トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2024/06/11 05:41
電車の中でも使えるように

Apple Vision Proがジェスチャー操作やウルトラワイドディスプレイ対応、「visionOS 2」発表

編集部:平山洸太
アップルは、ヘッドセット用OSの最初のアップデートとなる「visionOS 2」を発表した。今秋から提供開始するとしている。

Image:Apple

視覚的な奥行きが表現できる空間写真に新たな機能が追加。空間写真として撮影したデータだけではなく、ライブラリにある2D画像をもとに左右両方の目で見た状態を生成し、自然な奥行きのある空間写真を作れるようになる。

また写真アプリでSharePlayを使うことで、離れた場所にいるユーザーとパノラマ写真、空間写真、空間ビデオを一緒に体験することが可能。通話機能の空間Personaを使うことで、ユーザー同士が同じ空間にいるように感じられるとしている。

また、プロ向けの空間ビデオのワークフローが今秋に登場することも発表。キヤノンからはこれに対応する新レンズが登場する。またMac用のFinal Cut Proで編集し、visionOS用の新しいVimeoアプリで共有と視聴が行えるとしている。

加えてジェスチャーによる操作方法が強化。Apple Vision Proでは、目、手、声だけで操作できるが、新たにジェスチャーに対応することで、主要な機能をよりすばやく簡単に行えるという。

たとえば、手を上げてタップするとホームビューが展開。そこから手のひらを返すと、時刻とバッテリー残量が確認できる。またもう一度タップするとコントロールセンターが開き、通知やMac仮想ディスプレイなどの機能にアクセスできるといった具合だ。

Mac仮想ディスプレイについても新しいオプションが追加され、横並びの4Kモニター2台に匹敵するという、ウルトラワイドディスプレイが選べるように。イマーシブな状態のときでも物理的なMagic Keyboardが表示されるようになる。また、マウスにも対応する。

飛行機の中で映像などを楽しめるトラベルモードは、新たに電車に対応。通勤時間中に仕事を片付けたり、巨大なスクリーンで好きな番組を見たりできるとアピールしている。

ほか開発面では、デベロッパーがより簡単に空間アプリを作れるように、新たなフレームワークやAPIが追加。たとえば複雑な3Dアプリの同時実行を可能にする「ボリュメトリックAPI」、平面固定型のアプリをすばやく作れる「TabletopKit」、医療における外科訓練や製造装置のメンテナンスなどを想定した「エンタープライズAPI」などが用意される。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新

WEB