トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2022/10/17 10:59
アップルもGoogleも考える方向性は同じ?

iPadがスマートスピーカーになるドック、アップルが開発中との情報

多根清史
アップルがiPadをスマートホームディスプレイに変えるドッキングアクセサリーを開発中で、早ければ2023年に発売との噂が報じられている。なおGoogleは先日、Pixelシリーズ初のタブレット「Pixel Tablet」の追加情報として、充電スピーカードックと組み合わせて、画面付きスピーカーとして使えることを明かしていた。

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、iPadとスピーカーハブ(ドック)を組み合わせたデバイスに取り組んでいる、と以前に伝えていた。同氏のニュースレター「Power On」最新号では、それを再確認するとともに、既存のiPad用の別売りドッキング製品も準備中だと述べている格好だ。

前者はスタンドアローン(1つで完結した製品)であり、後者はiPadありきとなるが、どちらも「ほとんど同じことができる」という。これらは「キッチンカウンターやリビングルーム、ナイトスタンド」に置けるものを目指すとのことだ。

もしもiPad用のスピーカーハブが登場すれば、アップルにとって、スマートホーム市場への大きな足がかりとなるはずだ。ユーザーはiPadを使って、家の照明やエアコン、テレビなどを操作でき、iPadのセンターフレーム機能を使ってFaceTime通話するなど、AmazonやGoogleの機器でも可能なことが実現できるようになると思われる。

これまでのアップルのスマートホーム戦略は、成功しているとは言いがたい。一方でGurman氏は、同社が2023年に「大がかりな製品投入」を計画していると述べていた。その1つが今回のiPad+スピーカーハブであり、もう1つが「フルサイズのHomePod」の後継モデルである。ほか、「Apple TVやFaceTimeカメラを合体させたHomePod」も候補に挙がっている。

この新たな「フルサイズのHomePod」は、Apple Watch Series 8と同じS8チップや、上面にマルチタッチ対応ディスプレイの搭載が予想されている。だが、iPadは12年以上もタブレット市場に定着してきたこともあり、そのスピーカーハブこそが最大の切り札となりそうだ。

Source: Bloomberg
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB