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公開日 2023/03/20 16:03
2024年大統領選候補者の意見を平等に伝えるため
YouTubeがトランプ元大統領の制限解除、新規投稿を許可
Munenori Taniguchi
YouTubeが3月17日、トランプ元大統領のチャンネルにおける新規投稿の再開を許可した。このチャンネルは2021年1月に発生した米議会襲撃事件の際、同氏が暴力を煽動する呼びかけを行ったことを理由に、コンテンツ投稿ポリシーに違反したとして新規投稿が禁止されていた。
YouTubeは当時、チャンネル内のいくつかの動画を削除し、さらに追加で既存動画へのコメント無効化といった措置も実施。その後「現実世界での暴力のリスクが減少した」と判断した場合は、制限を解除するとしていたが、実質的には無期限の措置になっていた。
しかし先週金曜日、YouTubeの公共政策担当VPであるレスリー・ミラー氏は「トランプ氏のチャンネルの制限を解除し、新しいコンテンツをアップロードする機能を回復する」と発表した。ミラー氏は制限解除の理由について「現実世界で暴力が続くリスクを慎重に評価し、選挙に向けて有権者が主要な候補者から平等に意見を聞く機会を得られるようにすることの重要性とのバランスをとるため」だと説明している。
なお、今回の制限解除により、トランプ氏はYouTubeのポリシーに準拠する内容であれば、占拠キャンペーンのための広告枠を購入することも可能になる。一方で、当時ポリシー違反であると判断され削除された動画は復元されない。
今回のYouTubeの動きは、2024年の大統領選挙に先立って、公平性を保つためにトランプ氏のアカウント凍結を解除したFacebook、Instagram、Twitterなどの動きに追随するものだ。とはいえ、トランプ氏はこれらSNSにはアカウント復旧後も投稿することはなく、自身が立ち上げたSNSであるTruth Socialだけに投稿している模様だ。
ただ、記事執筆時点で確認したところ、制限解除となったYouTubeチャンネルには「I’M BACK!」と題した11秒の短い動画が新規にアップロードされており、その再生回数は48万回を超えている。また概要欄には選挙ボランティア募集ページのURLが記されており、少なくとも他のSNSよりはこのサービスを利用するつもりのようだ。
Source: Donald.J.Trump(YouTube)
via: YouTube(Twitter)
YouTubeは当時、チャンネル内のいくつかの動画を削除し、さらに追加で既存動画へのコメント無効化といった措置も実施。その後「現実世界での暴力のリスクが減少した」と判断した場合は、制限を解除するとしていたが、実質的には無期限の措置になっていた。
しかし先週金曜日、YouTubeの公共政策担当VPであるレスリー・ミラー氏は「トランプ氏のチャンネルの制限を解除し、新しいコンテンツをアップロードする機能を回復する」と発表した。ミラー氏は制限解除の理由について「現実世界で暴力が続くリスクを慎重に評価し、選挙に向けて有権者が主要な候補者から平等に意見を聞く機会を得られるようにすることの重要性とのバランスをとるため」だと説明している。
なお、今回の制限解除により、トランプ氏はYouTubeのポリシーに準拠する内容であれば、占拠キャンペーンのための広告枠を購入することも可能になる。一方で、当時ポリシー違反であると判断され削除された動画は復元されない。
今回のYouTubeの動きは、2024年の大統領選挙に先立って、公平性を保つためにトランプ氏のアカウント凍結を解除したFacebook、Instagram、Twitterなどの動きに追随するものだ。とはいえ、トランプ氏はこれらSNSにはアカウント復旧後も投稿することはなく、自身が立ち上げたSNSであるTruth Socialだけに投稿している模様だ。
ただ、記事執筆時点で確認したところ、制限解除となったYouTubeチャンネルには「I’M BACK!」と題した11秒の短い動画が新規にアップロードされており、その再生回数は48万回を超えている。また概要欄には選挙ボランティア募集ページのURLが記されており、少なくとも他のSNSよりはこのサービスを利用するつもりのようだ。
Source: Donald.J.Trump(YouTube)
via: YouTube(Twitter)
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