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公開日 2023/04/25 17:16
騒音は50%低減
SwitchBot、直径約25cmの“日本向け”ロボット掃除機「K10+」
編集部:平山洸太
SWITCHBOTは、世界最小というゴミ収集ステーションつきロボット掃除機「SwitchBotロボット掃除機K10+」を4月25日からMakuakeで先行予約開始する。プロジェクトの実施期間は4月25日11時から6月9日18時までとなり、集まった額に関係なくリターンを得られるAll-in方式。
参考販売価格は68,880円(以下、税込表記)だが、30名限定の超超早割では39%オフの41,800円で販売。また100名限定の超早割は35%オフの44,800円、200名限定の早割では29%オフの48,800円となる。2台セットも用意しており、こちらは30名限定の超超早割であれば、42%オフの79,420円で購入できる。またMakuake限定で、ブラシや紙パックなどのアクセサリー1年分(10,980円相当)がセットとしてプレゼントされる。
「日本人にとっての “使いやすさ” 」を追求したとするロボット掃除機。同社従来モデル「S1 Plus」から約50%の小型化を行い、直径248mmの設計を採用している。これにより、テーブルの下や椅子の脚周りなど、普段の掃除で目落としがちな場所や届きにくい場所でも清掃できるとする。
同社Head of Japan BusinessのJelly Ran氏は「欧米生まれのロボット掃除機は日本では使いづらい」と述べており、その問題を今回のモデルでは改善したという。2,500名のユーザーにアンケートしたところ、「立ち往生することがある」「隅が掃除されていない」などの意見があり、これら意見が開発のきっかけになったとのことだ。
小さくなることで、細やかに移動できるようになり、走行時の清掃カバー率が50%向上。フローリングの隙間や部屋の隅、コーナーなども掃除できるようになったとする。なお、同社Product Development Managerの北島祥氏によると、直径248mmというサイズを決めた基準として「4つ脚の丸椅子」があり、この脚の間を通れるように意識したという。
また特許取得済みの「SilenTech」技術により騒音を50%カットし、騒音レベルを50%低減した。静音モードでは騒音が45dB未満となることから、北島氏は「夜に使っても全く問題ない」とコメント。発表会の後にデモも行われたが、夜に使えるかは住環境によるものの、昼間であれば近所迷惑になることはなさそうだ。
このSilenTechだが、簡単に説明すると、吸い込む経路を最適化する技術になるという。作動時の内部では、小さな乱気流が多く生まれてしまい、これが作動音を大きくする原因であったとのこと。さらに、この流れを整えることにより、音を抑えるだけでなく吸引力の向上にも繋がったとしている。吸引力は最大2,500Pa。
本体は小型ながらもレーザーレーダーを搭載し、部屋のマッピングに対応する。アプリから清掃禁止エリアやバーチャルウォールの設定も可能だ。そのほか、温度センサーや段差検知センサー、障害物検知センサーなど、全10個のセンサーを備える。またカーペットなどについては、最大20mmまでは乗り上げることが可能。
掃除機で集めたゴミを収集するステーションの容量は4Lで、最大70日間ゴミ捨てが不要。また一般的なロボット掃除機では、ステーションに戻るたびにゴミの排出を行うが、本モデルではタイミングをアプリから時間指定することができる。排出時には音が出てしまうため、早朝や深夜に掃除機を動かしたい場合であっても、これを避けた時間に設定が行える。また収集ステーションのデザインについても、高さを低くすることで圧迫感に配慮している。
ほか、掃除機本体は水拭きにも対応しており、市販の掃除用シートを取り付けて使用する。従来のモデルでは水のタンクとモップを備えていたが、手間になってしまうことから、使い捨てできるシートを利用する方式に変更した。
余談だが、IoTデバイスを展開するSwitchBotがロボット掃除機を作る理由について、上述の北島氏は「ロボット掃除機は数あるIoT機器のうちのひとつ」と考えているためと話していた。もちろん吸引力など掃除機として重要な要素はカバーする必要があるが、「IoT機器としてみたときに、もっと進化できるのでは」という。
その例として、「加湿器に水がなくなったらロボット掃除機が足してくれる」「赤外線の機器を隣の部屋に言って操作してくれる」と北島氏は話しており、ロボット掃除機の “移動できる” という特性を生かしていきたいという。「ロボット掃除機で重要なことを実現した上で次のステップに行きたい」とのことで、早速今後のモデルにも期待したいところだ。
参考販売価格は68,880円(以下、税込表記)だが、30名限定の超超早割では39%オフの41,800円で販売。また100名限定の超早割は35%オフの44,800円、200名限定の早割では29%オフの48,800円となる。2台セットも用意しており、こちらは30名限定の超超早割であれば、42%オフの79,420円で購入できる。またMakuake限定で、ブラシや紙パックなどのアクセサリー1年分(10,980円相当)がセットとしてプレゼントされる。
「日本人にとっての “使いやすさ” 」を追求したとするロボット掃除機。同社従来モデル「S1 Plus」から約50%の小型化を行い、直径248mmの設計を採用している。これにより、テーブルの下や椅子の脚周りなど、普段の掃除で目落としがちな場所や届きにくい場所でも清掃できるとする。
同社Head of Japan BusinessのJelly Ran氏は「欧米生まれのロボット掃除機は日本では使いづらい」と述べており、その問題を今回のモデルでは改善したという。2,500名のユーザーにアンケートしたところ、「立ち往生することがある」「隅が掃除されていない」などの意見があり、これら意見が開発のきっかけになったとのことだ。
小さくなることで、細やかに移動できるようになり、走行時の清掃カバー率が50%向上。フローリングの隙間や部屋の隅、コーナーなども掃除できるようになったとする。なお、同社Product Development Managerの北島祥氏によると、直径248mmというサイズを決めた基準として「4つ脚の丸椅子」があり、この脚の間を通れるように意識したという。
また特許取得済みの「SilenTech」技術により騒音を50%カットし、騒音レベルを50%低減した。静音モードでは騒音が45dB未満となることから、北島氏は「夜に使っても全く問題ない」とコメント。発表会の後にデモも行われたが、夜に使えるかは住環境によるものの、昼間であれば近所迷惑になることはなさそうだ。
このSilenTechだが、簡単に説明すると、吸い込む経路を最適化する技術になるという。作動時の内部では、小さな乱気流が多く生まれてしまい、これが作動音を大きくする原因であったとのこと。さらに、この流れを整えることにより、音を抑えるだけでなく吸引力の向上にも繋がったとしている。吸引力は最大2,500Pa。
本体は小型ながらもレーザーレーダーを搭載し、部屋のマッピングに対応する。アプリから清掃禁止エリアやバーチャルウォールの設定も可能だ。そのほか、温度センサーや段差検知センサー、障害物検知センサーなど、全10個のセンサーを備える。またカーペットなどについては、最大20mmまでは乗り上げることが可能。
掃除機で集めたゴミを収集するステーションの容量は4Lで、最大70日間ゴミ捨てが不要。また一般的なロボット掃除機では、ステーションに戻るたびにゴミの排出を行うが、本モデルではタイミングをアプリから時間指定することができる。排出時には音が出てしまうため、早朝や深夜に掃除機を動かしたい場合であっても、これを避けた時間に設定が行える。また収集ステーションのデザインについても、高さを低くすることで圧迫感に配慮している。
ほか、掃除機本体は水拭きにも対応しており、市販の掃除用シートを取り付けて使用する。従来のモデルでは水のタンクとモップを備えていたが、手間になってしまうことから、使い捨てできるシートを利用する方式に変更した。
余談だが、IoTデバイスを展開するSwitchBotがロボット掃除機を作る理由について、上述の北島氏は「ロボット掃除機は数あるIoT機器のうちのひとつ」と考えているためと話していた。もちろん吸引力など掃除機として重要な要素はカバーする必要があるが、「IoT機器としてみたときに、もっと進化できるのでは」という。
その例として、「加湿器に水がなくなったらロボット掃除機が足してくれる」「赤外線の機器を隣の部屋に言って操作してくれる」と北島氏は話しており、ロボット掃除機の “移動できる” という特性を生かしていきたいという。「ロボット掃除機で重要なことを実現した上で次のステップに行きたい」とのことで、早速今後のモデルにも期待したいところだ。
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