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公開日 2022/11/02 15:26
Unreal Engineなどゼロから学ぶ
愛の力は偉大。『遊戯王』3Dデュエルシステムを自作、知識ゼロから7ヶ月で
多根清史
かつて『週刊少年ジャンプ』に連載された漫画『遊☆戯☆王』を原作とするアニメでは、カードをテーブルにセットするとモンスターの姿が立体映像で現れる演出がある。現実のカードゲームでは体験できないはずだったが、これを自力で実現したストリーマー(動画配信者)が現れた。
このリアルなホログラフィック3D版『遊戯王』を開発したのは、フランスのストリーマーSuperZouloux氏だ。このアイデアは子供の頃にアニメ版を見ながら思いついた「ファンタジー」が元だったと、動画の中で説明している。
子供だったSuperZouloux氏は、カードをテーブルの上に置いて叫び、アニメさながらに実物大のモンスターが現れることを期待したそうだが、もちろん上手くいくわけがない。それを大人になった今、最新技術を用いて小さな形で実現したという次第だ。
今回のしくみは、ARメガネを使ってモンスターを出現させるという別のデザイナーの手法や、フランスのラッパー・オレールサン氏のライブショー(ホログラム関連のライブもあり)からヒントを得たという。
そのライブを見たのが、今年3月のこと。それから7ヶ月間、Unreal Engineをゼロから学び始め、3,600種類以上の遊戯王カードにチップを割り当て、ゲーム用マットの配線をしたとのことだ。
このマットは、上に置かれたカード(に割り当てられたチップ)を認識し、いくつかのアプリと連動する。それにより、カードを置くと配信画面上にモンスターが出現し、基本的な音声コマンドに反応するというものだ。現れるモンスターの3Dモデルはアニメに登場するような巨大サイズではなく、身長数十センチにすぎないが、細部まで緻密に作り込まれている。
さらに各モンスターの攻撃時などには配信用カメラが別のアングルに切り替わるため、見栄えもするというわけだ。全くのゼロからプログラム作りを始め、7ヶ月間でここまで仕上げたことも驚きだが、やはり『遊戯王』への愛あればこそ、なのだろう。
Source: SuperZouloux(YouTube)
via: Gamesradar
このリアルなホログラフィック3D版『遊戯王』を開発したのは、フランスのストリーマーSuperZouloux氏だ。このアイデアは子供の頃にアニメ版を見ながら思いついた「ファンタジー」が元だったと、動画の中で説明している。
子供だったSuperZouloux氏は、カードをテーブルの上に置いて叫び、アニメさながらに実物大のモンスターが現れることを期待したそうだが、もちろん上手くいくわけがない。それを大人になった今、最新技術を用いて小さな形で実現したという次第だ。
今回のしくみは、ARメガネを使ってモンスターを出現させるという別のデザイナーの手法や、フランスのラッパー・オレールサン氏のライブショー(ホログラム関連のライブもあり)からヒントを得たという。
そのライブを見たのが、今年3月のこと。それから7ヶ月間、Unreal Engineをゼロから学び始め、3,600種類以上の遊戯王カードにチップを割り当て、ゲーム用マットの配線をしたとのことだ。
このマットは、上に置かれたカード(に割り当てられたチップ)を認識し、いくつかのアプリと連動する。それにより、カードを置くと配信画面上にモンスターが出現し、基本的な音声コマンドに反応するというものだ。現れるモンスターの3Dモデルはアニメに登場するような巨大サイズではなく、身長数十センチにすぎないが、細部まで緻密に作り込まれている。
さらに各モンスターの攻撃時などには配信用カメラが別のアングルに切り替わるため、見栄えもするというわけだ。全くのゼロからプログラム作りを始め、7ヶ月間でここまで仕上げたことも驚きだが、やはり『遊戯王』への愛あればこそ、なのだろう。
Source: SuperZouloux(YouTube)
via: Gamesradar
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