ニュース
HOME > ニュース > Gadgetニュース
公開日 2022/09/16 16:32
Google買収後初の製品投入
「Fitbit Sense 2」など3モデルの日本発売決定。2年ぶりの新製品
Gadget Gate
Fitbitは、フィットネストラッカー「Inspire 3」およびスマートウォッチ「Versa 4」「Sense 2」を国内発表した。Inspire 3はすでに発売しており、Versa 4とSense 2については9月29日から販売開始する。価格は順に12,800円、27,800円、32,800円(すべて税込)。
今年の8月末に海外発表したモデルの国内展開が決定したかたち。2020年に「Sense」および「Versa 3」を発表して以来、2年ぶりの新製品となる。この展開にあたり、本日都内にて発表会が実施された。
イベントでは、今回の3製品の特徴について解説。GoogleのAPAC & Health Solutions International Fitbitのディレクターを務める、スティーブ・モーリー氏が登壇し、プレゼンを行った。
まず紹介されたのはInspire 3で、モーリー氏はこの製品の位置づけを「新しいユーザー健康管理やフィットネスを考え始める際の初めての製品になると思う」を説明。特にFitbitのエコシステムの中に新しく入って来ようとする、若いユーザーに焦点を絞った製品とのことだ。
Inspireシリーズはエントリー向けの製品となるが、今回は前モデルよりも価格を引き下げている。またシリーズで「最大のアップグレードとなっている」(モーリー氏)とのことで、これまでユーザーからの要望が多かったリクエストを反映しているという。具体的にはタッチスクリーンはカラーとなり、血中酸素ウェルネスのセンサーを内蔵することで、有酸素運動などの際に酸素飽和度も測定できるようになっている。
バッテリー持続時間は10時間。デザインについは前モデルからより薄型化し、側面には操作用のボタンを新たに搭載している。またプレミアムサービスに加入した際のダッシュボードも表示可能で、睡眠に対するストレスの分析も可能だ。カラーは3種類で、アクセサリーとして交換用のバンドも用意。手首に着用したくないユーザーに向けて、腰などに付けられるクリップもラインナップする。
続いて紹介されたVersa 4は、「健康管理とフィットネスを第一に考えている人たち向け」というスマートウォッチ。アクティブな心拍ゾーンの機能により、自分の活動時間や心拍数の変化を確認できる。またエクササイズモードは40種類以上で、ウェイトリフティングやダンスなど新たなエクササイズも追加された。
本体にはGPSを内蔵しており、プレミアムサービスに加入した場合は、今日のエナジーといった機能にアクセスすることが可能。エクササイズを始める前に、今日はエクササイズの準備ができているのか、それとも休息したほうがいいのか判断するのに役立つという。なおプレミアムサービスについては、海外と同じではなく、日本向けにカスタマイズを行っているとのこと。
バッテリー持続時間は6日間。スマートフォンとのBluetooth接続により、電話を取ったりテキストを通知したりできる。さらにGoogleマップを「近い将来」に搭載する予定で、ターンバイターン方式の経路誘導も行えるようになるという。ほか、Suicaも引き続き搭載する。
デザインについては「完全にやり直した」と話しており、前モデルから薄く軽量になっている。手首へ自然にフィットさせるため、重心についても低い位置に持ってきている。また側面のボタンを復活させ、ワークアウト中でも操作しやすいように配慮している。カラーは4種類。
最後に紹介されたのが、同ブランドのフラグシップとなるSense 2。こちらは「ライフスタイルの中心に健康管理を考えている人向け」ということで、より計測データや健康についての分析を強化したモデルとなっている。モーリー氏によると、「自分たちのウェルネスをより理解したい人たちにぴったり」とのことだ。
こちらもVersa 4と同じく、デザインを一からやり直したとしており、一番重心が低いモデルとのこと。先代機と比べて本体は10%薄くなり、15%の軽量化が行われている。また40種類上のエクササイズなど、Versa 4で増えた要素についても同じく備えている。
ストレス管理は2年前のSenseで導入された機能だが、今回のモデルでは新しいボディレスポンスセンサー(身体反応)と継続的皮膚電気活動(cEDA)を測定することで、ストレスを管理することが可能。心拍数やその変動、皮膚温などのモニタリングを組み合わせることで、継続的にストレスの状況を測定しているという。
実際にユーザーが利用する上では、ストレスなどの反応があった際に通知を受け取れるという。通知をきっかけに、何がストレスに影響を与えたかを考えられるため、行動に役立てることができるようだ。
また毎日や月ごとのトレンドをアプリから確認でき、定期的にこれを集約したレポートが作成されるという。標準設定だと過去2時間だが、1日や週2回など、ユーザーに合わせて設定可能。またEメールで受け取ることもできる。
新たな睡眠計測の機能として、プレミアムサービス向けの「睡眠プロフィール」が追加。これは心拍数トラッキングと睡眠ステージを搭載していれば過去のFitbit製品でも利用できる。
睡眠プロフィールでは、10種類の指標をもとに睡眠パターンなどを比較し、睡眠タイプを6種類の動物として表示。その時の睡眠パターンによって表示が変わるため、モーリー氏は「普段はキリンだったが、出張のときはハリネズミになっていた」という。
また睡眠計測についてモーリー氏は、「本日のように、出張でいろいろな場所に行かないといけないときに、睡眠パターンが狂ってしまう」「少し落ち着けるために、寝る前にはデバイスを見ないようにして読書するよう努めている」と活用法をアピールした。
バッテリー持続時間は6日間で、カラーは3色をラインナップ。またVersa 4とSense 2はバンドの交換にも対応しており、過去に発売された前モデル用のバンドも利用可能。さらに、Brother Vellies氏のデザインしたバンドも年内に新たに投入予定だとしている。
今年の8月末に海外発表したモデルの国内展開が決定したかたち。2020年に「Sense」および「Versa 3」を発表して以来、2年ぶりの新製品となる。この展開にあたり、本日都内にて発表会が実施された。
イベントでは、今回の3製品の特徴について解説。GoogleのAPAC & Health Solutions International Fitbitのディレクターを務める、スティーブ・モーリー氏が登壇し、プレゼンを行った。
まず紹介されたのはInspire 3で、モーリー氏はこの製品の位置づけを「新しいユーザー健康管理やフィットネスを考え始める際の初めての製品になると思う」を説明。特にFitbitのエコシステムの中に新しく入って来ようとする、若いユーザーに焦点を絞った製品とのことだ。
Inspireシリーズはエントリー向けの製品となるが、今回は前モデルよりも価格を引き下げている。またシリーズで「最大のアップグレードとなっている」(モーリー氏)とのことで、これまでユーザーからの要望が多かったリクエストを反映しているという。具体的にはタッチスクリーンはカラーとなり、血中酸素ウェルネスのセンサーを内蔵することで、有酸素運動などの際に酸素飽和度も測定できるようになっている。
バッテリー持続時間は10時間。デザインについは前モデルからより薄型化し、側面には操作用のボタンを新たに搭載している。またプレミアムサービスに加入した際のダッシュボードも表示可能で、睡眠に対するストレスの分析も可能だ。カラーは3種類で、アクセサリーとして交換用のバンドも用意。手首に着用したくないユーザーに向けて、腰などに付けられるクリップもラインナップする。
続いて紹介されたVersa 4は、「健康管理とフィットネスを第一に考えている人たち向け」というスマートウォッチ。アクティブな心拍ゾーンの機能により、自分の活動時間や心拍数の変化を確認できる。またエクササイズモードは40種類以上で、ウェイトリフティングやダンスなど新たなエクササイズも追加された。
本体にはGPSを内蔵しており、プレミアムサービスに加入した場合は、今日のエナジーといった機能にアクセスすることが可能。エクササイズを始める前に、今日はエクササイズの準備ができているのか、それとも休息したほうがいいのか判断するのに役立つという。なおプレミアムサービスについては、海外と同じではなく、日本向けにカスタマイズを行っているとのこと。
バッテリー持続時間は6日間。スマートフォンとのBluetooth接続により、電話を取ったりテキストを通知したりできる。さらにGoogleマップを「近い将来」に搭載する予定で、ターンバイターン方式の経路誘導も行えるようになるという。ほか、Suicaも引き続き搭載する。
デザインについては「完全にやり直した」と話しており、前モデルから薄く軽量になっている。手首へ自然にフィットさせるため、重心についても低い位置に持ってきている。また側面のボタンを復活させ、ワークアウト中でも操作しやすいように配慮している。カラーは4種類。
最後に紹介されたのが、同ブランドのフラグシップとなるSense 2。こちらは「ライフスタイルの中心に健康管理を考えている人向け」ということで、より計測データや健康についての分析を強化したモデルとなっている。モーリー氏によると、「自分たちのウェルネスをより理解したい人たちにぴったり」とのことだ。
こちらもVersa 4と同じく、デザインを一からやり直したとしており、一番重心が低いモデルとのこと。先代機と比べて本体は10%薄くなり、15%の軽量化が行われている。また40種類上のエクササイズなど、Versa 4で増えた要素についても同じく備えている。
ストレス管理は2年前のSenseで導入された機能だが、今回のモデルでは新しいボディレスポンスセンサー(身体反応)と継続的皮膚電気活動(cEDA)を測定することで、ストレスを管理することが可能。心拍数やその変動、皮膚温などのモニタリングを組み合わせることで、継続的にストレスの状況を測定しているという。
実際にユーザーが利用する上では、ストレスなどの反応があった際に通知を受け取れるという。通知をきっかけに、何がストレスに影響を与えたかを考えられるため、行動に役立てることができるようだ。
また毎日や月ごとのトレンドをアプリから確認でき、定期的にこれを集約したレポートが作成されるという。標準設定だと過去2時間だが、1日や週2回など、ユーザーに合わせて設定可能。またEメールで受け取ることもできる。
新たな睡眠計測の機能として、プレミアムサービス向けの「睡眠プロフィール」が追加。これは心拍数トラッキングと睡眠ステージを搭載していれば過去のFitbit製品でも利用できる。
睡眠プロフィールでは、10種類の指標をもとに睡眠パターンなどを比較し、睡眠タイプを6種類の動物として表示。その時の睡眠パターンによって表示が変わるため、モーリー氏は「普段はキリンだったが、出張のときはハリネズミになっていた」という。
また睡眠計測についてモーリー氏は、「本日のように、出張でいろいろな場所に行かないといけないときに、睡眠パターンが狂ってしまう」「少し落ち着けるために、寝る前にはデバイスを見ないようにして読書するよう努めている」と活用法をアピールした。
バッテリー持続時間は6日間で、カラーは3色をラインナップ。またVersa 4とSense 2はバンドの交換にも対応しており、過去に発売された前モデル用のバンドも利用可能。さらに、Brother Vellies氏のデザインしたバンドも年内に新たに投入予定だとしている。
- トピック
- スマートウォッチ
- Gadget Gate