トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/02/16 18:40
M2 Proは熱容量的に無理?

大型の15インチMacBook Air、すでに量産開始で4月発売か

多根清史
大型化した次期15.5インチMacBook Airの噂が相次いでいるなか、量産が1月下旬から始まっており、4月〜6月には発売されるとのサプライチェーン情報が届けられている。

今回の発信源は、台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesの有料記事だ。それによれば、「15インチMacBook Airは旧正月後に量産を開始し、第2四半期に発売される見込み」とのこと。今年の旧正月(春節)は1月22日〜であり、ここでいう第2四半期は4月〜6月を指すと思われる。

ちょうど数日前、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏が、今月(2月)に15.5インチMacBook Air用ディスプレイパネルの生産が始まり、そこから逆算して「4月上旬」に発売されるとの予想を述べたばかりだ。

MacBookシリーズのなかでも、性能と価格のバランスが良好なAirモデルは販売台数も多くなりやすく、それに対応する在庫を蓄えるには数ヶ月を要するはず。そのため、「1月末に量産開始、4月初めに発売」というシナリオは説得力があると思われる。もっともDigiTimesの記事には、搭載プロセッサーについて「M2チップ」以上の具体的な記述はない。アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、以前にM2およびM2 Proのオプションが用意される可能性があると述べていた。

M2チップ搭載の13インチMacBook Proは、8K RAW動画を書き出す重い負荷をかけたところ、温度が108度に達して重度のサーマルスロットリング(システムが過熱した場合、クロック周波数を落としてシステムの損傷を防ぐ)が起きたとの報告もあった。

新型MacBook Airが15.5インチであれば、筐体のサイズにも余裕があり、エアフローも確保しやすいだろう。だが、従来のAirモデルと同じくファンレスであれば、さらなる発熱が予想されるM2 Proでは厳しいかもしれない。もっとも、筐体の大型化にともないバッテリー容量も増えるのであれば、外出先での駆動時間も長くなり、重量の増加を差し引いても優秀なモバイラー向けマシンとなりそうだ。

Source: DigiTimes
via: 9to5Mac

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 月額3万円の最強ChatGPTに「電源で音質が変わるか」と聞いたら意外な展開に
2 その男を怒らせてはいけない! “絶対に死なない”伝説の老兵がツルハシ1本で敵を討つ
3 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
4 QobuzもAmazonもこれ一台!コスパ抜群、機能も満点。ストリーマーの決定版「WiiM Ultra」を徹底ハンドリング
5 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
6 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
7 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
8 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
9 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
10 トップウイング、ネットワークオーディオの光絶縁を手軽に試せる「OPT ISO BOX」
12/23 10:35 更新

WEB