トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/03/28 14:52
watchOS 9.4以降

Apple Watchから直接「アクティビティ」や「マップ」など内蔵アプリを削除可能に

多根清史
アップルは本日(3月28日)にwatchOS 9.4をリリース。そのリリースノートでは「寝ている間に誤って目覚ましアラームを消してしまうことを防止」など機能改善に言及されていた。

そこでは触れられていない機能として、Apple Watchから様々な内蔵アプリが削除できるようになったことがサポート文書で明らかにされている。

このことは、「アップル製の内蔵Appを削除する」ページが更新されて追記された情報である。ただし英語版のみで(3月27日更新)、日本版には反映されていない。

それによれば、watchOS 9.4以降では次のアプリが削除可能になったとのことだ。

・アクティビティ・水深・サイレン・探す・心拍数・マップ・ウォレット・ワークアウト・世界時計

watchOS 9.4以前は、iPhoneからアプリを削除することでのみ、Apple Watchからも削除できた。つまり両方でアプリの削除が必要であったが、最新版ではApple Watchでアクティビティやマップなどを削除しても、iPhoneにはそのまま残せるようになった。

ただしアップルは、内蔵アプリを削除すると「他のシステム機能にも影響を与える可能性がある」と警告している。たとえばApple Watchから心拍数アプリを削除すれば、高心拍数や低心拍数、不整脈や有酸素運動などの通知をヘルスケアアプリで受け取れなくなる、という具合だ。

一度削除したアプリでも、App Storeからは再インストールでき、内蔵アプリが元に戻れば無効になったシステム機能も回復するという。

アップルは純正の内蔵アプリを特別扱いしたことで全世界の規制当局から批判を集めてきたため、近年では削除できるように変更を重ねている。まず2020年のiOS 14ではヘルスケアからiTunes Storeまで幅広いアプリの削除対応し 、最新のiOS 16ベータではさらに踏み込んでいることが確認されていた。

Apple Watchでの内蔵アプリが削除できるメリットは、あまり使わないアプリを消して誤動作を減らす、残りストレージ容量を確保しやすくなる、といったところだろう。実際Apple Watch Series 3では、容量不足でアップデートできないこともあった。最近のSeries 5以降は余裕があるはずだが(Series 3の8GB/16GBに対して32GB)いざという時に役立つのかもしれない。

Source: Apple
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新

WEB