トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2022/11/16 22:08
Ghostは武装ロボット犬で物議を醸していました

Boston Dynamics、7件の四脚ロボット特許侵害でGhost Roboticsを提訴

Munenori Taniguchi
Boston Dynamicsが、四脚ロボットを開発・製造するGhost Roboticsを特許侵害で提訴した。デラウェア州連邦裁判所に提出された訴状によれば、Boston DynamicsはGhost Robotics製「Vision 60」および「Spirit 40」が合計7件の特許を侵害していると主張している。

ロボット犬「Spot」をはじめ複数のロボットを開発しているBoston Dynamicsは、世界中で約500件の特許取得および特許出願を行っているとし「後発の新興企業によるロボット産業への参入は歓迎するものの、そこに加わるすべての企業が知的財産権を尊重することに期待しており、権利侵害があれば行動を起こす」と述べている。

今回の提訴に至るまでに、Boston DynamicsはGhost Roboticsに対し、2020年7月20日に特許関連技術の見直しを求める書簡を送付。そしてその後、四脚ロボットの販売停止を要求する通知書を2通送付していたとのこと。これらの通知書には、侵害の疑いがある特許をかなり包括的にリストアップしていたという。

Boston DynamicsをはじめAgility、ANYbotics、Clearpath Robotics、Open Roboticsといったロボット開発企業は先月、ロボットの兵器化に反対する公開書簡を発表した。

一方Ghost Roboticsは、四脚ロボットの背中に特殊な無人ライフルを装着した画像を公開して物議を醸した。この写真が公表された当時、Ghost RoboticsのJiren Parikh CEOは「われわれは軍に対してロボットを提供しているが、軍がそれをどう使うのかはわからない。ロボットの取り扱いに関して政府の顧客に指図するつもりはない」とコメントしていた。

なお、Ghost Roboticsは顧客を米国および同盟国の政府機関に限定しており、敵対的関係にある国や企業にはロボットを販売しないとしている。ロシアや中国からも製品に関する問い合わせを受けているが、これらの国に製品を出荷することはないとしている。

ロボットの出荷先や用途はともかく、そこに特許侵害があるならそれは是正されるべきであり、今後の両者の対応が注目されるところだ。記事執筆時点では、Ghost RoboticsはBoston Dynamicsからの提訴に対してコメントしていない。

Source: The Robot Report
via: TechCrunch

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「Amazon プライムデー」本セールが7月16日0時からついにスタート!安くなるものを事前チェック!
2 ヨドバシやビック、Amazonプライムデーより安い超特価セール実施中!見比べないと損をする
3 【レビューあり】Amazonプライムセール、JBLの人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!
4 Amazonプライムデー先行セールで「半額」「半額以下」で買えちゃうイヤホン・ヘッドホン
5 Amazonプライムデー、FireTV Stick 4K/4K Maxが過去セール超えの大幅割引中
6 Amazonプライムデー、オーディオテクニカのTWS、ヘッドホン、マイクが多数お買い得に!
7 Amazonプライムデー、読み放題・聴き放題などサブスクも無料に! 登録すべきキャンペーンまとめ
8 Prime Videoの有料チャンネル「アニメタイムズ」が60日間無料。7/17まで
9 ノジマとオーディオスクエアのシナジーで“テレビの音の最適解”を案内。存在感を増すネットワーク&HDMI対応アンプ
10 <ポタフェス>FIIOやiFi audioに「本邦初公開」多数/Noble Audio「FoKus TRIUMPH」は今夏発売
7/16 10:43 更新

WEB