み出し4K(3840×2160p)撮影に対応。イメージセンサーが捉えた6K相当の情報量の信号を凝縮するオーバーサンプリングも引き続き搭載している。また、フルHDの場合は最大100Mbpsでの120fps記録が可能。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 A女子プロゴルフ「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」8/30から3日間の放送・配信予定
2 AmazonスマイルSALEに「iPad」が登場。一部セール品を事前公開中
3 “初音ミク”コラボのライブ用耳栓。ロゴ入り専用ケースとオリジナルパッケージ採用
4 Amazonスマイルセール、FireTVシリーズの値引き価格を事前公開中。最大33%オフ
5 デノン/マランツ、一部HEOSテクノロジー搭載機がアップデートでRoon Readyに対応
6 ゲオ、1万円台の一体型サウンドバー。2.1ch/2.2chの2モデルを発売
7 トム・クルーズ主演!夢と現実の区別がつかなくなった男の恋と人生の行方
8 濃密で艶やかな “ブリティッシュサウンド” を手の中に。ONIX「Overture XM5」レビュー
9 ゼンハイザー、ヘッドホン新製品「HD620S」などが対象の期間限定セール。9/4まで
10 アバックClassic馬車道店、デノン新旗艦プリメイン「PMA-3000NE」最速試聴イベントを9/14に開催
8/30 10:22 更新

WEB