トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/02/23 13:26
ようやくハイエンドAndroid並みに?

「iPhone 15 Pro」RAMは8GBに増量、標準モデルは高速RAM採用か

多根清史
すでに今年秋の「iPhone 15」シリーズについて、様々な噂が、複数の情報源から届けられてきた。その中でも注目が集まっているのが搭載RAMの容量および種類だが、全モデルとも「容量と仕様がアップされる」との予想が報じられている。

今回の情報源は、台湾の市場調査会社TrendForceの市場予想レポートだ。そこには「アップルは今年発売予定の次世代iPhoneに搭載するDRAMの容量とスペックを引き上げる予定だ」と記載されている。

それ以上の詳細に関する言及はないが、以前TrendForceはiPhone 14 Proモデルが6GBであるのに対して、iPhone 15 Proモデルは8GBに増やされると述べていた。iPhone 14シリーズは全機種とも6GBであり、Proモデルはより高速で電力効率も良いLPDDR5を採用することで、LPDDR4Xの標準モデルと差別化を図っていた。

その一方で標準モデル「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」に関する具体的な情報はまだないが、RAM容量を6GBに据え置いたまま、より高速なLPDDR5に格上げされる可能性がありそうだ。

RAMの増量によって、より多くのアプリをバックグラウンドに保持しやすくなるため、マルチタスクに恩恵をもたらすはずだ。数年前、iPhone 11 Pro MaxとGalaxy Note 10+のアプリ起動スピードテストをした結果、SoCの性能では優るはずのiPhoneが、RAMの少なさのために敗れたこともあった。

さらに、iPhone 15 Proに搭載されるであろう「A17 Bionic」は、台湾TSMCの最先端3nmプロセス製造と予想されるため、RAM増量とあいまって、性能の大きな伸びしろが期待できる。

もしもiPhone 15 ProモデルのRAMが8GBとなれば、iPhone 12 Proが6GBになって以来(11 Proは4GB)、初の増量となる。競合のサムスン製Galaxy S23 Ultraの内蔵RAMは8GB/12GBだが、ようやくiPhoneがハイエンドAndroid並みのRAM容量を搭載するのかもしれない。

Source: TrendForce
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 文化庁、BDレコーダーに掛かる私的録音録画補償金額を認可。1台当たり税抜182円が上乗せへ
2 テクニクス、新完全ワイヤレスイヤホン投入を予告。ティザー映像を公開
3 アップル初売りが新年1/2からスタート。対象iPhone購入で最大3万円のギフトカードをプレゼント
4 なぜ? 実は「大きいほど人気」なPolk Audioのスピーカー、全3シリーズの“大型モデル”比較試聴でわかった魅力
5 CD再生は “クロック” でさらに化ける!プロ機譲りの実力機、MUTEC「MC-3+」の音質グレードアップ技
6 評論家イチオシ!LUMIN「P1 mini」レビュー。「驚くほどの音質の良さが体験できた」
7 名盤『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』の新たな船出。リミックスという選択に挑んだエンジニアの声を訊く
8 VGP2025・優秀賞獲得モデルから厳選!審査員5名が “絶対推し” のデノン/マランツ/B&W/DALI
9 アキュフェーズのフラグシップアンプ「E-800S」が堂々初登場3位<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング11月>
10 Qobuz開始の波及効果大。ネットワークオーディオ関連の需要拡大<販売店の声・売れ筋ランキング11月>
12/27 12:04 更新

WEB